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「Y Si Peleamos?」(もし、私たちがぶつかったら? )── Easykid × Kali Uchisが交錯させるラテンエモと感情の綾

 最新シングルリリース

 Y si peleamos Ft. Kali uchis

 愛と衝突のラテン・ドラマ

 Easykidが2026年に放つ最新シングルは、「Y si peleamos」──じゃあケンカしたら?」という問いかけから始まるドラマチックなタイトルだ。
 このフレーズには、すれ違う愛、衝突、再確認といった関係の揺らぎがにじんでいる。

 フィーチャリングアーティストに迎えたのは、Kali Uchis(カリ・ウチス)。
 米国出身・コロンビア系のシンガーで、英語とスペイン語を行き来しながら感情の細やかさを歌い上げる表現力に定評があるアーティストだ。

 彼女の代表作には、ラテン・トラップ寄りの「Solita」やNeo-Soul寄りの「After the Storm」などがあり、ジャンルの境界を自由に行き交うスタイルが魅力的だ。 

 まだ歌詞が出てないのでここからは想像になるが、2人の共演は、愛のズレや問いを歌で対話的に描くことを予感させる。
 Easykidのリアルな感情表現と、Kali Uchisの柔らかで深みのある歌声が交錯することで、レゲトン的なビートを土台としながらも、ただのラテン・ポップに留まらない、感情の揺らぎと問いを描いたドラマティックな1曲に仕上がっている。


アルバム 『I’M PART』からWHYME? FT. AKRIILA

MV公開

 Whyme?」は、EasykidとAKRIILAそれぞれの心の孤独、すれ違い、未練をリアルに描いた楽曲。
アルバム『I’M PART』のテーマである**「自分の居場所」「誰かとのつながり」を象徴する1曲でもあり、
派手ではないが、最もリスナーの胸をえぐる
ような内面的エモさ**を孕んだナンバー。

「Whyme?」のビートは、チキチキと鳴る乾いたハイハットが印象的。これは現代のトラップビートでよく使われる手法で、緊張感と浮遊感を同時に生み出している。

同じチリのアーティストAKRIILAの紹介はこちらを💁

Whyme?(AI日本語対訳)

Why me?
なんで僕なの?

¿Por qué tus ojos brillan conmigo, AP?
どうして君の瞳は僕といるときに輝くの? AP

Dime que no estoy soñando, baby, wake me
これは夢じゃないって言ってくれ、ベイビー 起こしてよ

Tanto tiempo que me veo sintiendo wasted
長い間、ずっと無気力に過ごしてた

Ahora to’ tiene sentido y en tu lipstick no
でも今はすべてに意味がある 君のリップにはもう……

Dime si nos vemo’, si you miss me, oh-oh
僕たち、また会えるかな? 君も寂しく思ってくれてる?

Ya ordené la pieza, te vo’ a hacer de todo
部屋の準備は済んでる なんでもしてあげるよ



Voy a meterme algo con mi ID
IDで何か(薬?)を買ってくるつもり

Si se cae, no importa, baby, traigo white tee
汚れても気にしないさ、白Tシャツを持ってるから

Shorty, con ninguna I feel like this
君以外にはこんな気持ちになれないんだ

Baby, contigo esto make sense to me
君といるときだけ、すべてが意味を持つんだ



No voy a olvidar, ja
忘れられないよ ハハ

Que no te fuiste, no pasó de moda
君は僕の元を去らなかったし、僕たちは時代遅れにもならなかった

Te quedaste a jugar, te quedaste horas
遊んでくれたね、長い時間そばにいてくれた

Te llevo pa’l Fashion Week vestida de Mowa’
Mowaの服を着て、君をファッションウィークに連れて行ったっけ



Y sé que todos van a hablar, ja
みんなが噂するのも知ってる

Que si lo nuestro sí es real, ah-ah, ah
「私たちって本物なの?」ってね

Si hasta que ya sea mi final
僕の最後の日が来るまで

Aún así tú me va’ a extrañar, ja
それでも君は僕をきっと恋しがる



Dime si al meno’ va’ a llorar
お願い、せめて泣いてくれる?

Ja, ja, ja
(乾いた笑い)

Si hasta que ya sea mi final
僕が終わりを迎えても

Aún así tú me va’ a extrañar
きっと君は僕を想ってくれるはず



Bebé, ya no sé lo que no es cierto
ベイビー、何が本当で何が嘘かもうわからない

Me siento perdida en un desierto
私は砂漠の中で迷ってるみたい

Unas Balenciaga
バレンシアガの靴を履いても

Esta gente ni siquiera me mira a la cara
この人たちは誰も私の顔を見ようともしない



Baby, ya se fue, ya va a pasar
ベイビー、もう終わったの、すぐに忘れられる

Sé que se te va a olvidar
きっとあなたも私を忘れる

Sigo vendiendo mi show, pero no tengo ni un call
ステージでは人気でも、誰からも電話ひとつ来ない

Voy con un cuchillo y una PRADA
ナイフとプラダを持って歩いてる

Ese cuello e’ mío, pero ya no sabe a nada-da
あの首筋はもう私のものじゃない もう何の感情も残ってない



’Toy sonando como loca
私はもう狂ったみたいに夢を見てる

Llevo sin dormir porque las prenda’ sí se agotan
寝ないまま働いてるの 服はすぐ売れるから

Esta vez creo que no te escribiré
今回はもうあなたに連絡しない

Ahora solo fingiré
何もなかったふりをするだけ

Que yo vuelvo, que vuelvo a tener
また戻るように、また取り戻すように

Las Rick Owens por los pies
足元にはRick Owensを履いて




 チリの都市音楽シーンを牽引するアーティストEasykid(イージーキッド)が、2025年に放った最新アルバム『I’M PART』。
“どこにも属せなかった”者の感情を抱きしめるように鳴るこの作品は、孤独と共鳴しながらも、音楽を通じて新たな居場所を生み出していく──その姿勢が、多くのリスナーに届いている。

ここでは『I’M PART』を軸に、Easykidのキャリア、音楽性、過去作、そして注目の新作を紐解く。


1|プロフィールとキャリア:アントファガスタから世界へ


Easykidことホアキン・パラシオスは、1995年にチリ北部アントファガスタで生まれた。

 10代からラップに取り組み、2015年には地元のトラップグループ「KSWAD」に所属。


2017年より「Easykid」としての活動を本格化させた。

チリ国内のレゲトン/トラップシーンの台頭と共に名を上げ、DrefQuilaやPolimá Westcoast、Young Cisterといった同世代との共演を重ねながら、徐々にスペイン語圏全体に活動を広げていく。

「もし音楽で成功できなければ地元に戻る」と決意し、2019年にはサンティアゴへ拠点を移動。以来、インディペンデントな姿勢を貫きながら、ONErpmなどの配信プラットフォームを通じて継続的に作品をリリース。チリ発のラテン・アーバンの重要人物として、南米〜メキシコ圏での支持を着実に広げてきた。


2|ジャンルをまたぐ音楽性と“Darkera”という美学


Easykidの魅力は、レゲトンやトラップを軸としながらも、ジャンルにとらわれない柔軟な音楽性にある。彼のサウンドは、エモラップ、ハウス、ドラムンベース、さらにはロック的要素やハイパーポップまで、実に多彩だ。

そうしたジャンルのミックスを通じて語られるのは、暗さ、孤独、不安、怒り──そしてそれらを昇華する創作の喜び。彼が提示する“Darkera(=暗黒期)”は、感情的な混沌をさらけ出すことで聴き手に寄り添う、独自の表現スタイルだ。

2023年のアルバム『Sorry, Estoy en Mi Darkera』では、その“闇の時代”を作品全体で提示し、共感の渦を巻き起こした。


3|最新作『I’M PART』──居場所を求める全ての人へ


2025年に発表された3rdアルバム『I’M PART』は、Easykidにとって創作面でも精神面でも新章となる一枚。

タイトルには、「自分はどこにも属せないと感じていたけれど、それでも誰かの“パート”でありうる」という希望が込められている。
 ダークeraの先にある“帰属”の感覚。そこに生まれたのが、熱狂的ファンコミュニティ「El Culto(教団)」であり、本作はそのファンたちと共有するメッセージでもある。


音楽面では、レゲトンのリズムを保ちつつ、ドラムンベース、エレクトロ、ハイパーポップ、レイジ系の攻撃的なビートまで取り入れ、ジャンル横断的な冒険を展開。
本人も「数字やバズを狙うのではなく、本当に自分が作りたいものに立ち返った」と語っている。

収録曲の注目ポイント

「MOOD」 feat. Taichu
アルゼンチンのラッパー・シンガーTaichuとのパワフルな開幕曲。ペレーオのリズムが爆発する中で、Taichuの存在感も際立つ。

• 「Whyme?」 feat. AKRIILA
 スペインの新鋭AKRIILAとのエモーショナルな掛け合い。リリックの痛みと繋がりが交差する、アルバムのハイライト。

同じチリのアーティストAKRIILAの紹介はこちらを💁


• 「Fentanyl」

 Easykidいわく「これまでで最も異質な曲」。重たく実験的な構成で、タイトル通り鋭利なサウンドが聴き手を圧倒する。

• 「Ojos Empapados」
 内省とメロディが溶け合うバラード。涙で濡れた目に語りかけるような一曲。


• 「Zundada de fondo」 feat. Face
 往年のレゲトンクラシック「Zun Da Da」からの引用も仕込んだユニークな楽曲。遊び心と敬意が混在。


4|過去作で描かれてきた軌跡

● 2019『Visionari』(EP)

サンティアゴ移住直後のEPで、ポリマ・ウェストコーストらとの共演が話題に。

● 2021『+XQA』(アルバム)

チリトラップの旗手としての立ち位置を固めた1stアルバム。代表曲「-10」「Bellakera」など。


● 2023『Sorry, Estoy en Mi Darkera』(アルバム)

Easykidの代名詞となる“Darkera”を全面に押し出した作品。暗さと感情が結びついた傑作。代表曲「Pa Que Pichea」ではSNSバズも獲得。

● 2023『Días Antes de la Darkera』(EP)

前作アルバムの“前日譚”となるコンセプトEP。エレクトロやサンプリング手法も光る。

● 2024『Los 4F: El Origen』(コラボEP)

Kidd Voodoo、DrefQuilaらとの連名ユニット「Los 4F」としての作品。チリ発のコレクティブの結束が光る。



5|反響と拡がり:El Cultoが生む熱狂

『I’M PART』は批評家・ファンの双方から高く評価されている。

ラテンアメリカのメディアは「ジャンルの限界を押し広げた」と称し、Rolling StoneやLa Crónicaでは「成熟した実験的アルバム」として取り上げられた。

SNS上でも、#impart や #easykid のタグと共にファンによる投稿やアートが溢れ、TikTokでは「MOOD」に合わせたダンスがバズを巻き起こした。

Spotifyでは月間リスナー数も安定して増加中。モビスタ・アリーナでの2日連続ワンマンは即完。Easykidと「El Culto」の結束力は、もはや現象と言える。


6|次なるステージへ


2025年にはラテンアメリカを巡るツアーを展開中。すでにメキシコの大型フェス「Tecate Pa’l Norte」へも出演。今後はヨーロッパやUSでの展開も期待される。

本人はインタビューで「もう自分のやりたい音楽しかやらないと決めた。どんなに奇抜でも、今のファンなら受け止めてくれる」と語っており、次作ではさらに自由な創作が見られるかもしれない。

また、音楽以外にもファッションや映像への関心が強く、“Darkera”の美学を軸としたビジュアル・表現の広がりにも注目が集まっている。

さいごに


Easykidは、チリのローカルから出発しながらも、言葉やジャンル、トレンドにとらわれずに世界へと接続してきた稀有な存在だ。

『I’M PART』は、その帰属なき時代の中で、誰もが「何かの一部になれる」と語りかける。ファンと築いた“教団=El Culto”との関係性、そしてそれを音楽で証明し続ける姿勢にこそ、Easykidというアーティストの真価がある。

次に彼がどんな“闇”を引き連れて、どんな“光”を提示するのか──楽しみにして待ちたい。

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