働くってもっと自由でよかった!ゲストハウスでフリアコという選択 | 心地よく生きたい人のひとりごと
こんにちは、あるいは、はじめまして
ぷみです。
「心地よく生きるには」をテーマに
日々の気づきを綴る連載を投稿しています。
連載を始めた理由はこちら。
今回の『心地よく生きたい人のひとりごと』
連載のテーマは
「働き方の模索」です。
タイトルにある
「フリアコ」という言葉
聞き馴染みがないかもしれません。
「フリアコ」は
フリーアコモデーションの略で
ゲストハウスなどの宿泊施設で
滞在する代わりにお手伝いをする仕組みです。
ボランティアのようなちょっと変わった制度です。
キャリアに悩んで過ごしていた時に
フリアコに出会い、その経験を通して
たくさんの生き方のヒントを得ることができました。
私の経験談をシェアすることで
働き方や生き方に悩んでいる誰かに
ひとつの選択として届いたら嬉しいです。
フリーアコモデーションとは
どんな内容なのか
宿泊施設によって差はあるものの
大まかには以下3つがお手伝い業務になっていることが多いです。
ベッドメイキング
シーツおよび枕カバーの張り替え、洗濯清掃業務
ドミトリーやコモンスペース、バスルーム、トイレの掃除ゲスト対応
チェックイン/アウト、館内説明、交流など
外国語対応がある場合も
私がいたゲストハウスでは
やりたいこと、挑戦したいことにウェルカムで
英語でのチェックイン対応や広報用の画像作成など
様々な業務を担当させてもらいました。
やってみたいけど実務経験がないという場合
フリアコは挑戦しやすい環境だと思います。
フリアコ中の過ごし方
一般的に業務時間は
1日3〜4時間が多いようです。
残りの時間は自由に使えるので
観光したり
アルバイトやフリーランスの仕事をしたり
就職活動したり
好きなように過ごしていました。
現金収入ではないですが
宿泊費と相殺してもらう形なので
実質宿泊費分の収入があるような状態になります。
新しい環境に行って挑戦したいけれど貯金が少ない・・・
フリーランス駆け出しだけど収入が安定しない・・・
そんな時に家賃分が賄えるので大変助かります。
旅人や地域の方との出会いも多い環境ではあるので
仕事につながる情報を得る可能性もあります。
(ゲストハウスのコンセプトが交流型の場合や本人次第ではありますが)
注意したいところ
住み込みになるので
勤務時間や仕事範囲が曖昧になることも。
交流型ゲストハウスであれば
業務外でゲストと交流なども発生します。
自分でいい塩梅に割り切ったり
オーナーに相談したりするのが良いと思います。
おすすめなところ
ゲストハウスに集まる人たちは
旅人のほか、地域の方、外国人スタッフと多種多様で
たくさんの出会いに恵まれます。
また、数週間から数ヶ月の間、
引っ越ししなくても新しい土地で暮らすような経験ができるのも魅力です。
〈暮らすように旅する〉を体現できるひとつの方法でもあります。
私にとってのフリアコ経験
ここからは
私個人のフリアコ経験談
その時の感情や気づきなど書き記したいと思います。
楽しいという感情と自信を取り戻せた場所
前職で自信を失っていた私にとって
回復するためのスモールステップとして
フリアコはとてもありがたい経験でした。
前職が比較的大きな企業だったので
ゲストハウスというミニマムな組織での生活は
新鮮でのびのびと過ごすことができました。
一番はプレッシャーが少なかったこと。
前職では責任感を過度に持ち過ぎていました。
ゲストハウスのオーナーは
いいと思ったことはすぐやってみようといった感じの方で
その方針や近い距離感のおかげで
自分のやりたい、挑戦したいことを伝えやすく
気持ちを楽にして取り組むことができました。
特に自分にとって心に残っていることは
SNSでの広報活動に携わらせてもらえたことで、
その経験は私にとってある種救いでもありました。
私は「書くこと」「伝えること」を仕事にしたいと
ずっと思っていたのですが
うまく仕事に結びつけることができていませんでした。
(今もですが・・・)
ゲストハウス勤務中に
系列のシェアハウスのブランディングを変えるということで
SNS広報用にコンセプト決めや
写真の選定や画像と文章の作成を担当させてもらいました。
その業務に関われたことで
とても大事な感情を思い出すことができました。
「仕事が楽しい・・・!」
シェアハウスとその街の暮らしを好きになって
心から素敵!誰かに伝えたい!と思ったことを
同じ熱量を持った人と共鳴して
自分の言葉、アウトプットで伝えることができる。
久しぶりに心の奥からのワクワクを感じる
楽しい仕事に出会えたと感じました。
私はまだ楽しんで頑張ることができる、
こんなふうに思える仕事を少しでも多くチャンスを掴みたい。
再起の気持ちを持つことができたのです。
そしてもうひとつ、
大事な感情、
これまでやってきたことや選択は
今に生かすことができるという自信。
ゲストハウスに勤務する前
自分の働き方を見直すために海外に行ったり
フリーランスの人と交流してみたり
職業訓練で勉強してみたかった領域の1つを学んでみたり
色々なことをして模索していました。
職業訓練が終わり
仕事を探さなければならない状況に。
キャリコンの方に相談しているうちに
仕事に対しての恐れを
全く払拭できていなかったことに気づきました。
当時の私のキャリアだと
そのキャリアで評価する企業がたくさんありました。
うまくやれた自信のない業界のキャリアを評価され
それをまた求められる。
私にとってそれは
プレッシャーでしかありませんでした。
キャリコンの方が
私に「プロボノ」という言葉を教えてくれました。
仕事や給料と関係なく
自分の能力を使うのが良いのではないかと。
「プロボノ」とは
職業上のスキルや経験を活かして取り組む
社会貢献活動のこと。
能力を活かせてあなたに合う場所は
その業界だけではなくて
まだ出会ってない場所にきっとあるから
ゆっくり焦らず探していければいい。
そう声をかけてくれました。
たまたまではありますが
正社員に戻って働くという選択をするかわりに
ゲストハウスでフリアコする働き方を選び
まさに「プロボノ」のような形での就労を経験して
英語力
ディレクションの経験
ビジネスマナーなどなど
これまで得てきた経験を
別の環境で生かせた小さな成功体験になりました。
特に英語力。
外国で働く目標があるのですが
外国人のゲストさんと話していく中で
「あなたの英語は日本で出会ったどの日本人よりも上手だね」
「外国で仕事に挑戦できるレベルだよ」
「あなたの英語はわかりやすい」
など客観的な意見をたくさんもらえたことは
大変自信につながりました。
出会った人から学ぶ、正解のない生き方
自分が経験したこと以外は
なかなか想像できないもので
それまで正社員として激務業界の企業勤めの経験のみ
そんな私は疲弊していた時
この生活があと何年続くのだろうかと
絶望した時がありました。
でもそんなことはないんですよね。
生き方、働き方って十人十色で無限にある。
ゲストハウスで出会った方から
様々な仕事の仕方や選択肢があることを学びました。
例えば
半分カメラマン、半分バイトやフリアコ
そんな感じで収入を始めから分散して生きてる人
住む場所が人生の優先事項で
その場その場で仕事を変える人
すぐ新しいことに挑戦したり
住む場所を変えたりできるように
雇用形態をわざと正社員にしない人
好きなことを続けるために仕事をしてる人
好きなことを続けるために仕事を生み出している人
他にも
副業として本業とは別に
一生懸命チャレンジしている人に出会えたのも大きかった。
とはいえ、全部鵜呑みにする訳ではなく
エッセンスを取り入れたり
この働き方、生き方はあんまり好きじゃないと思ったり
いろんな生き方や選択を聞くことで
どんどん自分のやりたい方向が研ぎ澄まされていく感じです。
そして
さらに気づくことができて良かったのは
好きなことや、やりたいことは
世の中の需要があるないに関わらず
それが仕事として成立するしないに関わらず
形にしていいこと。
当たり前なんだけど、
気づくことができなかった。
実際にやってる方の姿を見たから
実感を持って知ることができました。
おわりに
正解のない生き方を、私もまだまだ模索中です。
フリアコという選択は、
そんな曖昧な人生の最中に
たくさんの出会いと前に進む力をくれたきっかけになりました。
こんなふうに寄り道したっていい。
私の経験を通して
自分らしい生き方を選ぶ後押しになっていたら幸いです。
