子どもに「やる気がない」と感じたときに知りたい、『本当の理由』
子どもが習い事やスポーツで「やる気がない」と感じる時、本当にやる気がないのでしょうか。
4人の子どもを育てていると、
「最近やる気がない」
「前は楽しそうだったのに」
と感じる場面が何度もあります。
サッカーやバスケのコーチとして子どもたちと関わる中でも、やる気がないように見える子どもたちには、実は別の理由が隠れていることが多いと感じています。
親としては、せっかく始めた習い事なら前向きに頑張ってほしいと思いますし、お金も時間もかかっているので、
「もっと本気でやってほしい」と思うのは自然なことです。
ただ、
「やる気がない」
という言葉で片付けてしまうと、本当の原因を見逃してしまうことがあります。
では、本当の原因とはどんなことがあるでしょうか。
まず多いのは、
「難しすぎる」
「うまくできない」
が続いているケースです。
子どもは大人以上に、できないことが続くと気持ちが下がります。
特にスポーツは結果が見えやすいため、周りと比べて、
「自分だけできない」
と感じやすいです。
リフティングが続かない、試合に出られない、周りの子の方が上手い。
そういったことが積み重なると、表面上はやる気がないように見えても、実際には、
「どうせやっても無理」
と感じていることがあります。
逆に、簡単すぎて退屈している場合もあります。
特に運動能力が高い子や飲み込みが早い子は、毎回同じ練習ばかりだと刺激が足りず、集中できなくなることがあります。
これは怠けているわけではなく、成長に対して課題が合っていない状態です。
また、親や指導者の期待が強すぎる時も、子どもの気持ちは下がりやすいです。
「もっと頑張って」
「なんでできないの」
「ちゃんとやりなさい」
と言われ続けると、子どもは失敗を恐れるようになります。
すると、自分から挑戦しなくなり、言われたことだけをやるようになります。
外から見るとやる気がないように見えますが、実際には怒られないように動いているだけ、という状態になっていることがあります。
我が家でも、親が熱くなりすぎうまくいかないことがありました。
特にスポーツは、親が良かれと思って細かく口を出しすぎると、子どもは「自分のため」ではなく「親に言われるからやる」に変わってしまいます。そうなると、やる気は長続きしません。
他にも、学校生活や友達関係、睡眠不足、疲労など、習い事以外の部分が原因になっていることもあります。
子どもは大人ほど、自分の不調を言葉にして説明できません。
学校で嫌なことがあった、疲れている、眠い、ただ甘えたい。
そういう気持ちが、
「行きたくない」
「やりたくない」
という形で出ることは少なくありません。
だからこそ、やる気がないように見えた時ほど、
「どうしたの?」
と理由を探ることが大切なのだと思います。
その時に、
「なんで頑張れないの?」
と聞くより、
「最近疲れてる?」
「難しい?」
「何か嫌なことあった?」
と聞いてあげた方が、子どもは話しやすいことが多いです。
子どもは、本当にやる気がないのではなく、やる気を出せない理由を抱えていることがあります。
親としてはつい結果を求めてしまいますが、まずは子どもの気持ちや状態を知ること。
その上で、少し目標を下げたり、褒めるポイントを変えたり、休ませたりする方が、結果的には長く続けられることが多いように感じます。
やる気がないと決めつける前に、
「この子は今、何に困っているのだろう」と考えてみる。
そんな関わり方が、子どもの前向きな気持ちを少しずつ取り戻すきっかけになるのかもしれません。
👇子どもをサポートするときに役立つ「タイプ診断」について興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。
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