『学校司書クエスト』制作記 Lv.3~続・アイコンとルールの戦い「じゅもんつかうな」
こんにちは!『学校司書クエスト』制作者の、やこです。
前回の改善策として、お題カード(相談カード)をゲームに組み込みました。
相談カードが加わったことで、ゲームにコミュニケーションという温かい血が通い始めたのを感じています。
今回は、絶好の機会に巡り合えたことと、初同業者さんとのテストプレイのご報告です。
前回の課題に対する改善策の実行
課題1:カードの引き運に左右されるゲーム性
→改善策1:お題を解決する要素を追加

課題2:カードの判別がしにくい
「この試練と、どのスキルカードが対応しているのか、ぱっと見でわからないね」
→改善策2:デザインに「共通のアイコン」を追加

絶好のタイミングで、モチベーション爆上げ
そんな中、なんと絶好のタイミングで、高橋晋平先生の『ボードゲームづくり入門』の学校での探究学習活用講座があることを知りました。迷わず秒で申し込み!
【イベント】
— 岩波ジュニア新書 (@IwanamiJunior) September 9, 2025
10/4(土)10時~日販選書センターにてジュニスタ『ボードゲームづくり入門』( https://t.co/uBzlHkVLDM)著者・高橋晋平さんのトークイベントを開催!
探求学習にぴったりの「ボードゲームづくり」、その実践のノウハウをわかりやすく伝えます。お申込みは☞https://t.co/tzjqrzyMQw pic.twitter.com/g49Evb5FuS
(本来は生徒の探究学習のヒント講座が主題なのでしょうが、実際に大人が楽しく作ってみないと教えられないということで…すよね)
これはもう、「予習で作ってきました!」とプロトタイプを見てもらうしかありません。一気にモチベーションが上がり、講演会までのデッドラインを意識して、プロトタイプ製作に熱が入りました。
さっそく本を読んで学習!内容はまさに、🦊の知りたいことだらけ。
そして、楽しい社会課題解決としてのボドゲづくりの背中を押していただいた気がしました。(方向性間違ってないよねという)
プレイヤーがプレイしたくなると思えるような、衝立(ついたて)やカレンダーという各種コンポーネントを追加したプロトタイプ2が完成!


衝立なしのテストプレイ
完成したプロトタイプ2を手に、初めて同業者である学校司書の友人とテストプレイ。最初はカード内容を理解してもらうため、あえて衝立なしでオープンにプレイしてもらいました。
相談カード: やはり好評!雑談が弾み、ゲームの目標であるコミュニケーションはバッチリです。
核心の課題: しかし、またしても壁に。解決マスと試練マスの対応が、カードの暗いアイコンのせいで直感的に分かりにくいというフィードバックは変わりませんでした。
あまりカード自体に文字情報が多いと、プレイ中に読んでもらえず、ゲームのテンポが落ちてしまいます。
デザインをルールで解決する「トランプ革命」
デザインに時間や予算をかけられない。文字情報も増やせない。このジレンマをどう解決するか?
そこで私が思いついたのが、「感覚的に誰もが知っているトランプの仕組みを利用する」というブレイクスルーです。
トランプのスート(マーク)をカードの種類に割り当てる。
トランプのナンバー(数字)を、試練と解決スキルのに対応させる。
こうすれば、「♣️の7の試練は、♠️の7のスキルで解決できる」というように、アイコンがなくてもルールで直感的に対応関係を示せます。
続く課題:ルールの変更と時間の戦い
この「トランプ革命」により、ゲームの構造は一気に洗練された気もしますが、その代償としてルールの根本的な変更が余儀なくされました。
4人以上で遊ぶとカードが足りなるのでは…
トランプの52枚+2枚という制限枚数の中で、「12ヶ月の業務体験」という核のテーマをどう守り抜くか?
果たして、4日の講演会までになんとかなるかしら...?
(続く)
【ゲーム制作の進捗はこちらで発信中!】 X(旧Twitter):学校司書クエスト(@gakutosyo_quest)さん / X(↑フォローと応援をよろしくお願いします!)
ちょっとずつ学校図書館ネタもつぶやいており、フォロワーさんの数がほんの少しずつですが増えております。
応援感謝しております!
このゲームが生まれたきっかけ:
「やりがいだけでは解決しない」という学校司書のリアルな課題があったからです。 このプロジェクトに込めた想いは、最初の記事に詳しく書いています。よければ、↓こちらもご覧ください。
https://note.com/gakutosyo_quest/n/n7feddda07e16
