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誰よりも文学フリマを愛してる

#わたしの偏愛

どうも文学フリマ狂です。
僕はね、文学フリマというイベントが大好きなんですよ。どうにかしてこの魅力を伝えたいので溢れんばかりの愛を込めて語ります。


(知らない人のために…)

■ 文学フリマとは
作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を直接販売する、参加型・体験型の文学作品展示即売会。
小説、エッセイ、詩歌、評論、ZINEなど多彩なジャンルが揃い、プロ・アマ問わず出店。読者と作者が直接交流できる場として、全国で定期開催されている。

要は『自分で作った本を売れるイベント』ですよーってことっすね。僕はこの文学フリマが大好きなのである。
これまで全国6ヵ所(京都、広島、東京、札幌、大阪、福岡)を回り、通算10回以上出店している。

自分で設定した締め切りにヒィヒィ言うし、
自分の書く物が本当におもしろいのか自問自答しちゃうし、
会場の人混みは苦手だし、
1日で数百人の人に目の前を素通りされるし、
交通費で収支マイナスになる回のが多いし、
何よりめちゃくちゃ疲れるし。

大変なことやつらいことを挙げるとキリがない。

でも、何度も出たくなる。
それは、やっぱり好きだから。
結局、全てを総合すると「楽しい」が勝つから。

というわけでね、好きなとこを5つに絞ったのでちょっとだけ語らせて。


📚🙋‍♂️


ここには自由がある

僕は普段エッセイや日記を書いている。といっても大きな賞も獲ってないし執筆依頼も受けたことない野良の物書きだ。趣味の領域を出れてないこんな人間でも一丁前に創作意欲だけは持ち合わせてるから厄介。


暴走する自我。
溢れ出る感情。
表現者への憧憬。
感想への渇望。

持て余したこの炎のようなものをさあどうしよう、と困ってるときに両手を広げて迎えてくれた場所が文学フリマなのである。全てを許容してくれるような懐の深さがあって助かる!!!

自分が文学だと信じる物なら基本何を作ってもいいので、よほど過激なことをしない限り大体の作品が受け入れられる。(もちろん売れるかどうかは別問題)


この自由がいいんだ。好きなものを好きなように書けるという点では商業出版よりも楽しいんじゃないか?と思う。現にプロの作家さんも個人でZINE(本)を作って出店していることが多い。


僕は、誰にも理解されないゆるせない話を詰め込んだ本とか、noteへの愛を込めた本とか、リアルな日常を素直に綴った日記本とかを書いたりしている。


「テニスの点数の入り方がキモい」とか「読書インフルエンサーって何だよ」とか「人から可愛いと言われてそんな事ないですよーって返す奴は悪人」とか好き勝手言ってます。

誰かを傷つける可能性はあるけどどうしても言いたいこととかを誰にも邪魔されずに書けるのが猛烈に楽しい!


気付けば9作品になりました


あなたに会いに行ってんだ

先述の通り僕は野良の物書きではあるけど、今まで1000部以上の本を売ってきた。

まだまだ未熟だけど、作品を作るときは「これはおもしろい!!」と自信を持って届けてる。
すると僕の文章を好きだと言ってくれる人が少しずつ増えてきた。

「見つけてくれてありがとう」っていつも思う。

会場でたまたま目にして、手に取って、感性が合って一気に3種類買ってくれる人とかいる。


もう、無理。最高。
大好き。ありがたすぎ。

自分の思いを込めて作ったもので笑ってくれて、お金を出して買ってくれること。それを自分の手で渡して目を見てお礼を言えること。

この一連の流れがとっても幸せ!!
心の中に爽やかな風が吹いて20°くらいの穏やかな日差しが降り注いで桜が満開になるくらいの幸福感。

だから毎回、買ってくれた人との全てを覚えていたくてメモに書き残したりもしてます。

『メガネのお兄さん』とか『キャップが似合ってるおねえさん』とか最低限の特徴の時もあれば、
会話した内容を残す時もあれば、名前がわかる方は名前も残す。それでも少しずつ忘れていってしまうのが悲しい。


とにかく!


わざわざ時間とお金を使って僕の本を手にしてくれたあなたのことが大好きだ!!
本当にありがとう。
あなたにいいことが起きまくりますように!!

SNSでもらった感想は全部スクショしてます!落ち込んだ時や迷子になった時に見返してめちゃくちゃ救われてます!


何回も出店してるのリピーターさんができる。地方に行って再会したりすると、おこがましいけど、アーティストが地方でLIVEするときってこんな感覚なのかなと思ったりする。


兎にも角にも、あなたに会いに行ってんだ。


『買う』と『売る』で、2度美味しい

さて、売る側の魅力はお伝えした。
僕のこだわりはさらに続く。
今度は自分がお客さんにもなるのだ。

たくさんの魅力的な書き手がいるので事前の告知やWebカタログをチェックしておく。そして出店の合間を縫って猛烈なスピードで買い回る。

著者から直接作品をいただけるのはありがたい。「あ、この人はこんな雰囲気なんだ」と密かに思いながら受け取る。


出店者の数だけ人生がある。
本の数だけ思い出がある。
ページの数だけ景色がある。


あーー愛しいね!!

みんなそれぞれ頑張って生きてきたんだ。
本を通じて頑張りとか喜びとか苦しみとかをお裾分けしてもらってる感じがある。

中でも個人的にアツいのが日記というジャンルだ。日記だから当然起きた出来事を書くんだけど、何を見て、何を感じて、何を考えたか。そして何を書くかというところに実は猛烈に人柄が出る。言うなれば圧縮された人生。濃い。

日記を1冊読むともう他人とは思えなくなる。だから勝手ながら著書の人とは友達以上親友未満くらいな気持ちになっている。確実にひとつのコミュニケーションの形だと言える。

 
というわけで文フリに出れば必ずいい作品と出会えるので、最悪自分の本の売り上げが悪くても「いい物買えたしなー」とお客さんとしての楽しみ部分を拡張して心の幸福度を上げる。


買うと売る、
1回で2度美味しいのってありがたすぎる。



ちなみに2〜3年でコツコツ集めた宝物がこちら。

※これは文庫サイズの本だけなので実際はもっとあります。


試行錯誤が楽しくて

出店するとなると実はやることが事が多い。

まず出ると決意する

申し込む

出店料を払う

締め切りを設定する

作品を書き上げる

製本する(自作もしくは印刷所に入稿)

ブース設営準備(配置、値札、ポスター見本、おつりの用意など…)

SNSなどで事前の告知

当日、設営。対面販売。

撤収

反省

大体この流れ。
もうこれひとつのプロジェクトでしょう。

文フリに出るようになってからビジネス戦闘力がちょっと上がった気がするもん。タスクを洗い出して逆算してスケジュールを立てる。メンタルの管理もしながら地道に作業を積み重ねていく。


特にブースの見せ方は試行錯誤の連続。
自分なりの味を出しつついかに見やすくするか。考えて毎回微調整をしながら反応を見る。

この部分も楽しみながらかつストイックにやってるので割といいブースになってきた。

最初がこれ。

迫力がないし、何の本かよくわからないし、こじんまりしている。良い点はスウェットがかわいいってとこくらいだ。

回数を重ねると

わかりやすさと見やすさを追求。とにかくとっかかりを作るために「あっ」とか書いた回もある。これのおかげで東京ビッグサイトの中で3000ブースの中から見つけてもらえたりもした。試作がハマった快感は計り知れない。

最近はこんな感じで安定してきた


オリジナルのTシャツなんか作っちゃったりなんかして。服装も込みでブースを魅せたい。

存在の証明。運命に抵抗。


AIには無理なことだらけ

ここ最近の自分のテーマが『AIにできない事をする』である。

自分の足で移動して人に会いに行く。
手渡しで作品を届ける。
全国に人と人の繋がりを作る。
対面でお話をする。

これって全部、AIには無理なことじゃないですか!?

温度がある。人間味があることだから淘汰されないし、むしろ価値が高まり続ける気がするんですよ。僕たちがやる意義のあることだ。

可能な限りライフワークとして続けていきたい。



どうでしょう?
伝わったかな。

もしあなたが少しでも文学フリマに興味があるなら来て損はないはずです。

そしてそして、この記事きっかけで僕の元に来てくれちゃったりなんかしちゃったら、嬉しさで飛び跳ねてしまうかも。

いつかどこかであなたとお会いできたら嬉しいです!



無名の個人が本を500部届けるまでの魂の記録はこちら
⬇︎



いつか、文フリへの愛を記事にしたいと思いつつもなかなか着手できずにいた。

でも今回は『無職』さんの開催したコンテストをきっかけに行動に移せました。めっちゃありがとうございます!

詳細はこちら
⬇︎


ちなみに無職さんのnoteメンバーシップおもろいからおすすめです。記事が読めるのに加えてメンバー同士の交流が楽しいっす。みんな優しくて楽しい人たち。これも人間味あるよなぁと思う。

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