メモの中のありし日の自分にしみじみする
自宅の机の引き出しを久しぶりに整理していたら、どさっとメモ帳やらノートやらが出てきました。おぉ、こ、これは……!
仕事時代のノート
発掘された大量のノートは、仕事で使っていたものです。20代後半で美術館学芸員に就職した時から、仕事中に大事なことなんかをノートに書いていました。
基本的に、無印良品の茶色い表紙のノートを使っていました。無印を使った深い理由はなくて、まとめ買いできたからかな。だから、時折銀行でもらったノートに変わったり、結構適当でした。
パラパラめくってみると、うわーなつかしー。
めっちゃ真面目にメモとってるじゃないか、自分。
作品を展示する時の注意点とか取り扱いの心得とか、上司や先輩の言葉を書き留めてます。輸送時の作品梱包の手順を図入りで書いていたり。
不器用だし、覚えも悪いので、一生懸命なんでもメモしていたんですよね。
ほとんど忘れていたような、当時の記憶がよみがえりました。
いま、こうやってnoteで学芸員についてのコラムを書いているのも、この頃の愚直な積み重ねがあったからだなぁ、と。
なんか今では自分にとって当たり前になっていることばかりなので、ともすれば昔から自分はさらっと仕事をこなしていたような記憶の改ざんをしてしまいますが、全然そんなことなかったんですよね。そうだったそうだった。
上司に説教くらったり、先輩にあきれられたり、恥ずかしい思いや情けない思いをたくさんしながらここまで来たんだなぁ(しみじみ)。
noteのネタになりそうなことも色々書いてありました。ぼちぼち活用していこう。
新社会人のみなさん、最初はなんでもメモしておくといいですよ。
学生時代のメモ帳
ノートの束はそんな感じで仕事時代のものだったのですが、メモ帳やスケジュール帳の類いはさらにさかのぼって大学時代のものでした。うわー見るのが怖い。
日記というほどしっかりしたものではないですが、結構日々の出来事や思ったことなんかをご丁寧に書き綴ってますね、この頃の自分。記録が好きなんだな(それはnoteに活きている気もする)。
勇気を出して中を読んでみると、まぁしょうもないことしか書いてない……。
当時の彼女といかなるデートをしたかとか、誰それと飲み会をしたとか、そんなことばっかりで。こんなやつが今目の前にいたら「お前もうちょいやるべきことあるだろ」と言いたくなって、それでそいつ(当時の自分)から「説教臭いおやじだな」とうざがられそうな。
結局若者なんてそんなものだし、中年なんてそんなものなのかもしれませんね。
仕事の新人時代の記憶も改ざんしていましたが、学生時代の自分についても同じようです。なんかもっと勉学に励んで、大学院に進んで研究に打ち込んだイメージだったのですが、そんな様子が見受けられない……。
これらのメモ帳はぜんぶ捨てようと思いましたが、いや待てよと。
あの頃の自分の姿を時折思い出すために取っておいた方がいい気もするな。いまの私は大学教員として学生と接することも多いので、「自分が学生の時なんてたいしたこと考えちゃいなかったんだから、それに比べればこの子たちは立派だな」と思える気がします。
いや、でも万が一、娘たちに読まれたら相当まずいのでやっぱり葬り去ろう。
みなさんはそういうノートや日記ってありますか?
