軍師の流儀 第151話 読めぬ膳
二つ増えた膳の上で、信流の器が静かに光っていた。
黒田長政と竹中重門。
二人の軍師の子が運んできた器を前に、秀頼は「信」という名の意味を問い始める。
信は、蔵に納めて守るものなのか。
それとも、人から人へ流れて初めて道になるものなのか。
名のない死者まで、その流れの中にいる。
朝餉の席で交わされる言葉が、豊臣家の次の問いを静かに浮かび上がらせる一話。
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