AKRIILA、新章『Lucy miró al mundo y notó que está girando』へ──アルバム前最後のシングル「partedemipartedeti」公開。The Beatlesから“希望”を見つけ、日本で形になったバンド/アナログ・サウンドへの進化
9月3日、いよいよアルバム『Lucy Miró Al Mundo Y Notó Que Está Girando』リリースへ
9月3日にAtlantic Recordsからリリースされる『Lucy Miró Al Mundo Y Notó Que Está Girando』は、AKRIILAにとってこれまでの集大成でありながら、明確な次章になりそうだ。『Epistolares』で見せたエレクトロニック、レゲトン、Auto-Tune、破壊的なサウンドを残しつつ、今作ではギター、フルート、ピアノ、生楽器、アナログな質感がより前に出るという。
The BeatlesやThe Sundays、Patti Smith、PJ Harvey、Rosalíaといった幅広いリファレンスも示されているが、それらを一つのジャンルへ整理するのではなく、AKRIILA自身が大切にしてきた“感覚”でつなぎ合わせていくのが今回のアルバムなのだろう。
物語としても、最初は自分の問題だけを見つめる混乱や空虚さから始まり、やがて外の世界へ目を向け、「世界は回っている」「自分も成長している」と気づいていく。
『Suave』『roger』『partedemipartedeti』で少しずつ見えてきた新しいAKRIILAが、アルバム全体でどこまで広がるのか。9月3日がますます楽しみになる。
NMEインタビュー A日本語訳/要約──AKRIILAが開く、混沌とした音楽的マルチバース
https://www.nme.com/the-cover/akriila-17-08-2026-3963059
NMEインタビュー要約──AKRIILAが開く、混沌とした音楽的マルチバース
2026年8月17日、NMEがAKRIILAをカバー・アーティストとして特集した。記事では、自室でギターを弾いていた10代から、サンティアゴのトラップ・シーンを経て、現在のジャンル横断的なスタイルへ至るまでを振り返りながら、9月3日にAtlantic Recordsからリリースされる新作『Lucy Miró Al Mundo Y Notó Que Está Girando』の全貌に迫っている。
AKRIILAの音楽は、2023年のトラップ・ミックステープ『001』、2024年の『Epistolares』を経て、現在ではベッドルーム・オルタナティブ・ポップ、インディーロック、digicoreまで取り込むほど拡張している。Jane Removerとの「Suave」もその象徴だ。一方で、本人は父親の影響からThe Beatlesを幼い頃から聴いて育っており、新作タイトルも「Lucy in the Sky with Diamonds」とGeorge Harrisonの「While My Guitar Gently Weeps」から着想を得ている。
7月には初のUSヘッドライン・ツアーを完売し、ニューヨークでは3公演連続ソールドアウト。『Epistolares』から生まれた「Hot gays listen to Akriila」というフレーズも、ファンの間でコミュニティを象徴する言葉になっている。AKRIILA自身もクィアであることをオープンにしており、子どもの頃にクィア・アーティストの音楽から居場所を感じた経験が、現在の表現やファンとの関係にもつながっているという。
新作『Lucy…』のヴィジュアル・イメージとして挙げたのが、ウクライナのアーティストshelestvetrovkiによる『She Is So Hot I Wanna Clean Her Room』。散らかった部屋にいる少女たちの写真シリーズで、AKRIILAはアルバム全体を「完全に散らかった状態」にたとえる。最初は自分の問題ばかり見ているが、やがて窓から光が差し込み、外の世界が存在すること、世界が回っていること、自分自身も成長していることに気づく。『Lucy…』は、混乱と自己中心的な内省から、外の世界と希望へ向かう作品になっている。
AKRIILAの音楽人生が始まった場所も自室だった。パンデミック中、サンティアゴ西部のMaipúでギターを弾きながら、自分が何をしたいのかを考えるようになった。当時は大学へ進むべきかも分からず、「自分たちの世代は何をすればいいのか分からなかった」と振り返る。それでも音楽だけは身近にあり、特定の目標も持たずに曲を発表し始めた。
音楽的なルーツにはThe Beatlesだけでなく、南米ロックやフォークもある。父親が聴いていた音楽を通じて、アルゼンチンのSui Generisや、チリのNueva Canciónを代表するVioleta Parraの楽曲を独学でギター演奏してきた。正式にギターを習った経験はなく、曲を覚えることから始めたという。初期に書いたアコースティックな「Carta A Mi Papa」は後に『Epistolares』のラストへ収録され、AKRIILAの音楽の根底にあるフォーク、詩的なソングライティング、感情表現を象徴する曲になった。
パンデミック後、サンティアゴのトラップ・シーンが再び動き出すと、AKRIILAも地下イベントへ通い詰め、Harry Nach、Kidd Voodoo、FaceBrooklyn、Saito Ape、Vinco、Red Fingersらと交流・共演を重ねた。さまざまなジャンルを試しながらも、彼女は何度もレゲトンへ戻ったという。理由は、自分の音楽があまりに“gringo”なものになることへの違和感だった。自分が育ってきたレゲトンやトラップの感覚、踊れるラテンの要素を失いたくなかった。
AKRIILAの制作で何より重要なのは「正しさ」より「感覚」だ。Auto-Tuneについても「本物の何かをフィルターに通している」と話し、言葉を間違えて歌っていても、そのテイクが正しい感情を持っていれば録り直さないという。「私のレコーディングは感覚が基準」という言葉は、彼女の音楽哲学を端的に表している。
『Epistolares』では、エーテリアルな美しさと破壊的なサウンドをAuto-Tuneの中で共存させることを目指していた。メイン・プロデューサーHeartgazeのマキシマリスト的な美学もあり、レゲトン、アンビエント、ドラムンベース、フォークなど、異質な音をぶつけながら予測不能な作品を作り上げた。
『Lucy…』では、その世界がさらに拡張される。AKRIILAは「大げさじゃなく、本当に少しずつ何でも入っている」と説明。サウンドはよりアナログになり、サチュレーション、フルート、ピアノ、歪み切ったベースを導入し、ペダルを通した何層ものギターがアルバム全体をつなぐ糸になるという。5月のRolling Stoneインタビューで語っていた「よりバンド的、よりアナログ」という方向性が、ここでさらに具体的になった。
アルバム中盤の「Thank U Music」は、新作の重要な転換点。比較的ゆったりしたエレクトロニック・トラックで、冒頭には1976年のPatti Smithのインタビュー音声をAKRIILA自身が切り取って使用している。「物質的なものより、精神を成長させることが大切だった」という言葉が入り、それまで衝突していたフルート、ピアノ、静寂、ハウス、テクノといった要素が、ここを境に“光”や“希望”へ向かい始める。AKRIILA自身も「ここがアルバムの転換点」と明言している。
さらにNMEによれば、作品中にはGeorge Harrison、PJ Harvey、Rosalíaらの断片やサンプルも現れる。前半の楽曲は生々しく、時に屈辱的で、ドラムやメロディには遊び心がある。そこから一度“壊れる地点”を通過し、希望へ向かい、最後には再び生々しさへ戻る。『Lucy…』は一直線に明るくなる作品ではなく、混乱と希望を行き来する構成になっているようだ。
Atlantic Recordsとの契約もチリ国内で大きなニュースになったが、本人は冷静だ。「ナンバーワンになるためではない。ただ音楽が好きで、この作品を信じている」と語る。彼女が最も喜んでいるのは、ヴィジュアル、ライブ、音楽を含めたプロジェクト全体がチリの外へ広がり、各地のリスナーと実際に会い、一緒に歌えるようになったことだという。
AKRIILAが新作のヴィジュアル・リファレンスとして挙げた『She Is So Hot I Wanna Clean Her Room』を手がけるのは、ウクライナ出身で現在東京を拠点に活動するアーティスト、shelestvetrovki。2023年、ウクライナ侵攻後に多摩美術大学の研究奨学金を得て来日し、日本のフェミニズムやインターネット文化、3Dスキャンなどを研究。その過程から、東京の女の子たちと彼女たちの私室を記録するこのプロジェクトが生まれた。
shelestvetrovki『She’s So Hot I Wanna Clean Her Room』とは Yokogao Magazine記事のAI日本語訳/要約
ウクライナ人アーティストshelestvetrovkiによる『She’s So Hot I Wanna Clean Her Room』は、日本の女の子たちを“散らかった自室”の中で撮影し、その空間そのものを3Dスキャンして記録するプロジェクトだ。
一見するとユーモラスな“汚部屋写真”だが、作品の中心にあるのは、部屋の混沌=その人の内面やアイデンティティという考え方。ぬいぐるみ、漫画、服、小物が積み重なった空間を、単なる散らかりではなく、精神状態や自己表現、逃避や安心感まで含んだ“心の地図”として捉えている。
タイトルの『She’s So Hot I Wanna Clean Her Room』にも、ミーム的な笑いと、過剰な愛情や世話焼き、執着の感覚が同居している。日本では自室に他人を招くこと自体が親密な行為であり、そこへ外国人アーティストを入れ、隅々までスキャンさせることも、作品に独特の信頼感と私密性を与えている。
shelestvetrovki自身はウクライナ出身で、戦争や亡命的な経験を背景に持ちながら東京のgirlhoodを記録している。本人は「正気でいるにはユーモアが必要」と語っており、作品には混乱、笑い、愛情、生存が同時に流れている。
現在は、これらの3Dスキャンとポートレートをまとめた書籍化も計画中。
AKRIILAが新作『Lucy…』のヴィジュアル・リファレンスに挙げたのも、“散らかった部屋=閉じこもった内面”から、外の世界へ視線を開いていくというアルバムのテーマと強く重なるからだろう。
最新シングルリリース2026/08/06
partedemipartedeti
AKRIILAが新曲「partedemipartedeti」をリリースした。本作は、セカンドアルバム『lucy miró al mundo y notó que está girando』に先駆けた3曲目にして最後のシングル。
AKRIILAは制作期間中、チームと約1か月日本に滞在し、音楽制作やMV撮影を行っていたことを明かしており、今回の映像もその滞在から生まれた作品とみられる。
監督にはItsuki Yoshizawa、Creative ProducerにはMayu Uchida(IFUCKTOKYO)、Creative DirectorにはLucas Morenoらが参加している。
歌詞で描かれるのは、残るのか去るのか分からない相手を待ち続ける、不安定な恋愛関係。「あなたにとって私は何でもないのか、それともあなたも同じ気持ちなのか」と答えを求めながら、それでも“私の一部はあなたの一部”だと繰り返す。タイトルの「partedemipartedeti」は「parte de mí, parte de ti(私の一部、あなたの一部)」を一続きにした言葉で、離れようとしてもすでに互いの一部になってしまった二人の境界の曖昧さまで表しているように響く。
「Suave」「roger」、そして「partedemipartedeti」。エレクトロニックな『Epistolares』から、生楽器やバンド、よりアナログな質感へと向かうAKRIILAの次章が、いよいよはっきり見えてきた。
本人が「希望のように聴こえる」と語るセカンドアルバム『lucy miró al mundo y notó que está girando』へ向け、その最後の扉を開く一曲だ。
2026年5月15日にRolling Stone en Españolが公開したインタビュー
AI日本語訳/要約
https://es.rollingstone.com/lucy-miro-al-mundo-y-noto-que-esta-girando-el-proximo-album-de-akriila/
『Lucy miró al mundo y notó que está girando』──AKRIILAの次作アルバム
チリのアーティストAKRIILAが、The Beatlesから着想を得たニューアルバムのタイトル、新たな芸術的探求、そして自身のプロジェクトの進化について独占的に語った。
2024年に『Epistolares』を発表し、2025年にはそのデラックス版をリリース。現在のスペイン語圏を代表する重要なアーティストの一人として存在感を高めてきたAKRIILAが、2026年にリリース予定のニューアルバムのタイトルを明かした。
「アルバムのタイトルは『Lucy miró al mundo y notó que está girando』です」
AKRIILAはRolling Stone en Españolとのインタビューで、日本滞在についてこう振り返る。
「チームと1か月、日本へ行ったんです。いろいろ考えたり、いくつかのことを完成させたり、音楽を作ったり、ビデオを撮ったりしていました。ある日、“やばい、まだアルバムのタイトルがない”って思ったんです。以前は別のタイトルだったんですけど、あるアーティストを参照した名前だったので、それにはしたくなかった。その作品はとても現代的なものだったから、たとえその名前をもとに自分なりにいろいろな要素を組み合わせていたとしても、“盗んでいる”ようには感じたくなかったんです。それで、“自然に頭の中へアイデアが降りてくることはないんだろうな”と思って。それなら座って、自分で書いてみるのもいいんじゃないかと思いました」
タイトルを探す中で、AKRIILAは自分にとって重要な個人的・音楽的な記憶を結びつけ始めた。その一つが、幼い頃から身近にあったThe Beatlesだった。
「今回のアルバムにおける最大のリファレンスの一つがThe Beatlesなんです。最近、世界について、特にパートナーとGeorge Harrisonについてよく話していて。『While My Guitar Gently Weeps』には、“世界を見て、それが回っていることに気づく”という一節があります。“なんて美しい言葉なんだろう”と思って、メモしました。そこからThe Beatlesと自分との関係について考え始めたんです。父が大ファンで、私がピアノを弾き始めたとき、最初に覚えた曲が『Lucy in the Sky with Diamonds』でした。それらを一つにして、このタイトルが生まれました」
『Lucy miró al mundo y notó que está girando』は、直訳すると「ルーシーは世界を見て、それが回っていることに気づいた」という意味になる。
AKRIILAは、このアルバムを一言で表すなら「希望」だと語る。
「もし“このアルバムはどんな音がする?”と聞かれたら、私は“希望の音”って答えると思う。歌詞では、最初はすごく空虚なところから始まって、そこから“世界はそれほど残酷な場所ではない”と理解していく。そして最後には希望へとたどり着きます」
アルバム制作の初期は、非常に個人的で内省的な視点から始まったという。
「アルバム制作を始めたときは、自分の問題や自分自身のことを考えていて、すごく自分の内側に閉じこもっていました。でも時間が経つにつれて別の感情が生まれて、そのすごく内面的な視点から少しずつ離れていった。そして最終的には、世界について、そして私が物事をどう見ているのかについての作品になりました。それがすごく美しいと思ったんです。世界が回っていることに気づくこと。自分の外側でも毎日が過ぎていることに気づくこと。そこには希望があります」
サウンド面でも、『Epistolares』から大きな変化がある。
「サウンドについて言えば、『Epistolares』を聴くとかなりエレクトロニックに感じると思います。デラックス版ではもう少しポップになって、作品に別の側面が加わりました。今回のニューアルバムもその流れを少し受け継いでいると思います。別のものへ変化していくけれど、最初の頃の要素も加えているんです」
AKRIILAにとって、実験し続けることは重要なテーマでもある。
「音楽で私が一番好きなところ――最初の頃にはそれが問題でもあったんですけど――私はアンビエントな音も、植物の音も、ディストーションも、ものすごく速いドラムも大好きなんです。『Epistolares』では、それらを一つにすることができました。でも今回のアルバムで同じことを繰り返すわけにはいかなかった。私が好きなアーティストたちは、アルバムごとにすごく実験しています。音楽って永遠に残るところが素敵ですよね。あるアーティストの一つの時代が好きなら、その作品はずっとそこに残っているから」
そのためニューアルバムでは、よりリアルな楽器やオーガニックな音へ接近していった。
「今回は、いわゆるアンビエント・サウンドではないかもしれません。もっとバンドっぽい音、もっとアナログな音です。すごく美しいんです。ハープやフルートなど、本物の楽器も入っています。それを、破壊的な音やサチュレーションと組み合わせています」
AKRIILAは、この作品を「新しいものと、これまでの自分のプロジェクトの一部だと感じられるものとのバランス」と説明する。
「『Epistolares』のときは、“みんながこの作品を見つけてくれたら、絶対に好きになってくれる”と思っていました。今回はちょっと違う。私はこの作品が大好きだし、もちろんみんなにも気に入ってもらえると思う。でも、今回はずっと大胆な作品です」
成功した『Epistolares』の世界から離れることは簡単ではなかった。そのためデラックス版を制作したという。
「だからデラックス版を作ったんです。私はいつも、“デラックス版ってあまり好きじゃない”って言っています。ほとんどの場合、それほど作品に何かを加えているとは思えないから。でも今回は、新しい音楽を作っていたのに、『Epistolares』の世界を手放せなかった。精神的な意味で、この作品をちゃんと終わらせる必要があると感じました。ライブをやるとか、何か別の方法も考えたんですけど、どれもしっくりこなかった。デラックス版を作ったことで、まだ自分の中に残っていたアイデアを全部閉じることができました」
『Epistolares』を終えた後、AKRIILAは再び音楽を作ることが難しくなった時期もあった。
「そのあと、また音楽を作ることが難しくなったんです。だから、新しい道を見つけるために本当にたくさんのアルバムを聴き始めました」
そこで大きな転機となったのがThe Sundaysだった。特にアルバム『Reading, Writing and Arithmetic』から強い影響を受けたという。
「The Sundaysのアルバムを聴いて、私は変わりました。ライブが終わるたびに『Here’s Where the Story Ends』を流していました。そこで、“あっ”と電球が点いたような感じになった。ああいう音楽は、私にものすごく強い感情を与えてくれるんです。最初はものすごくエレクトロニックで、歪んだ音楽を作っていました。でも、それを“これが私の新しい音楽です”と言うことには違和感があった。時間が経つにつれて、今の形へずっと自然に整っていきました」
『Epistolares』は約2年をかけて制作されたが、今回はかなり速いペースで進んでいる。
「このアルバムの最初の曲を作ったのは去年の6月です。『Epistolares』には2年かかったけれど、今回はずっと速い。今は以前よりも、“電球が点く”ようにアイデアが浮かぶことが増えた気がするから」
AKRIILAは、「音楽ともう一度つながり直して、それが今までのものとは違っていることがすごく魅力的」とも語っている。
音楽だけでなく、ヴィジュアル面にも変化が表れている。
「美学的にも進化しています。自分のスタイルや服装も変わっていくし、このタイプの音楽と一緒に、ヴィジュアル面でも成熟してきました。年齢を重ねることともすごく関係していると思います。今の新しいスタイルの方が、自分自身も居心地がいい。ヴィジュアル面も面白くなると思います」
そして、日本で撮影したMVについても触れている。
「日本で撮ったビデオの編集版が届いたんです。Lucaと日本人監督と一緒に作ったもので、本当に美しいです」
日本で過ごした1か月は、単なる制作旅行ではなく、AKRIILAとチームがアルバムそのものを理解するための重要な時間だった。
「日本にいたことは、“このアルバムとは何なのか”を理解するためにすごく役立ちました。それまで私は、一人で作業しているような感覚があった。ちゃんと座って、その意味やシンボルについて話し合うことが足りていなかったんです。チーム全員がアイデアを理解するためには、常に話し続ける必要があります。美学的な部分については、時間が経つにつれて意味が見えてくると思っています。今、このプロジェクトについて考えているのは、長く残るものにしたい、時間が経っても意味を持つものにしたい、ということです」
インタビュー時点でアルバムは完全には完成していなかったが、音楽的には最終段階に入っていた。
「音楽的にはもうすぐ完成します。あとはきちんと閉じて、トラックリストに意味を持たせること。そして、本来あるべき音に仕上げることです。最初から最後まで通して聴かないといけない。まだいくつか必要な曲もあるし、サウンドとして意味のある流れにしなければならない。もちろんミックスもあります。ほとんど完成しているけれど、正しい形で作品を終わらせることも重要なんです」
『Lucy miró al mundo y notó que está girando』は2026年中にリリース予定。AKRIILAはあわせて、初のアメリカツアーと、Álvaro Díazの次作『OMAKASE』への参加も発表している。
インタビュー中に登場した2組──The BeatlesとThe Sundays
The Beatlesは、1960年代に世界的な音楽文化を大きく変えたリヴァプール出身のバンド。AKRIILAは幼い頃から父親の影響で彼らの音楽に親しみ、ピアノで最初に覚えた曲も「Lucy in the Sky with Diamonds」だったという。今回のアルバムタイトル『Lucy miró al mundo y notó que está girando』も、この曲とGeorge Harrison作「While My Guitar Gently Weeps」の一節を結びつけて生まれた。
一方のThe Sundaysは、1980年代末から90年代にかけて活動したイギリスのインディー/ギターポップ・バンド。繊細なギターとHarriet Wheelerの透明感ある歌声、メランコリックでドリーミーなサウンドで知られる。AKRIILAは特にデビューアルバム『Reading, Writing and Arithmetic』に強い影響を受け、「Here’s Where the Story Ends」をライブ後によく流していたと語っている。エレクトロニック中心だった新作制作の方向を見直し、よりバンド的でアナログな音へ進むきっかけになった存在だ。
『roger』 2026/07/02
HeartgazeとVincoがプロデュースを担当。近年のラテン・オルタナティブ路線とは少し異なり、ギターを軸にしたインディーロックやエモ、オルタナティブ・ロックの空気をまとったバンドサウンドが印象的だ。MVの終盤ではAKRIILA自身がギターを手にバンドと演奏するシーンも登場し、そのロック色を象徴している。
さらに、「欲しいものは手に入るのに、庭で時間を無駄にしてしまう」という印象的な比喩を用い、本当に大切なものを見失い、立ち止まってしまう心情を表現する。
一方でAKRIILA自身も、「私も他のみんなと同じ」「愛することの難しさは今も変わらない」と歌い、自分だけが特別ではないことを認める。誰もが抱える孤独や自己不信を共有するような視点が、この曲の大きな魅力だ。
しかし、この曲は絶望だけで終わらない。
「私の上で休んでいい」「残ったのは私たちだけ」という言葉には、傷ついた相手へ静かに寄り添い、それでも共に歩もうとする優しさが込められている。
タイトルの「roger」は英語で「了解」「受信した」を意味する言葉。本作では、お互いの痛みや孤独を「ちゃんと受け取ったよ」というメッセージにも重なって聴こえる。
激しい感情をぶつけるのではなく、傷ついた心を静かに受け止めるように歌う。「roger」は、後に「Suave」で見せることになる、異なる存在同士が溶け合うような感覚に通じる、繊細な感情表現がすでに息づいている一曲だ。
『Suave』 2026/06/05
待望のセカンドアルバム『lucy』の始動を告げた。
2026年6月5日、その世界待望の新章から、北米インディー/ハイパーポップシーンの最重要人物 Jane Remover(ジェーン・リムーバー) を迎えた強烈なリードシングル「Suave」がリリース。
チリのラテン・オルタナティブを更新し続けるAKRIILAと、digicore〜hyperpop以降のインターネット世代の感情を鳴らしてきたJane Remover。一見すると別々のシーンにいるようにも見える2人だが、新曲「suave」ではその距離感はほとんど存在しない。
タイトルの「Suave」はスペイン語で「優しく」「穏やかに」「柔らかく」という意味。
その言葉どおり、この曲では激しい恋ではなく、誰かと静かに距離を縮めていく時間が描かれている。
冒頭では、「写真を送って」「すべてが少しずつ離れていった」と、離れてしまいそうな関係への不安をのぞかせる。
しかしサビでは、「私に触れるなら、優しく触れて」「何も考えられないくらい、君だけを考えている」「もう他の誰も見ていない」と歌い、迷いや誘惑を振り払い、一人だけを見つめる恋心がストレートに描かれる。
Jane Removerの英語パートでは視点がさらに広がる。
「何も言わなくていい」「もう少しだけ一緒にいて」「君の香りがまだ残っている」と、言葉よりも“ただ隣にいること”を大切にする親密さを表現。
さらに、「君の心を開きたかった」「もし一緒なら何も失わない」というフレーズからは、不安を抱えながらも相手を信じたいという気持ちが伝わってくる。
終盤では、「君と出会えたことは祝福だった」
「君を失えば、私は飲み込まれてしまう」と歌われ、恋は一時の感情ではなく、自分自身を支える存在へと変わっていく。
「Suave」は、恋に落ちる瞬間よりも、その先にある”安心して寄り添える関係”を描いたラブソングと言えるだろう。
ノイズや歪みを含んだhyperpop的質感、曇ったドリーミーな空気感、そして感情が崩れかける瞬間をそのまま残したようなボーカル。ラテン・オルタナティブとdigicore/hyperpopが、“実験的に混ぜられた”というより、最初から自然に繋がっていたかのように滑らかに溶け合っている。
スペイン語と英語が自然に行き来する構成も印象的で、二人の音楽性が”共存”していることが、このコラボ最大の魅力だと言える。
2026年5月30日、ロサンゼルス東部(East LA)にて、AKRIILAとJane Removerの2人が揃ってゲリラ的なポップアップイベントを開催。
akri y yo ♫ Suave pop up
— @janeremover (@janeremover) May 29, 2026
tmr east LA 🤭 pic.twitter.com/fmexYzxTza
会場には、IZA TKM や、現代のオルタナティブ・ドラムンベースシーンの最前線を走る DAZEGXD などがDJセットとして参加。彼女たちのリアルなコミュニティの熱量がそのままストリートに現れた、極めて濃度の高いポップアップイベントが行われた。
Jane Remover(ジェーン・リムーバー)
アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク出身(2003年9月26日生まれ)。
かつて「Dltzk」名義でdigicore/hyperpopシーンの核心を担い、のちにトランスジェンダーとしてカミングアウト。
現在は名門「DeadAir Records」に所属し、shoegaze、emo、EDMを行き来するエモーショナルなサウンドを展開。
2025年にリリースした3rdアルバム『Revengeseekerz』が米Pitchforkをはじめとする世界中の主要メディアで年間ベスト級の高評価を獲得し、国際的な地位を確固たるものにした。
2026年6月4日、AKRIILAは米3大メジャーのひとつ「Atlantic Records」への移籍(本契約)を発表。
1947年創設の同レーベルはAretha Franklin、Ray Charlesらのレジェンドから現在のCharli XCX、Bruno Mars、Ed Sheeran、BLACKPINKのROSÉまでを擁する音楽史上最も権威あるレーベルのひとつ。今年は日本のNumber_iとも契約を結んでおり、非英語圏アーティストへの注目が高まっている。
移籍の第一弾シングルが「Suave」であり、リリース前週末にはすでにLAのMilky’sでJane Removerと初披露。同時にアメリカツアー「lucy」も発表され、7月にはニューヨーク、シカゴ、LA、サンフランシスコを巡る。
AKRIILAはInstagramで「今年のセカンドアルバム…ある時点で。」
と投稿し、USBやレコードに「A02」と記されたビジュアルも公開しています。
正式タイトルか仮タイトルかはまだ分かりませんが、今回のインタビューで語られる次作へのヒントとあわせて見ると、『Epistolares』の次に向かう新章の存在を感じさせる内容になっています。
Charlando con AKRIILA у HEARTGAZE
このYouTube動画は、スペインの配信者・クリエイターの Heezy(ヒージー)が、チリの注目アーティスト Akriila(アクリーラ)とプロデューサーの Heartgaze(ハートゲイズ)を迎えて行った対談です。
主要なトピックごとに内容をまとめ、読みやすくAI全訳・そして要約しました。
1. 初対面とセットアップ
Heezy: このセットアップを見てよ。いつもは自分の部屋で配信してるけど、今日は違うんだ。AkriilaとHeartgazeに会うのも、実は今日が初めてなんだよ。
Akriila: 本当に不思議な感じ。インターネットでずっと話してたから、初めて会った気がしない。
Heartgaze: アジアから、チリから、みんなスペインの同じ場所に集まったのがすごいよね。
2. スペインでの活動とフェス
Heezy: スペインはどう?マドリードとかムルシアとか回ってるよね。
Akriila: ムルシアは「存在しない街」っていうネット上のミミ(ネタ)があるって聞いたけど、実際はとても素敵だった。でも、移動とライブがハードすぎて、寝てばかりだったかな。4時間車で移動して、深夜1時にライブだったし。
Heezy: 夏には「Riverland」っていう大きなフェスにも出るよね。あそこはトラップやレゲトン、オルタナティブなジャンルのファンには最高の場所だよ。
3. 音楽制作とアルバム『Epistolares』
Heezy: 君たちのアルバム『Epistolares』は本当に素晴らしい。特にデラックス版で追加された曲が、アルバムを完成させた感じがする。
Akriila: 私はもともと「デラックス版」っていう文化があまり好きじゃなかったの。でも、『Epistolares』を終えた後、もっと作りたいっていうエネルギーが残っていて。デラックス版の6曲は、より自由で新鮮な気持ちで作れたと思う。
Heartgaze: 『Epistolares』の本編は作るのに何年もかかったけど、デラックス版は驚くほどスムーズだった。チームとしてのケミストリーが出来上がっていたからね。
4. ジャンルの境界線
Heezy: Akriilaの音楽をどう定義すればいいか分からない。「トラップ」と言われることもあるけど、それだけじゃないよね。
Akriila: 私にトラップのイメージを持つ人がいるのは分かるけど、今の私の音楽はそうじゃない。ジャンルで縛られるのは好きじゃないの。
Heartgaze: 僕たちは、ビートルズの『Revolver』みたいに、1枚のアルバムの中にサイケデリックもあればポップもある、そんな多様な音楽を聴いて育ったんだ。だから、ジャングル、ドラムンベース、レゲトン、アンビエントを混ぜ合わせるのは僕らにとって自然なことなんだよ。
4.5 FaceBrooklynとのコラボEPについて
Heezy: チャット欄で一番多い質問だけど、FaceBrooklynとのコラボEPはどうなってるの?
Akriila: 私たちはTikTokで170日以上も毎日やり取りするくらいの親友で、もはや兄妹みたいな関係。一時期はアートワークまで考えて、本気でEPを作る計画もあったの。
Heartgaze: でも、音楽的に進みたい方向がお互いに違いすぎていて、無理に合わせることはしたくないんだ。
Akriila: そう、私が特定の音にハマっている時、彼は正反対のことをしていたりする。いつか二人の音楽的サイクルが完璧にシンクロした時に、自然な形でリリースしたいと思っているから、今はその時を待っている状態かな。
5. 最近聴いている音楽(音楽談義)
Heezy: 二人は本当に音楽愛好家(メロマノ)だよね。今、何を聴いてる?
• Heartgaze: Kuru(クル)の新しいアルバムをよく聴いてる。トラップとハイパーポップのミックスみたいな感じ。あとはLeon Cordero。R&Bとアルゼンチンの伝統音楽を混ぜたようなスタイルが最高。
• Akriila: 最近はThe Beatlesに戻ってる。特にジョージ・ハリスンが好き。あとはClairoの新作や、スペインのGuitarricadelafuente、Rusowsky、Ralphie Chooも大好き。
• Heezy: 僕は今、Michael Jacksonの『Thriller』にハマってる。あとR&BならBrent Faiyazをずっと聴いてるよ。
6. AI(人工知能)について
Heezy: 最近、スペインのチャートでAIが生成した曲が上位に入って話題になったけど、どう思う?
Akriila: 私はAIには反対派かな。アーティストになりすまして利益を得るのは違うと思う。
Heartgaze: でも、JPEGMAFIAみたいに、AIで生成した素材をサンプリングして、クリエイティブに使うのは面白いと思う。ツールとしてどう使うかだよね。
7. 次のプロジェクト「A02」について
Heezy: チャット欄が「A02(次のプロジェクトの仮称)」について知りたがってる。進捗はどう?
Akriila: パーセンテージで言うのは難しいけど、50%以上は進んでるかな。でも私たちはディテールにこだわりすぎるから、明日には全部やり直したくなるかもしれない(笑)。
Heartgaze: 『Epistolares』よりも、もっと頭を使って作っている感じがする。
Akriila: 前のツアーのタイトルが「Siempre hay más(常にもっと先がある)」だったように、みんなが期待している以上のものを見せられると思う。
8. ファンへのメッセージ
Akriila: 遠い国でも私の音楽を聴いて、チケットを買ってくれる人がいるのは、本当に信じられないし感謝しかない。
Heezy: 最後に一言。
Papi(マネージャー): 次のアルバムは "Game Changer"(ゲームのルールを変えるもの)になるよ。期待してて。
Heezy: それ以上の言葉はいらないね。みんな、ありがとう!
こちらほぼ全文訳、1時間44分あるので確認などせずそのまま載せてますが雰囲気、話してる内容は掴めると思います⬇️
AKRIILA が地元サンティアゴで待望の Boiler Room デビュー!
チリ・サンティアゴ出身で、現在グローバルに注目を集めているアーティスト AKRIILA(アクリーラ)が、世界最高峰の音楽配信プラットフォーム「Boiler Room(ボイラー・ルーム)」についに登場しました。
今回のステージは、彼女のホームタウンであるサンティアゴで開催。
自身のルーツである地で、満を持してのBRデビューを果たしました。
圧倒的なエネルギーでフロアを魅了
レゲトン、トラップ、そしてオルタナティブ・ポップを自在にクロスオーバーさせる独自のスタイルで知られる彼女。
今回のパフォーマンスでは、地元ファンの熱狂的な熱気に包まれる中、IZA TKMやClub Coreといったアーティストたちも参加し、サンティアゴの現代音楽シーンの「今」を象徴する一夜となりました。
AKRIILAが参加したZ世代ラブソング──iza tkm『nos keremos tanto』
iza tkm は、アルゼンチンのZ世代インディ/オルタナ・ポップを代表する新世代アーティストだ。
https://www.instagram.com/izatkmmmm?igsh=MWQydXVvNjd3NjBsbg==
恋愛、不安、依存、自己否定といった感情を、物語として整えず、未整理の独白のようにそのまま歌う、ノイジーなシューゲイザーサウンドで内面の混沌とした重たい感情を見事にこの一曲で表現している。
「nos keremos tanto(feat. AKRIILA)」は、そんな彼女の世界観を最も端的に示す楽曲だ。
タイトルの「こんなにも愛しているのに」とは裏腹に描かれるのは、愛しているからこそ自分を失っていく恋のリアル。
忘れようとして街を歩き回り、平気だと嘘をつき、気が狂いそうになりながらも、最後に残る言葉は
「yo te quiero tanto(それでも、あなたをこんなにも愛してる)」。
プロデューサーの Heartgaze は、ドリーミーで音数の少ない曇ったサウンドで、感情の不安定さをそのまま残す方向に機能している。
さらに AKRIILA の参加は、愛によって現実が歪む感覚をこの曲にも持ち込み、
この曲を単なる失恋ソングではなく、愛しすぎた結果、もう自分でいられなくなった恋のドキュメントとして立ち上がらせている。
Akriila(アクリラ) の 「Paranormal」 をスペイン・バルセロナ発の音楽映像企画 Gallery Sessions で披露🎤
Gallery Sessions とは
• バルセロナにあるガラス張りの展示スペースを舞台に、世界各地のアーティストがライブパフォーマンスを行う映像シリーズ。
• アーティストはほぼ無観客で演奏し、外からその様子が見える「ショーウィンドウ」スタイルが特徴。
• 撮影・音響・照明がすべて高品質で、YouTube公式チャンネルに公開されます。
Akriila - Paranormal | GALLERY SESSION
別れた相手への感情と心の混乱を、「超常現象(paranormal)」というメタファーで描いています。
主人公は、まるで霊のように相手の存在を部屋や夢の中に感じ続け、正気を疑いながらも愛していたことを認めざるを得ない状態にあります。歌詞全体に、愛の喪失・執着・恐怖・孤独が交錯し、現実と幻想の境界が曖昧になる心理が表現されている。
チリ出身のアーティスト **AKRIILA(アクリーラ)が、欧州連合(EU)との協働で制作した最新MV『fugaz(フガス)』**を公開。
タイトルの「fugaz」はスペイン語で「一瞬」や「流れ星」を意味し、再生可能エネルギーと未来への希望をテーマにした詩的なビジュアル作品となっている。
映像には「太陽のような光に包まれた1人の女性のシルエット」。
言葉ではなく、音と動き、色のグラデーションで力強さを語る内容だ。
この作品は、EUがチリで進める再エネ支援プロジェクト「energyoftomorrow.cl」の一環。
EU公式によると、2.16億ユーロ規模のグリーン水素事業支援の文化的アウトリーチとして制作された。
映像のラストには、
「Powered by the European Union」の文字。
『EPISTOLARES+』デラックス版よりMV
mal comunicada ft. Latin Mafia(マル・コミュニカダ)
感情がすれ違う。想いはあるのに言葉が届かない。
Akriila(アクリラ)とLatin Mafia(ラテン・マフィア)が描く、恋の「うまく伝わらないもどかしさ」。
会いたい気持ちと、返ってこないメッセージ。
生活が空っぽになっていくような、エモーショナルな時間を歌う一曲。
「テレビも見ない、スマホも壊した、お金にも意味がない」
―それでも、またあなたに会いたい。
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Latin Mafia(ラテン・マフィア)とは?

このジャケットのアートワーク赤髪の感じファッションから、最初はPOPPUNKやオルタナティブロック系なのかと思って聴き始めた、しかし全然違って、いい意味で裏切られた。
トラップを基盤にレゲトン、ダブステップ、ドラムンベースを織り交ぜながら、しかしなぜかPOPPUNK、オルタナティブロックな雰囲気も感じる、これは聞いてもらったらわかるがあながち間違ってはないと思う。
とにかく今、とても魅力的で新鮮なアーティストラテンミュージックからの生まれた、オルタナティブな立ち位置。これからの活動、新曲リリースが楽しみなチリ出身のアーティストだ🇨🇱
『EPISTOLARES+』デラックス版登場 ‼️ 2025/05/16
EPISTOLARES+デラックス版のリードシングルで先にYouTubeでMVが公開されてた曲『post』
🇯🇵AKRIILA(アクリーラ)のインスタで東京での動画があがってたのでもしや東京で何か制作されてる!?今回デラックス版と同時にYouTubeで東京で撮られたMVが公開された🗼
そしてこちら東京で撮影された6曲のMVが一気に見れるフルデラックス約20分🗼🍜🇯🇵
EPISTOLARES+
曲数も6曲増え表現の幅が広がり通常盤とも明らかに聞こえ方が違ってくる、アップグレードされた➕なデラックス盤🎧
デラックス盤聞いたあとに通常盤を聞いてもらいたいこの圧倒的なEPISTOLARES+アップグレード聞き比べてほしい‼️
去年出たアルバムEPISTOLARESがデラックス版で再登場。
このデラックス版で追加された曲フィーチャリングアーティスト🎤
• BB TRICKZ(ビービー・トリックス)🇪🇸
普通にこのMV何回も見てる少し前に出たBb trickzのアルバムよかったのでもいつか紹介したい。
• LATIN MAFIA(ラテン・マフィア)🇲🇽
メキシコ出身の兄妹による音楽プロジェクトで、ラテンアメリカのZ世代リスナーから熱く支持されている注目のグループです。
1. AKRIILA(アクリーラ)とは。🇨🇱

https://expectador.cl/2024/08/23/akriila-estrena-album-epistolares/
チリの都市マイプ出身、20歳前後の若き才能
AKRIILA(アクリーラ)はチリ・マイプ出身、現在20歳前後の若きアーティスト。

2020年、パンデミック下で詩作ワークショップを通じて楽曲制作を始めた。
2023年にデビューEP『001』を発表し、翌2024年には初のフルアルバム『epistolares』をリリース。
楽曲制作初めて4年でアルバムと驚きのスピード感😳‼️
彼女はSpotifyやApple Musicのラテン圏プレイリストだけでなく、Rolling Stone LATAMやPrimavera Soundなどにも登場し、現在ラテンアメリカで急速に注目度を上げている。
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2. 音楽性とジャンル
トラップ、レゲトン、ドラムンベース、ポップ…そのどれでもあって、どれでもない
AKRIILAの楽曲は「ラテン・トラップ」に分類されることが多いが、
実際には以下のようなジャンルの要素が融合している。
• トラップ(ラップ的なフロウとミニマルなビート)
• レゲトン(中南米発のリズム)
• ドラムンベース(UKクラブ系の速いビート)
• オルタナティブ・ポップ(前衛的なコードや構成)
• K-POP的なシンセやビート展開
影響アーティストとして彼女はCharli XCX、Rosalía、Björk、Violeta Parraなどを挙げており、トラップだけでなくポップの可能性を押し広げる存在としても注目されている。
※Violeta Parra誰だろ??あまり聞いた人が少ないのでは、自分も全く知らなかった。
Violeta Parra(ビオレータ・パラ)は、
チリ音楽史において最も重要な人物のひとりであり、南米全体のフォークミュージックにも大きな影響を与えた存在。
AKRIILAは、歌詞や表現の中で「個人的な痛みと社会性」を同時に語る姿勢において、
Violeta Parraのような内面と外界をつなぐフォーク的視点に影響を受けていると語っている。
3. 『epistolares』特集
デラックス版出る前にこのnote書いてたのでここからは2024年に出てた通常盤からの内容になります。

タイトルの意味=「手紙を書くように語る音楽」
『epistolares(エピストラーレス)』とはスペイン語で**「書簡形式」や「手紙としてのやり取り」**を意味する。
このアルバムには、AKRIILAの内面的な想いが、“語りかける”ような文体で歌詞に込められている。

全12曲/約30分で構成され、客演には以下のアーティストが参加

:(参考までに自分も知らないアーティストばかりだったのでこうゆう機会に調べて聞くことができてよかった)
• Young Cister🇨🇱
• Princesa Alba🇨🇱
• Gianluca🇨🇱
• Taichu🇦🇷
• Juicy BAE🇪🇸
• Facebrooklyn🇨🇱
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4. トラックと歌詞の魅力

『epistolares』の楽曲では、以下のようなテーマが繰り返し登場する
• 自分の弱さや孤独を受け入れること
• ジェンダーに対する肯定的なまなざし
• 自己修復/再構築の過程
• 誰かとのつながりへの希求
彼女のスペイン語歌詞は、語りかけるような一人称で書かれ、まるで送信しなかったメッセージや出せなかった手紙のように、パーソナルで繊細な感情が込められている。
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5. 絵文字入りの曲名に込めたメッセージ(o^^o)
目で感じる音楽、それがAKRIILAの表現方法
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絵文字や記号を使ったタイトルは、単なる装飾ではありません。
それは、曲のテーマや感情を**直感的に伝える“視覚的な言葉”**です。
「para siempre(。>﹏<)」
🎧 曲の概要
この曲は、AKRIILAのより内省的でメランコリックな側面を表現しており、孤独や不安、物事の儚さといったテーマを探求しています。
📝 絵文字タイトルの意味
タイトルに含まれる絵文字「(。>﹏<)」は、感情の強さや言葉にできない想いを視覚的に表現しており、AKRIILAの楽曲における感情の深さを象徴しています。
■ 『epistolares』アルバム意外からもう1曲──
「sexo virtual ( ˘³˘)♡(´ε`)」 – AKRIILA & Dinamarca
“絵文字で気持ちを送る”その延長線上にあるのが、この1曲
AKRIILAがスウェーデンのプロデューサーDinamarcaと組んだこのコラボ曲は、
ハイパーポップ×レゲトンのビートに乗せて、バーチャルな恋と欲望を描いた1曲。
音のスピード感とミニマルなリリックがクセになるダンサブルな仕上がりだ。
タイトルの ( ˘³˘)♡(´ε`*) は、まさに**“画面越しのキス”**。
リアルには触れられないもどかしさと、
それでも繋がろうとする気持ちが、顔文字だけで全部詰まっている。
歌詞にはこんな一節も:
“Quiero sentirte, aunque sea virtual”
(たとえバーチャルでも、あなたを感じたい)
**“バーチャルだけど本気”**──そんなZ世代的な切実さを、
音・言葉・絵文字の3つで同時に届けてくる楽曲だ。
ではアルバムからピックアップ3曲🎧
🎵 1. 「epitafio」
テーマ:別れと再生の儀式
アルバムの2曲目に位置する「epitafio」は、FaceBrooklynとJuicy BAEをフィーチャーした楽曲で、タイトルの「epitafio(エピタフィオ)」はスペイン語で「墓碑銘」を意味します。この曲では、過去の自分や関係性に別れを告げ、新たな自分へと生まれ変わる儀式的な要素が感じられます。歌詞には、自分自身の弱さや過去の傷を受け入れ、前に進もうとする意志が込められています。
🎵 2. 「www.hotxulito.com」
テーマ:デジタル時代の愛と欲望
Young Cisterとのコラボレーションによるこの楽曲は、タイトルからも分かるように、インターネットやデジタルカルチャーを背景にした内容です。「hotxulito」はスペイン語のスラングで「セクシーな男の子」を意味し、曲全体を通して、オンライン上での欲望や愛、そしてそれに伴う孤独感が描かれています。歌詞には、現代の恋愛における即時性や表面的なつながりへの皮肉も感じられます。 
🎵 3. 「carta a mi papá」
テーマ:父への未送信の手紙
アルバムのラストを飾るこの曲は、「carta a mi papá(お父さんへの手紙)」というタイトルの通り、父親への想いを綴った内容です。歌詞では、直接伝えられなかった感情や、過去の出来事への後悔、そして感謝の気持ちが繊細に表現されています。AKRIILAのパーソナルな一面が垣間見える、感動的なバラードとなっています。 
6最新曲🎤
AKRIILA(アクリーラ)の最新シングル「SOLtera nunca solA」は、スペインのアーティストJuicy BAEとのコラボレーションによる楽曲で、2025年4月24日にリリースされました。 
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🎶 楽曲の特徴
• ジャンル: レゲトンを基調としつつも、AKRIILA特有のオルタナティブな要素が加わったサウンドが特徴です。
• リズムとビート: 伝統的なレゲトンのリズムに、現代的なエレクトロニックサウンドやハイパーポップの要素が融合されています。
• ボーカル: AKRIILAとJuicy BAEのボーカルが交互に展開され、エネルギッシュでありながらも感情的な表現が際立っています。
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📝 歌詞とテーマ
「SOLtera nunca solA」は、タイトルが示す通り「独り身でも一人じゃない」というメッセージを込めた楽曲です。 
• 自己肯定感: 恋愛関係に依存せず、自分自身の価値を認める姿勢が描かれています。
• 友情と連帯: 特に女性同士の友情や支え合いが強調され、共感を呼ぶ内容となっています。
• 感情の表現: 歌詞には、過去の恋愛に対する未練や怒り、そして前向きな決意が織り交ぜられています。
7.AKRIILAと日本:東京でのMV撮影の可能性🇯🇵
2025年2月、AKRIILAと関わりのあるプロデューサーSon RobがInstagramで
「日本でMVを撮影し、創造性が解き放たれた」と投稿。
詳細は明かされていないが、SNS上では渋谷・原宿らしきロケーションが映っていたとの目撃情報もあり、
今後、東京を舞台にしたMVやプロジェクトが公開される可能性が高い。
2025/05/16 公開
絵文字やデジタルカルチャーと親和性の高い彼女のスタイルは、日本の都市文化と接続するポテンシャルを強く持っている。
avyss magazineから
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7. まとめ:スペイン語で歌う“手紙”と、絵文字で世界とつながる音楽
AKRIILAは、スペイン語で紡いだ“手紙”のような歌詞に、ジャンルを横断するトラックを重ね、
さらにタイトルやビジュアルで絵文字という現代的な感覚を取り入れている。
その音楽は、トラップでもポップでもなく、“誰かに語りかける音”。
今後、彼女の活動が日本にどう接続していくか──注目に値するアーティストのひとりである。
