眠りの森の植木屋さん 第十話「外野達の宴/室見 高虎」
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第十話「外野達の宴」
高校一年の夏休み、連日のように現場の手伝いに入っていた最中、ろくに口も利かない関係になっていた養父が、生垣の刈り込みをしていた俺に声をかけてきた。
「虎ぁ……ちょっとこれ、見てくれ」
仕事の話だろうと思って黙ったまま振り向き、思わずぎょっとした。炎天下なのに、養父の顔があまりに真っ青だったからだ。
周囲には、うるさい程に鳴り響く蝉の声。
養父は、当時主流だった二つ折りの携帯電話の画面を開き、俺に差し出した。
「お前の母さんからのメールがよ、意味が……意味が分かんねぇんだよ……」
それは、母親が急性の白血病だと診断され、そして治療を受けたとしても回復の見込みは無いらしいという、あまりにそっけない短いメールだった。
それから母親がこの世を去るまで、本当にあっと言う間だった。養父は、見る見るうちに抜け殻になった。
施設育ちの養父には家族はもともと居らず、若いうちに一度結婚をしたが子どもは出来なかったらしい。四十近くになって出会った俺達の母親にべた惚れで、おしどり夫婦っぷりは近所でも評判だった。
周囲の心配もよそに、一周忌を迎える頃には陽が明るいうちから酒を飲むようになり、そして三回忌(二年目の命日)を迎えるよりも先、自分の妻の後を追うかのように事故死した。飲酒運転の末の、自損事故だった。
俺は警察から呼ばれたその日、その亡骸に怒鳴りつけた。
「いい加減な事しやがって!!」
俺達を見捨てた養父。だが、薄情なのはお互い様だった。俺は、心のどこかでこんな日が来るのではないかと思いつつ、壊れかけていた養父に何かをしてやるどころか、辛く当たり続けていたのだから。もし俺達が実の息子だったなら、養父もふんばりが利いたのだろうか。
俺はこの結末に対して、悲しみや喪失感よりも、怒りと憎しみ、それから、他人を巻き込まずに一人で死んでくれた事に対する安堵感を覚えていた。
この時、俺は高校三年で、二つ年下の弟はまだ高校に入学したばかり。親を失って生きていくためには金が必要で、加害者遺族にならずに済んだ事は不幸中の幸いだった。
両親を立て続けに亡くしたと言うのに、涙を流す暇も無かった。相続、税金、各種名義変更、保険金、手当や補助金。とにかく、必死になって金についての知識を漁った。
何せ、一緒にこの世に残された弟が、とにかく馬鹿だったからだ。
県内最底辺の私立高校に入学した弟は、モラルの無い悪人というタイプでは決して無いが、今の時代なら目先の金銭に釣られて嬉々として銀行口座を売り、特殊詐欺グループに使い捨てされる、そういう後先を考えられない種類の大馬鹿者だ。
何としてでも高校は出してやって、大学、いや、仮にこいつが入れる大学があったとして、その学位には何の価値も無いだろう。体力だけはあるから、もし自衛官に受かれば万々歳、それが無理なら大型免許でも取らせてやるか、とにかく、自立まで持っていかなければ。唯一の身内がいずれ塀の中と言うのは、さすがに避けたい。
そう結論を出した俺は、高校を辞めて働くことにした。
植木屋としての仕事の基礎は既に身についていたし、昔から現場に連れて行かれたおかげで馴染みの客も既に居て、同業者とのつながりもある。植木屋に学歴は必要無いのだから、卒業まで待つよりも顧客を失う前に動き出す方がいいだろう。
馬鹿な子ほど可愛いなんて全く思わないが、こんな弟でも家族だ。見捨てりゃ夢見も悪いに決まっている。
そんな兄の心知らず、弟が彼女を妊娠させて高校を退学になるのは、それから更に二年後の話だ。
・・・・・
毎年、どんなに年末が忙しかろうと、弟の子ども達の事を考えて、クリスマスイブだけは早上がりできるように仕事を組んでいる。
高一と中三の上の二人は、クリスマス限定グッズだの特別配信だのと盛り上がる齢だが、まだ五歳の末っ子はサンタの存在を信じている可愛い奴だ。
仕事を終えて事務所に車を停めに行くと、姪っ子の紫が声をかけてきた。今から出かけるところで、帰りが夜になるので迎えに来て欲しいという話だった。
ショッピングモールにでも行くのだろう。繁忙期で疲れている叔父を顎で使うなよと思いながら聞いていると、耳を疑う発言が飛び出した。
「あれ、タカおじさん何も聞いてない? 柳川さんがやるパーティに誘われてるんだけど」
柳川の野郎、まさか未成年に、それも、よりにもよって俺の姪っ子にちょっかいをかけてやがるのか!?
俺はスマホ越しにぶん殴る勢いで柳川に通話を掛けたが、どうにも要領を得ない。スピーカー通話にして紫を含めた三人で話をした結果、ややこしい過程の全貌が判明した。
駅向こうにある総合病院で、小児病棟向けのクリスマス会が恒例になっているらしいが、去年まで手伝ってくれていたボランティア団体が解散してしまったらしい。その病院に勤める医者から話を聞いた柳川が、良い顔をしたいという一心で、ならば自分に任せて欲しいとしゃしゃり出た。
そして、その医者と柳川はボランティアの頭数を揃える為に人をかき集めようと、某人物にも声をかけ、その某人物が紫を誘った、と言う流れだったらしい。
つまり、柳川が良い顔をしたかった相手が『あずみちゃん』で、その二人から声をかけられた『銀ちゃん』が、できれば友達も呼んで欲しいとお願いされたものの、友達が居ないので最近知り合った紫を誘った、という事だ。
面子に不安はあったが、病院の、それも小児科のクリスマス会なら健全中の健全だろう。それに、紫にとっても良い経験になるのかもしれない。
俺は「行きも送ってやるよ」と言って、車を走らせた。
数時間後、指定された時間に総合病院に向かい、日中とは打って変わって空きだらけの駐車場に車を停めた。紫に連絡を入れると、まだ片付けが終わっていないらしい。警備員に事情を伝えれば入れてもらえるという話だったので、中まで迎えに行く事にした。
夜間受付で説明してもらった順路を思い浮かべつつ、足元の非常灯を頼りに見知らぬ夜の病院の廊下を進む。突き当り、開け放たれた扉の中から眩しいばかりの明かりと、そして、柳川の浮かれた声が漏れ出てきた。
「皆さん、今日はお疲れ様でした!!」
小ホールと書かれた部屋の中を覗いてみると、いかにも子ども向けのクリスマス会が終了した後といった雰囲気の中、三角帽子に鼻眼鏡という浮かれた格好の柳川が、サンタの集団に囲まれていた。
子ども達の姿は既に無く、主催側で集まって締めの言葉を放ったところだったらしい。
「柳川、今日はありがとうね!!」
ミニスカサンタ姿の、太っちょ姉ちゃんこと『あずみちゃん』が、大声で柳川にお礼を言うと、それに続くようにして大量のサンタ達が口々に感謝の言葉を述べ始めた。
「柳川さんありがとうございました。あずみ先生も、他科なのに人集めを任せっきりにしてすみません、ありがとうございました」
「お二人のおかげで、子ども達の笑顔が見られました」
満足げな柳川を他所に、姪っ子を迎えに来ただけの俺は、この場の勝手が分からず辺りを見渡す。
柳川は俺に気付いて軽く手を振ったが、そのまま周囲のサンタ達と話を続けた。俺は紫を探すのと同時、ある一縷の望みと恐怖心をも同時に抱きながら、もう一人、別の人物の姿も探したが、そのどちらも見当たらない。
視界の端、こちらに向かってくる人影が映り、紫かと思いながら顔を向けると、そこに居たのは丸顔の姪っ子でも、もう一人の尋ね人でも無く、タキシード姿にリアルなトナカイの頭部というシュールな化け物だった。
化け物は一直線にこちらに向かって来たかと思うと俺の前でピタリと足を止め、被り物の中からくぐもった声を出した。
「……こんばんは……」
顔を見ずとも、そのモデル体型ですぐに分かる。花さんのいとこの『銀ちゃん』だ。
ゴム製の頭部は喋りにくいらしく、その被り物をズルリと脱いだ。まるで悪い魔法使いにかけられた呪いが解けたかのように、化け物の中から特級品の美青年が出現すると、遠巻きにいくつかの黄色い歓声が上がった。
一連のインパクトに目を奪われていたが、美青年の背後に紫がくっ付いていた事にやっと気が付いた。
「タカおじさん、迎えに来てくれてありがとう」
そう言った姪っ子は、オーバーサイズ気味の緑一色のワンピースを着ていて、その全身には大量のモールが巻き付いている。
「お前のその衣装は何だ?」
「クリスマスツリーに決まってるでしょ」
紫はそう答えると、「ほら」と言いながらワンピースのフード部分を頭に被せた。頭頂部に、大きな星の飾りが出現する。
「ああ……なるほどな……」
そう会話をしながらも、心ここにあらずといった様子で会場内をちらちらと伺っている俺に気付いたらしい。タキシード姿の美青年が、トナカイの頭部を小脇に抱えながら言った。
「花なら来てないよ。イブには毎年、新国立のくるみ割り人形を観に行ってるから」
新国立競技場に、そんな名前の銅像があっただろうか? それはともかく、この場で彼女と顔を合わせる事は無いらしい。俺の中で張り詰めていた緊張の糸が、一気に緩んだ。
花さんは、あれからコンビニに来ない。俺が送ったメッセージも未読表示のままだ。
彼女の理解不可能な言動と、現実離れした異常気象。あの日の事は、まるで全てが夢の中のようだった。このままでは、どうにも心の整理がつかない。きちんと会って話をしたいと思ってはいるが、正直、顔を合わせたところで俺と口をきいてくれるだろうかという恐怖心の方が強かった。我ながら、情けない。
落胆と安堵の板挟みになっている俺に、紫が言った。
「タカおじさん、新国立ってスタジアムの事だと思ってるでしょ? 銀おにーさんが言ってるのは、新国立劇場の事だからね。で、くるみ割り人形はバレエの演目の一つで、クリスマス向けのお話だよ」
紫は、この美青年に出会ってからと言うもの、まるで推しのアイドルのように心酔しているらしく、この短期間でバレエについてもずいぶんと詳しくなったようだ。
中学時代にいじめに遭い、フリースクールに通うようになった姪っ子。もともとは人懐っこい性格だったのに、すっかり他人が苦手になってしまった。そんなこいつが、以前の明るさを取り戻してきたような気がして叔父としては嬉しい。
ドヤ顔の紫は鼻高々と知識を披露した後、唐突に話を変え、俺が一番触れられたくなかった話題を口にした。
「そう言えばタカおじさん、イブなのに予定とか無かったんだ? あのおねーさんにはフラれたの?」
十代女子め、もうちょっと言葉を選びやがれ。こいつの丸顔は母親ゆずりだが、遠慮の無い物の言い方は父親にそっくりだ。
その問いに答える気力は無く、苦笑いを浮かべながら黙っていると、豊満過ぎるミニスカサンタと柳川の二人組が、こちらに手を振りながら向かって来るのが見えた。
「よっす、植木屋!! 久しぶり。まさか、銀水があんたの姪っ子ちゃんを連れて来るとはね。手伝ってもらえて助かったよ」
「よう、お疲れ様。あんたが本当に医者だった事と、いつの間にか柳川と親しくなってる事と、どっちに驚いたらいいのか教えてくれ」
軽口を放った俺に返って来たのは、豪速球のストレート球だった。
「そっちは? 花とどうなってるの?」
逃げ場を失った俺が再び押し黙ると、鼻眼鏡を装着したままの柳川が、ふぅとため息をつき、オーバー気味に首を振った。
「高虎は意外と奥手だからなぁ。それに、女性を変に神聖化しすぎるところがある。それが悪いとは言わないが、たまにはこう、ちゃんと男の部分を出して、貴方のパンストが主食です!! ってくらいの生々しさで迫ってみたらどうだ?」
俺は一体、誰に何のレクチャーをされているんだ。やめろ、姪っ子の前だぞ。
「ねぇ銀水、花って最近どう? 元気してる?」
ミニスカサンタの問いに、タキシードが答える。
「最近の花はね、変だよ。あのさ、花ってたまになるでしょ、何かこう、無敵な感じに」
「あー、分かるよ。見かけによらず気が強いしね。定期的になるよね、無双状態みたいな……」
「そう、それ。でも今回はそんな強気一本鎗ってわけじゃ無くってさ、振れ幅が凄いんだ。夢中で仕事に打ち込んでると思ったら、急に高笑いしてたり、千早さんともしょっちゅう話してるし。そう言えば、日課の朝の散歩から帰ってくる時は、よく泣いた後の目をしてるかな」
千早さんというのは、友達だろうか? 元気一杯だと言われても複雑だが、一人で泣いているらしい彼女を心配する気持ちと、そんな彼女に少しの希望を感じてしまう自分との間で揺れ動き、やはり複雑な気分になった。
そんな俺の心中を知ってか知らずか、二人は会話を続ける。
「あずみちゃんはもう知ってるよね? 藤崎さんが、芸術監督のアンドリュー・エバンス氏とシビルパートナーシップを結んだんだ」
「ああ、ネットのニュースになってたやつ、見たよ。イギリスのシビルパートナーって、同性婚の手前みたいなやつでしょ?」
「うん、だから花は深く傷付いてるんだよ。口では大丈夫って言ってるけど、食事も碌に口にしてないみたいだし、痛々しくって」
「銀水さぁ、いい加減に認めなって。それは単なるあんたの願望だから。実際、藤崎さんが花を待って独身を貫いてたなんて事実は無かったわけでしょ? もし花が泣いてる原因が男だとしたら、それはイギリスの藤崎さんじゃなくって、ここに居る植木屋さんなんだってば」
ミニスカサンタが俺を指差し、反動でたくましい二の腕の肉がぶるりと揺れる。タキシードは涼しい顔のまま俺を見て、少し考えてから言った。
「泣いてるって言えば、この人が花を泣かせていた日からだよ。花がおかしくなったのは」
その言葉を聞いた柳川が、突然割って入る。
「お前……まさか、合意無しに変な事しようとしたのか!?」
こいつが想像する『変な事』は、おそらく一般的な変な事より変なのだろうが、どちらにしろ無実の俺は全力で頭を振って否定した。姪っ子の視線が痛い。
「ねぇ、植木屋。実際のとこ、花と何かあったの?」
俺の正面に立ち、白状するように迫るミニスカサンタ。ふっくらとした顔つきなのに、その肉に負けないくらいに大きな瞳が真っすぐに俺を見つめる。何とも言えない圧に負け、俺は黙秘を貫く事をあきらめた。
「分からん……俺の方こそ、花さんの気持ちを知りたいんだよ。正直、お互いに好意がある事は感じていたと思うし、誓って変な事もしてない。俺にしてみたら、本当に急に拒絶された感じで……」
「そっか。まあ、大人同士の事だから色々と言う気は無いけど、花って一人で突っ走っちゃうところがあるから。お互い後悔しないためにも、一回、ちゃんと話してみなよ」
「そうしたくても、連絡がつかない。家に押し掛けるわけにもいかねぇだろ?」
ミニスカサンタは俺の言葉を受け、タキシードをチラリと見て言った。
「……花の散歩コース、知ってるよね?」
「聞いてどうするつもり? 考えてもみなよ。女性が一人で朝の散歩中、こんな『海賊』のランケデムみたいな人が待ち伏せしてたら。それこそ浚われそうで怖いでしょ」
ランケデムが何なのかは知らんが、誉め言葉で無い事だけは伝わってきた。紫がそっと俺に近付き、小声で補足する。
「海賊っていう演目があるの。ランケデムは、奴隷商人の役ね。怖い人」
悪人顔とはよく言われるが、奴隷商人は初めてだ。
「植木屋はランケデムじゃなくて、コンラッドだってば」
ミニスカサンタの反論を、紫が再び補足する。
「コンラッドは海賊なんだけど、良い人。ヒロインの相手役」
どっちにしろ、賊じゃねぇかよ。
「とにかく、もう藤崎さんは芸術監督のもんなんだからさ。大好きな花の幸せのために、一回だけでいいから協力してやってよ」
ミニスカサンタはタキシードの首を何とか縦に振らせようと説得するが、反応は無い。何やら少し考えてから、切り札の様にこう言った。
「前の彼氏って、まだ花に未練があるんでしょ? 未だに連絡が来るって怖がってるじゃん」
「……あの人、僕の事を嫌ってるんだよね。僕も大嫌い」
「でしょう? ねぇ、藤崎さん以外の男と比べたら、植木屋は悪くないんじゃない? それこそ、危険な男が押しかけてきても守ってくれるってば。ほら見てよ、このゴリラみたいな胸板」
ゴリラは完全に悪口だろうが。
タキシードの視線が、俺と紫を見比べるように動き、それから渋々といった風に口を開いた。
「……花のマンションから歩いて五分くらいのところに、大きな池のある広い公園があるでしょ。あそこは絶対通るから。順路とかは決まってないし、正確な時間は分からない……」
俺が驚きながら礼を言おうとすると、「やめてよ」とそれを遮り、トナカイの生首を宙に放り投げて楽々とキャッチし、続けた。
「言っておくけど、明日の朝は僕も花について行くから。花があなたと話をするのを嫌がったら、その時は諦めるって約束してよね」
「……分かった、約束する」
奴は俺の言葉にうなずくと、なぜか紫に「はい、クリスマスプレゼント」と言ってトナカイの首を手渡した。謎の物体を受け取った紫は、大興奮しながらお礼の言葉を繰り返している。
それからタキシード姿の美青年は、立ち去り際、その綺麗に整った顔を俺に向けて、いつものポーカーフェイスで言った。
「あなたを信用したわけじゃ無いからね。でも、紫ちゃんは良い子だから、仲良しのあなたも悪人では無いんだろうって思ってる」
不思議な薔薇の香りが、俺を包んだ。
俺の弟は、本当に馬鹿だ。
両親を立て続けに亡くし、高校を辞め、時には学歴を笑われながらもがむしゃらに働いた。そんな兄の背中を見ていたはずの弟は、彼女を妊娠させて退学になった挙句、無計画に年子を作り、俺に子守りまでやらせる始末。
だけど悔しい事に、俺が寂しさを感じる暇も無く、立ち止まらずにやってこられたのも、そんな馬鹿が居たおかげだろう。帰りの車の中、すっかり大きくなった姪っ子の横顔を見ながら考えた。
人生には、ちゃんと温かさも詰まっていると、俺は思う。
第十一話『雨上がり』に、続く
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