Fujitsu Technology Update開催!富士通の最新技術・研究戦略を発表
こんにちは!富士通広報note編集部です。
2025年12月2日(火)、富士通は報道関係者や投資家・アナリスト向けに技術・研究戦略を発表するFujitsu Technology Updateを開催し、プレゼンテーションとデモンストレーション展示を行いました。

富士通 執行役員常務 富士通研究所長 岡本 青史(左)
このnote記事では、デモンストレーション展示のご紹介に続き、プレゼンテーションで発表されたテクノロジー戦略と研究戦略の概略をお伝えします!Fujitsu Technology Updateで発信したプレゼンテーションのより詳しい内容は、富士通公式サイト「ソブリン基盤」のための国産技術をフルスタックで開発していく | 富士通 に公開しています。説明会当日の動画と合わせて、ぜひご覧ください!
技術・研究戦略、 Sovereign Platformのフルスタック開発
説明会では、富士通 執行役員副社長 CTO システムプラットフォーム担当のマハジャン 、富士通 執行役員常務 富士通研究所長の岡本が登壇。
まずはじめに、マハジャンは、技術・研究戦略として、Sovereign Platformをコンピューティングからネットワーク、ソフトウェアまでフルスタックで開発していくことを発表しました。国や企業が主権を持って構築・運用できるSovereign Platformは、経済安全保障や地政学リスク、サイバー攻撃など多様な外的脅威に対応し、AI基盤やデータの運用管理を自国・自社で行うことを可能にします。

ヴィヴェック マハジャン
5 Key Technology Areasの技術融合と新研究領域の開拓
次に、富士通研究所長の岡本から、「AI、コンピューティング、データ&セキュリティ、ネットワーク、コンバージングテクノロジーの5つの重点技術領域を強化し、AIを軸とした技術融合によって新たな価値を創出することが大きな研究戦略であり、さらに、中長期のテクノロジートレンドを踏まえて、新しい研究領域であるフィジカルAI、宇宙、防衛・次世代通信の分野を開拓する」とメッセージを発信しました。

AI研究においては、エンタープライズ向け生成AIのTakane、AIプラットフォームのFujitsu Kozuchiの研究開発を進め、ソブリンAIのための強い技術を作っていくとし、既存のLLMが抱える課題解決のために、Takaneに搭載された生成AI再構築技術(量子化、特化型AI蒸留)を開発したことにも言及しました。
また、昨今社会問題化している生成AIのデジタルフェイク対策に関する技術研究を強化し、偽・誤情報や新たなAIリスクに対応する国際コンソーシアム「Frontria」を創立したことや、富士通独自の高速因果探索手法により企業が目的を実現するための効果的な施策を提示する因果AI、企業をまたがるサプライチェーンを最適に運用するマルチAIエージェント連携技術など、AI研究のアップデートを示しました。
さらに新たな研究領域としてフィジカルAI、宇宙、防衛・次世代通信を開拓すると述べ、フィジカルAIでは、人とロボットの相互作用を予測できる空間World Model技術を発表。説明会同日には、「人とロボットが共存・協働する未来を拓く 空間World Model技術を開発」というプレスリリースも公開しています。
富士通が追求する技術の真髄、そしてそれが生み出す社会価値。広報noteでは、その深淵をこれからも掘り下げ、開発者の想いと共に未来のビジョンをお伝えします。次回のnoteにもぜひご期待ください!
【関連リンク】
・AIの活用により、10万原子超からなる全固体電池界面構造の高精度・長時間分子動力学シミュレーションを実現
・企業をまたがるサプライチェーンを最適に運用するマルチAIエージェント連携技術を開発し、実証実験を開始
・偽・誤情報や新たなAIリスクに対応する国際コンソーシアム「Frontria」を創立
・人とロボットが共存・協働する未来を拓く 空間World Model技術を開発

