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兄弟間での能力差にどう向き合うべきか

兄弟で同じように育てているつもりでも、「できること」や「伸び方」に差が出ることは珍しくありません。
むしろ、それは自然なことです。

我が家も4人の子どもがいますが、それぞれ得意なことも、苦手なことも全く違います。
運動が得意な子もいれば、じっくり考えることが得意な子もいます。
同じ環境で育っていても、こうした違いは必ず出てきます。

では、この「差」にどう向き合うべきなのでしょうか。

まず大前提として、兄弟間での比較は、子どもにとって大きな負担になりやすいという点は押さえておく必要があります。
「お兄ちゃんはできるのに」
「弟はすぐできたよ」
といった言葉は、やる気を引き出すどころか、自信を削る方向に働くことが多いです。

子どもは、自分の中での成長を感じたときに前向きになります。
他人との比較ではなく、
「昨日よりできた」
「前より少しうまくなった」
といった実感が、次の行動につながっていきます。

そのため親として意識したいのは、
「兄弟の中でどうか」ではなく、
「その子自身がどう変わっているか」に目を向けることです。

例えば同じ練習でも、ある子はすぐにできるかもしれませんし、別の子は時間がかかるかもしれません。
しかし、時間がかかる子が悪いわけではありません。
むしろ、試行錯誤を重ねる経験は、その子にとって大きな財産になります。

もう一つ大切なのは、
「評価の軸を揃えないこと」です。

同じ結果でも、その子にとっての意味は違います。
簡単にできた子と、努力してできた子では、価値は同じではありません。

結果だけを見ると差が目立ってしまいます。
だからこそ、親が意識的に「過程」や「取り組み方」に目を向けて声をかける必要があります。

そしてもう一点、見落とされがちなのが「役割」の考え方です。

兄弟の中で自然と役割は分かれていきます。
リーダータイプの子、支えるのが得意な子、マイペースに進む子。
それぞれが違う役割を持つことで、家庭のバランスは保たれていきます。

全員が同じ方向で優れている必要はありませんし、むしろ違いがあるからこそ良い関係が生まれることも多いと感じています。

兄弟間の能力差は、なくすものではなく、理解するものだと思います。
そして、その違いをどう活かすかが、親の関わり方のポイントになります。

一人ひとりを別の個性として見て、その子なりの成長を丁寧に拾っていく。その積み重ねが、結果的に子どもたちの自信につながっていくのではないでしょうか。

私自身もまだ試行錯誤の途中ですが、「比べないこと」と「その子を見ること」だけは、これからも大切にしていきたいと思っています。

👇子どもをサポートするときに役立つ「タイプ診断」について興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。


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