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信用をお金に変えるのが怖かった。でも、出版とクラファンの輪郭が少し見えた日

平日の昼間に、こんなに大事な話をしているのに、
あとから振り返ると、ぼくの頭に残っているのは
「写真、撮ればよかったなあ」ということだったりします。

でも、たぶんそういう日って、ありますよね笑

その場にいることに夢中で、
記録するより、ちゃんと受け取りたくなる日。

先日、そんな一日がありました。

足立で、出版の話をした


先日、センジュ出版が管理する、足立区千住の表現と発信のコミュニティスペース「空中階」でミーティングがありました。

平日の昼間。
今、自分が暮らしている足立区で、本のこと、届け方のこと、その先にある人とのつながりのことを話せたのが、なんだかうれしかったです。

しかも今回は、出版社ブックダムの菊池社長が、わざわざぼくの住んでいる場所の近くまで足を運んでくれての対面ミーティング。普段は、オンラインで定期的に出版ミーティングを行なっています。

オンラインで済ませることもできる時代に、わざわざ来てくれる。
会って、表情を見ながら話してくれる。

そのこと自体に、すでに気持ちが入っている感じがしている。
ぼくはそういうのに、やっぱり弱いです。。笑
ありがたいなあと、素直に思いました。

そして、今住んでいる足立で活動を応援してくれている
舎人ライナーノーツやGachi Adachi Clubを手がける大島さんも一緒にいてくれました。

大島さんが手掛けてくれた記事↓

自分の暮らしている地域で、
自分の活動を見てくれている人がいて、
その人たちと「本をどう届けるか」という話ができる。

自分にとってはけっこう特別なことです。

本を書くことは、どうしても一人の作業に見える。
でも、本を届ける段階になると、急に「人」がふえてくる。

応援してくれる人。
助けてくれる人。
一緒に考えてくれる人。
背中を押してくれる人。

先日のミーティングは、まさにそれらの人に想いを馳せる時間でもありました。

クラウドファンディングという手段


今回は、クラウドファンディングの話をしました。

本をどう届けるか。
ただ出版するだけじゃなくて、
本が必要な人に、ちゃんと届くにはどうしたらいいか。

その手段として、クラウドファンディングがあるんじゃないか。
そんな話になりました。

CAMPFIREを使ったクラファンの立ち上げ支援もしていただけることになって。感謝感謝です。。。(TT)

一人で手探りで始めるのと、
伴走してくれる人がいるのとでは、安心感が全然ちがいます。

ぼくは、こういうときに
「自分は本当に人に恵まれているな」と思います。

同時に、だからこそ、ちゃんと応えたいとも思うんです。

ただ。
ここで、ぼくの中にずっと残っていた感情があります。

それは、
クラウドファンディングに、どこか抵抗があることでした。

どうしても拭えなかった気持ち


頭ではわかっています。

クラウドファンディングは、
お金を集めるだけの仕組みじゃない。
想いのある挑戦に対して、共感した人が参加する仕組みでもある。

それは理解しているつもりでした。

実際、キャンプファイヤーの家入さんの本も読みました。
いろんな人たちのクラファンのページも読みました。
そして、自分でも実際に応援してみました。

でも、それでもなお、
ぼくの中には、どうしても拭えない感覚がありました。

それは、
これまで積み重ねてきた信用を、お金に変えるような気がしてしまうこと

「応援してください」
「力を貸してください」
「この本を一緒に届けてください」

そういう呼びかけそのものが悪いわけではない。
むしろ、とても自然なことだとも思います。

でも、ぼくの中では、
その声かけがときどき、
「今まで出会ってくれた人たちとの関係を、お金という形に変換してしまうこと」に見えてしまう。

そこに引っかかっていたんです。

信用に値する人でありたい。
でも、信用を切り売りする人にはなりたくない。

その間で、
なんだかうまくことばにできない違和感を抱えていました。

ランチの地魚定食と、大事なひと言


ミーティングのあと、
大島さんと近くの食堂でランチをしました。

和ごゞろわわわ』というお店です。

こっちはちゃんと写真撮るんかいっ

地魚定食がとてもおいしかった。とてもおすすめです!!

ミーティングの場で話していたことが、
ごはんを食べながらだと、少しやわらかく話せることがありますよね。

そこでぼくは、
クラウドファンディングに対して感じている不安を、そのまま大島さんに吐き出してみました。


信用をお金に変えるみたいで、
どこか抵抗があること。


応援してもらうこと自体はありがたいのに、
そのありがたさを、うまく受け取れない自分がいること。


そんな話をしたときに、
大島さんが言ってくれたことばが、すごく残りました。

「本を通じて、応援してくれた人に、応援してよかったと思えるものを書けばいいんだよ」


ほんとにそうだなと思いました。

自分が怖がっていたのは、
「応援されること」そのものではなくて、
応援に見合うものを返せるのか、ということだったのかもしれません。

それって、裏を返せば、
やることはシンプル。

ちゃんと書くこと。
ちゃんと届けること。
応援してくれた人が、“この本に出会えてよかった”と思えるものにすること。

そこに向かって、徹底的に、誠実にやるしかない。

そう思えたら、肩の力が抜けました。

今回のクラウドファンディングは、
ぼくにとって、信用をお金に変えることではなくて、想いを込めてつくる本を、必要な人に届けるための手段なんだと。

まだ完全に迷いが消えたわけではありません。
でも、先日のこのひと言で、
少なくとも進む方向は見えた気がしました。

写真を撮り忘れるくらい、
ちゃんと心が動いた日だったんだと思います。

ここから先は、具体的なこれからの動きを書いていきます。
ミーティングの備忘録的に、ぼく自身のネクストアクションを綴っていこうと思います。

クラファンを始めようと思ったとき、最初にやるべきこと


あらためて思ったのは、
クラウドファンディングを始めようと思ったときに、
最初にやるべきことは、ページを整えることでも、リターンを考えることでもない、ということです。

もちろんそれも大事です。
でも、その前に必要なのは、「自分は何を届けたいのか」を、自分のことばで言える状態になることだと思いました。

どんな本なのか。
なぜ今なのか。
誰に届けたいのか。
その本が世の中に出ることで、何が少し変わるのか。

ここが曖昧なまま走り出すと、
たぶんクラファンのページは書けても、
人の心には届きにくい。

逆に言えば、ここが言語化できていれば、
ページの文章も、発信の仕方も、お願いの仕方も、ぶれにくくなる気がします。

そしてもうひとつ。

「応援してほしい」より先に、

「応援してよかったと思ってもらえるものをつくる」

という覚悟を持つこと。

ぼくはたぶん、ここが腹落ちしていなかったんですよね。

だから抵抗があった。
でも先日、その抵抗の正体が見えたことで、
やっとスタートラインに立てた気がしています。

これから、ぼくがやろうと思っていること


じゃあ、これから何をするのか。

まずは、


この本の輪郭を、もっとクリアにしていくこと。

届けたい相手を、もっと具体的に考える。
この本で渡したいものを、もっと明確にする。
そして、それが伝わることばを、ちゃんと磨いていく。

それから、
たくさんの人に会うこと。

先日のミーティングでも教えてもらったけれど、
今の自分に必要なのは、やっぱり人と会うことなんだと思います。

会って、話して、反応をもらって、
自分の中の解像度を上げていく。

本を書くことは一人でできる。
でも、本を届けることは、一人ではできない。

だからこそ、
出会い直していきたいなと思っています。

そして最後に、いちばん大事なのはやっぱり、
地道に、実直に、書き続けること。

応援してくれる人に、
「待っていてよかった」と思ってもらえるように。

完成したときに、
「この本を応援できてよかった」と思ってもらえるように。

そんな一冊に近づけるために、
また机に向かおうと思います。

この出版までの道のりも、
たぶん本そのものと同じくらい、
ぼくにとって大事な時間になる気がしています。

また少しずつ、ここでも書いていきますね!

クラファン、6/19(金)スタート!


長々と、ここまでの自分の葛藤を読んでくれてありがとうございました。。
出版に向けたクラウドファンディングはいよいよ6/19(金)スタートの予定です。

とにかく頑張りますので、応援していただけると嬉しいです。
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