旅先で日常を生きてみる 〈暮らすように旅する〉という、ちょっとした選択
どんな旅のスタイルが好きですか?
「旅は非日常を楽しむもの」
ラグジュアリーなホテルに泊まって、観光地をはしごして、名物グルメを堪能する——こんなふうに思い浮かべる方も多いかもしれません。
非日常に身を委ねて、自分にご褒美をあげるような時間。
私自身、そういう旅をすることもあります。
けれど私は、そんな旅にちょっとだけ疲れてしまうことがあるのです。
リフレッシュしにきたはずなのに、予定が詰まっていて忙しない。
その国や街の「表面」しか知らずに終わってしまった気がして、少しだけ寂しい。
そんな風に感じたことがある人、いませんか?
いろんな旅をしていくなかで、私は自分にとって心地のいい旅のスタイルを見つけました。
それは「暮らすように旅する」ということ。
〈日常を体験する〉って、こんな感じ
もちろん、現地の人と全く同じ暮らしをするわけではありません。
それでも、スーパーでお惣菜を買ってみたり、パン屋さんで朝ごはんを買ったりすると、
その土地の人たちの日常に、ほんの少し触れられる気がするのです。
例えば、ジョージアに2ヶ月滞在していた時。
ローカルのパン屋さんで朝ごはんを買って、スーパーで買ったお惣菜を試してみたり、
牛乳だと思って買ったら、ケフィアという乳製品だった!なんて小さい失敗も、今となっては良き旅の思い出です。
あるときは、フランスに1週間滞在したとき。
近くのカフェでホットチョコレートを買って、公園や川辺でピクニック。
ただぼーっとしたり、読書してみたり。
そんな時間の中に、その町の人々の日常の楽しみ方や営みが見えてきた気がしました。
〈暮らすような旅〉のいいところ
毎日観光しなくてもいいから、疲れない
スケジュールに縛られることなく、観光だって毎日しない。
むしろいつも通りの日常を旅先で送ること。
とてもリラックスして過ごせます。
その土地の人の日常に触れられる
ローカルの方が使うスーパー、食堂、カフェ、休日の楽しみ方を通して、
自分のこれまでの生活との違いを面白がったり、取り込んだり。
たくさんの気づきがあります。
自分は何が大切で何が好きなのか思い出せる
自分とこれまで縁のなかった土地で、自分のペースで日常を送っていると
どの場所に行っても私はこれが好きなんだな、これが譲れないんだなと
自分の解像度が上がってきます。
あってないようなスケジュール
暮らすような旅では、あえてスケジュールを詰め込みません。
いつも通りの生活の延長にする感じ。
朝、少し仕事を片付けて、昼ごはんは近くの食堂へ。
天気がよかったら、そのままお散歩して、スーパーで買い物。
午後は部屋に戻ってまた少し作業。
夜は買ってきた食材で簡単な晩ごはん。
そんな毎日を繰り返して、週末にちょっと遠出したり観光したりしてみる。
このくらいの緩さが、私にはちょうどいいのです。
〈暮らすような旅〉は誰にでもできる?
理想は1ヶ月以上、少なくとも1、2週間滞在できれば、暮らすように過ごすことができると思います。
「そんなに長い休み取れないよ!」という方も多いと思います。
でも、もし人生で「経験」に投資したいと思ったら、
そんな旅ができるタイミングや環境を作ってみるのもひとつの選択肢かもしれません。
たとえば・・・
フルリモートで働ける場所を選ばない仕事にチャレンジしてみる
キャリアの中でギャップイヤーをつくってみる
ゲストハウスのフリーアコモデーションに挑戦してみる
リゾートバイトで知らない土地に住んでみる
自分で旅先で仕事を生み出してみる
これまで出会った方々はこのような形で体現されていたように思います。
私自身もこの中のいくつかを経験してきました。
どんな風に過ごしていたのかは、また別の記事で少しずつ紹介できたらと思います。
おわりに
旅先での日常を生きてみる、暮らすような旅という選択肢は、
今の生き方をちょっと楽にしてくれるかもしれません。
暮らすように旅することは、特別な時間を演出するのではなく、
自分の日常の延長を異郷の地で過ごすこと。
人生の「正解」や「常識」と言われることから少し距離を取ることで、
自分自身の心地よさってなんだったのか気づける旅になる気がしています。
もし今、ちょっとだけ疲れていたり、
自分のペースを見失いそうになっていたら——
暮らすように旅する、という選択肢を思い出してみてください。
▼「キャリアの中でギャップイヤーをつくってみる」の実体験です。
立ち止まることは、悪いことなのでしょうか?
気になる方はぜひこちらもどうぞ。
▼「フルリモートで働ける場所を選ばない仕事にチャレンジしてみる」の実体験です。
場所を選ばないワークスタイルは、どんな日常を体験できるのか。
よろしければ読んでみてください。
