モニター台は、モニターを載せない
うちのFengeは、マイクアームと照明と配線の土台です。
前回のデスクツアー全体図で、「机が3モードに変形する」と書きました。
今日はその種明かしです。
総額120万円のデスクツアー(全体図の本編はこちら)
主役は、Fengeのモニター台。
108cm幅の2段シェルフで、木製天板にアルミの脚。
床は、広いほうがいい。
Fenge モニター台 卓上 108cm 2段 木製天板
で、タイトルの話なんですけど。
このモニター台、うちではモニターを載せていません。
モニターはアームで宙に浮いてるので、台は要らない。
じゃあこのシェルフは何をしてるのか。
床です。そして棚です。
机の上に増設した、2階建ての床。
この床が裏でやってる仕事が、思った以上に多かった。
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仕事1。マイクアームと照明の、隠れた通り道
いちばん気に入ってる技から。
マイクアームは、机の後ろの端にクランプで固定して、シェルフの2段目の隙間を通して手前に伸ばしてます。ちなみに最下層のMOTUも浮かせています。

薄型のロープロファイルアームだから通る芸当です。
アームの根本も関節も、シェルフの陰に隠れる。
正面から見えるのは、マイクだけ。
白状すると、マイクの設置場所はこれが2代目です。
前はモニターの裏にVESAの金具で棚を作って、そこに機材を載せる方式を試してました。
あれはあれで浮くんですが、シェルフの隙間にアームを通すいまの形に落ち着いてからは、金具の出番がなくなった。
機材の置き方は、家具が1個増えるだけで正解が変わります。
デスクライトも同じ理屈で、シェルフの縁に噛ませてます。
天板にクランプの居場所を作らなくていい。
つまりこのシェルフ、上に物を載せる家具というより、機材を通すための配管スペースとして働いてます。
シェルフがあるからこそできる配置で、これをやりたくて2台目を買い足しました。
108cm幅というのが効いていて、ウルトラワイドモニターの下にちょうど収まる。
Amazonの商品ページにサイズ違いも並んでるので、机の幅と相談してみてください。
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仕事2。床下収納
全体図の記事で、夜はキーボードをデスクマットごとシェルフの下段にスライドインさせる、と書きました。
この床下収納、成立している理由がちゃんとあります。
まず、シェルフの脚がアルミの柱で、下の空間がまるまる空いてる。
引き出しみたいな箱がないぶん、幅108cmがフルで使えます。
そして、マットが自作の黒フェルトであること。
厚さ4mmの布だから、機材を載せたまま持ってもクタッと折れずに、天板の上をすっと滑る。
ゴム底の分厚いゲーミングマットだったら、この技は成立してません。
摩擦で止まるし、そもそも隙間に入らない。
つまり全体図で書いた「マット自作」と「シェルフ」は、独立した買い物じゃなくて、セットでひとつの仕掛けです。
どっちも単体では地味な買い物なのに、組み合わせた瞬間だけ発明になる。
デスク改造のいちばんおいしい瞬間は、だいたいこういう偶然の噛み合わせで来ます。
フタも、レールも、力もいらない。滑らせるだけ。
引き出しのない引き出し。
収納グッズを買い足すんじゃなくて、もともとあった隙間を床下収納と呼び始めた、というのが正しいです。
命名した瞬間から、機材が消える机になりました。
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仕事3。ガジェットの駐機場
空中に浮いてるガジェットの種明かしもここで。



両面マグネットのスマホスタンドと、貼り付け用のスチールプレート。
MOSENVKA MagSafe対応 スマホスタンド 両面マグネット
スチールプレート マグネットプレート 4枚入り
プレートを貼った場所が、そのまま駐機場になります。
スタンドは両面マグネットなので、壁側に貼り付けつつ、表側でスマホを受け止める。
着脱式の操作場所が空中にできて、天板の占有面積はゼロ。
プレートは4枚入りなので、駐機場は4ヶ所まで増やせます。
うちはまだ増設の余地を残してる。たぶんすぐ埋まる。
充電ケーブルの脱着も、マグネット化してます。
USB-Cの先端にマグネット変換アダプタを挿しっぱなしにしておいて、近づけたら吸い付く方式。
L字なので飛び出しも最小です。
CIO USB-C マグネット変換アダプタ
余ったケーブルは、マグネットのケーブルホルダーで机の縁に整列。
Maveek マグネットケーブルホルダー 5個入り
ここまでやると、机の上で「探す」という動作が消えます。
定位置に吸い付くものは、迷子にならない。
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仕事4。妻が唯一ほめた住人
最後はゆるい話。
シェルフの上の一等地に、ガジェットじゃないものをひとつ置いてます。
ガジュマルの小鉢です。
miipas ガジュマル 観葉植物
黒ずくめの機材の中に緑がひと鉢あると、視界の圧が抜けます。
で、この机、妻が部屋に来たときに唯一ほめたのがこいつでした。
マイクアームの取り回しでも、床下収納でもなく、ガジュマル。
「この子だけかわいいね」
この子だけ、とは。
残りの住人全員が、静かに傷つきました。
納得はしてません。水はやってます。
ちなみにガジュマルの隣の定位置には、シリコンの黒いコースター。
山崎実業 立体 コースター 丸型 ブラック
緑と黒。潤い担当も、配色ルールからは逃れられません。
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裏方の共通点
並べてみて気付いたんですが、今日紹介したものは全部、主役の機材じゃありません。
台、プレート、変換アダプタ、ホルダー。
単体では地味で、誰にも自慢できない。
でも机の使い勝手を決めてるのは、こいつらです。
モニターやキーボードは机の性能で、裏方の小物は机の性格。
性格のほうが、毎日効いてくる。
ちなみにうちの机の性格は、たぶん「几帳面なズボラ」です。しまわない。でも散らからない。
台と、プレートと、床下の隙間。
裏方ばかり並べた記事で、絵面が地味な自覚はあります。(でも、書きたかった。
シェルフの床下と、マグネットの駐機場。
この2つの仕掛けだけでも、たいていの机は変形するようになります。
まずはプレート1枚から試してみてください。

登場機材ぜんぶのリンク集は、巻末付録にまとめてあります。
デスクツアーの巻末付録(登場ガジェットリンク集)
陰キャに、栄光あれ。
ガジェオタもっちでした。
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