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「のんびりさんなだけ」と思いたかった 〜娘がASDの診断にいたるまで【その①】〜

4ヶ月健診までは、順調そのもの。

小柄で生まれたため、
体重が発育曲線の下限スレスレであることと、
母の私に似て薄毛なこと以外は(笑)、
ほとんど心配もなく、よく飲みよく寝る、
あまり手のかからない天使のような子でした。

違和感を感じ始めたのは6ヶ月を過ぎた辺りから。
周囲の子たちが続々と、お座りやハイハイなどを成功させていく中、
娘は待てど暮らせどなかなかやろうとしない。
その頃から私の中に、少し不安が付きまとうようになりました。

1歳を迎えても、ずり這いとつかまり立ちまで。
発語も「バイバイ」のみ。
1歳4ヶ月でようやく歩けるようになり、少しホッとしたものの、意味のある発語はゼロ。
一時はよく言ってくれた「バイバイ」も全く言わなくなっていました。
当然、1歳半健診でも「要観察」判定。

焦り始めた私は、夜な夜な検索魔に。
「1歳半健診 要観察 大丈夫」
「1歳半 発語なし 指差しあり」
そんな組み合わせで調べると、必ず出てくる単語が
「発達障害」「自閉症」の二つ。


ここからの私は、娘の“そんなはずない探し”を始めます。


「娘は核家族でひとりっ子だから」
「人との接点がみんなより少ないから」

また、周囲の人たちからの、

「そんな風に見えないよ」
「うちの子もそうだったけど、今は大丈夫だよ」
「のんびりさんなだけだよ」

といった言葉で自分を鼓舞し、
ひそかに「要観察返上プロジェクト」がスタートしました。

トランポリンやアスレチックが成長に良いと聞いたら、フリーパスまで買って遊び場に通い詰め、

「言葉のシャワーを浴びさせなさい」と聞いたら、
子育て支援センターで子供たちと触れ合わせたり、
実家の母に頼み込んで、毎週娘と触れ合う時間を取ってもらったり、

また“発語うながし系”の育児書を読み込んで、
「1日10回爆笑させる」を心がけたり…

娘の未来を信じたくて、
その時できることは、もう本当に、
なんでもやりました。
(全て、子どもの発育には良いとされることです)


そして、私はのちに気がつくのです。
“努力”だけではどうにもならない領域があるということに……。


🌱このお話は「娘がASDの診断にいたるまで」シリーズの一つです。
マガジンに4本まとめていますので、続きもぜひ読んでみてください🕊

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