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【モンゴル】マトン丼に始まりラムしゃぶに終わった1週間の食事記録

モンゴルで食べたもの、振り返ったら全部羊だった。

いや、全部は言いすぎた。鶏肉も食べたし、ホテルのビュッフェでソーセージも食べた。でも記憶に残ってるのは、ほぼ全部羊。吉野家のマトン丼から始まって、遊牧民のゲルでマトン料理を食べ続けて、最後の夜はラムしゃぶで締めた。

1週間の食事を振り返ると、モンゴルは「羊の国」だったなと思います。


まずは吉野家マトン丼から

モンゴルに着いて最初の食事は、吉野家ウランバートル店のマトン丼でした。こちらの記事で詳しく書いたんですが、これがちゃんとおいしい。

味付けは日本の牛丼と同じ醤油ベースの甘辛い感じ。でも肉がマトンなので、噛むとほんのり羊の風味がする。牛丼の味付けとマトンって合うんだなという発見。

ちなみにセットのサラダとは別に単品でもサラダを頼んでしまい、サラダが2つ来た。モンゴル最初の食事からやらかしてます。


ホテルの朝食ビュッフェ。モンゴルっぽさはない

ウランバートルのCorporate Hotelの朝食ビュッフェ。

 ▲ ホテルの朝食。ソーセージ、パプリカ、ピザ、サラダ…普通に洋風ビュッフェ。モンゴルっぽさはゼロ

ちゃんとしたホテルだったのでメニューも豊富でした。ソーセージ、チーズ、パン、サラダ、フルーツ…。ただ、モンゴルっぽいメニューはあんまりなかったかな。普通に海外のホテルの朝食という感じ。

これはこれでありがたいんですよ。この後ゲルで3日間マトン生活が待ってるので、ウランバートルにいるうちにいろいろ食べておこうという気持ちで山盛りにしました。


ゲルの食事は、全部おいしかった

遊牧民のゲルでの2泊3日。ここでの食事が、この旅で一番印象に残ってます。

ミルクティーとチーズの歓迎

ゲルに着いてまず出されたのが、モンゴルのミルクティー「スーティーチャイ」。こちらの記事で書いた通り、甘くなくてほんのり塩味。最初は不思議だったけど、慣れるとこれがおいしい。体の芯から温まる。

一緒に出されたチーズは手作りで、パサパサした見た目だけど噛むとじわっと酸味が広がる。パンはミルクティーに浸して食べるのがモンゴル流。

ホーショール。これが一番好き

初日の夕食で、遊牧民の家族が作ってくれたのがホーショール。

 ▲ ホーショール。見た目は揚げ餃子。中にジューシーなマトン肉がぎっしり

これ、見た目は揚げ餃子なんですが、噛んだ瞬間にマトンの肉汁がじゅわっと出てくる。外はカリッと、中はジューシー。塩味のシンプルな味付けなんですが、羊肉の旨味がダイレクトに伝わってきて、何個でも食べたくなる。

モンゴルで食べたもの全部の中で、一番好きだったのはこのホーショールです。

後日ウランバートルのお店でも食べたんですが、ゲルで作ってもらったやつの方がおいしかった。できたて&手作りの力は偉大。

朝食のフラットブレッド

 ▲ 朝食に出されたフラットブレッド。焼き目がいい。奥にチーズとクッキー、ミルクティー

朝食はフラットブレッド(薄焼きのパン)とチーズ。素朴な味なんですが、出来立てのバターをつけて食べたら絶品でした。

出来立てのバターってすごいんですよ。スーパーで買うバターとは全然違う。ミルクの風味が濃くて、パンに塗った瞬間にじわっと溶けていく。遊牧民の朝食、贅沢すぎないか。

昼食のマトン麺スープ

▲ マトンの麺スープ。手作りの麺が入ってる。透き通ったスープにネギが浮いてる

昼食は手作りの麺が入ったマトンスープ。味付けはシンプルに塩だけ。でも、マトンの脂の深みと肉の出汁がしっかり効いていて、心に沁みる味でした。おかわりした。

モンゴル料理って基本的に「マトン+塩」なんですよね。調味料が少ないぶん、素材の味がダイレクトに出る。日本料理の出汁文化とは全然違うんだけど、「素材を活かす」という点では同じ哲学を感じました。

おばあちゃんの手作り塩焼きそば

こちらの記事で詳しく書いた、遊牧民のおばあちゃんと小麦粉から麺を作ったモンゴル風塩焼きそば。小麦粉をこねて、伸ばして、包丁で切って、マトンと野菜と一緒に炒める。

太さがバラバラの手作り麺がもちもちで、マトンの脂が絡んで、めちゃくちゃおいしかった。一緒に作ったから余計においしく感じたのかもしれない。


草原からの帰り道。久しぶりの鶏肉

▲ 揚げ鶏肉のプレート。ご飯、野菜の付け合わせ、チリソース。見た目はアジアの定食っぽい

ブルド地域からウランバートルへ戻る帰り道、ドライブインみたいなお店に寄りました。メニューを見たら鶏肉があったので、思わず注文。3日間ずっとマトンだったので、鶏肉が新鮮に感じる。

味は見た目の通りの味。普通においしい。ただ正直に言うと、このときは鶏肉を食べたこと自体がうれしかった。マトンが嫌いなわけじゃないんですが、3日連続だとさすがに違うものが食べたくなる。人間って贅沢。


ウランバートルのローカル飯

▲ ウランバートルのローカルなファストフード店で食べた炒め物ご飯。キクラゲが入ってる

ウランバートルに戻ってから、地元のファストフード店みたいなところにも行きました。メニューが全部モンゴル語で何も読めなかったので、店員さんに「おすすめは?」と聞いて出てきたのがこれ。

肉と野菜の炒め物をご飯に乗せたもの。キクラゲが入ってて、中華っぽい味付け。これがけっこうおいしかった。モンゴルって中国に近いこともあって、中華風の料理も普通にあるんですよね。

メニューが読めなくても「おすすめ」と聞けばなんとかなる。海外ひとり旅の鉄則です。


最後の夜は、ラムしゃぶで締める

旅の最終日。ウランバートルで行ったのがここ。

▲ THE BULL。ウランバートルの火鍋屋さん。赤い入口がかっこいい

THE BULL。「Authentic Hot Pot」と看板に書いてあるラムしゃぶの人気店です。

人気店だけあって、入店するのに少し待ちました。店内に通されて座ると、1人1鍋のスタイル。日本のしゃぶしゃぶだと大きい鍋をみんなでつつくイメージですが、ここは個別の鍋。ひとり旅には最高の仕組み。

▲ ラムしゃぶセット。薄切りのラム肉、野菜、鍋、薬味。ひとり分にしてはかなりの量

肉をたくさん頼もうとしたら、店員さんが「1人だと多いよ」と教えてくれた。親切。結果的に野菜もたっぷりついてきたので、この量で正解でした。

薄切りのラム肉を鍋にくぐらせて、タレにつけて食べる。うまい。やっぱりラム肉はうまい。1週間マトンを食べ続けても全然飽きない自分に気づいた。もしかして僕、前世がモンゴル人なのかもしれない。

値段は日本で同じものを食べるよりちょっとリーズナブルなくらい。味も雰囲気も満足でした。モンゴル旅行の最後の夜にぴったりのお店。


お土産はゴールデンゴビとスーティーチャイ

帰国前に、Zolo Hotel近くのスーパーでお土産を買いました。

買ったのは2つ。

ゴールデンゴビ(Golden Gobi) — モンゴルで一番有名なチョコレートブランド。ベルギーの技術で作られていて、「モンゴルのゴディバ」なんて呼ばれてるらしい。ゲル型のパッケージがかわいくて、お土産にぴったり。味もちゃんとおいしいです。同僚や友達や家族に配るために大量に買いました。

インスタントのスーティーチャイ — ゲルで飲んだあの塩味のミルクティーのインスタント版。日本に帰ってからも飲みたくて。

紙幣を使う機会がほとんどなかったので(ウランバートルは基本クレカで支払える)、ここで両替した分をある程度消費して、帰りのタクシー分だけ残しました。現金の使いどころとしてもちょうどよかった。


モンゴルの食事、総まとめ

1週間の食事を振り返って、モンゴルの食の特徴をまとめるとこんな感じです。

基本はマトン+塩。 味付けがシンプルなぶん、素材の力がそのまま出る。マトンが好きなら天国、苦手なら正直きつい。

遊牧民の料理は全部手作り。 ホーショールも、塩焼きそばも、フラットブレッドも、バターも。既製品がほとんどない暮らしの中で、全部を一から作る。手間はかかるけど、その分ちゃんとおいしい。

ウランバートルは選択肢がある。 吉野家もあるし、火鍋屋もあるし、中華っぽいファストフードもある。草原ではマトン一択だけど、街に戻れば好きなものが食べられる。

ラム肉が好きかどうかが分かれ道。 これは本当にそう。モンゴル料理を楽しめるかどうかは、ラム肉が好きかどうかでほぼ決まると思います。僕は好きだったので、1週間ずっと幸せでした。マトン丼に始まり、ラムしゃぶに終わった旅。最高じゃないですか。


ちなみに、モンゴル旅行の全費用(航空券・宿・食事・ツアー全部込み)と、日別の詳細スケジュール、持ち物リスト、帰りのフライトがキャンセルになって◯万円追加でかかった話などをまとめた記事も執筆中です。実際に行く予定のある方はぜひ。


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