#77:【子育て⇔学級経営】 ブラック子育て術⑨ 〜声を失った一週間、最初の一言を褒めに使うという愛のある設計〜

『ふるさと秋田をこよなく愛する教師』
ガッツのYu-No先生です!
育究生活(第一章)を終え、学校に戻ってきました👏🔥
いよいよ、育究生活(第二章)の始まりです!
ブラック子育て術の第9段です。
ただし、

ブラックは考え方、使い方次第で
ホワイト
に変わります。
以前の記事で書かせていただきました、『三日間のワンオペ』生活。
そのときの疲労と鼻風邪が重なり、見事に声を失いました。
実は僕は、
免疫が落ちるとすぐ喉(声帯)をやられる体質
で、年に二回は声が消えます(笑)

しゃべれない父親。
しかし、いつも通り娘たちの大喧嘩は勃発。
しゃべれない父親
=
「やめなさい!」と注意できない
はてさて、どうやって喧嘩を仲裁しようか。
そう考えたとき、
目は口ほどにものを言う
ということわざが浮かびました。
声を封印するというブラック
声を失った後すぐに娘たちは大喧嘩。
普段なら
「やめなさい!」
と止めます。
でも出ない。
ここで『目は口ほどにものを言う』登場!
僕は間に入り、
眉間にシワを寄せて、目を見開き、
ただ、じっと目で訴えました。

二人は感じ取って、すっと喧嘩をやめました。

僕は気づきました。
『声を封印すること』が使えると。
2、3日たてば声の調子は戻ってきました。
しかし!

まだあえて声は使わず、同じく目と表情で訴える。
娘たちは案外こっちの方がはやく喧嘩を終えるのです。
しかも、体力もストレスもこっちの方が負担は少ないのです。
ブラックの中でため続けたもの
一週間、目と表情で止め続けました。









本当は言いたい。
でも言わない。
そして実は僕は決めていました。
声が戻ったら、
最初の一言は叱らない。
これが今回の

ブラックをため、
出口をホワイトに設計する。
ブラックは、
ホワイトを強くするためにある。
声が戻った日、最初の言葉
一週間経てば、声は完全に復活しました。
休日、二人が仲良く遊んでいるとき。

娘二人を呼び寄せます。

「パパ、やっと声が出るようになったよ。」
そしてこう続けました。
この声をね、
叱るために使いたかったんじゃないんだ。
二人が頑張っていることを、
ちゃんと褒めるために使いたかったんだよ。
今、仲良く遊んでいてパパうれしいよ。
二人が仲良くしているときの笑顔が大好き。
周りの人もハッピーにしてくれているよね。
ありがとう。
この言葉のために、
一週間、声をためにためました。
価値を切り取り、
プレゼントするために。
娘たちは笑顔で

と言ってくれました。
学級経営への転用 〜声は無限ではない〜
実は、今回の出来事は初めてではありません。
何年か前、僕は一か月ほど声を失ったことがありました。

その年の僕の目標は
生徒の褒めポイントを見つけること
毎日メモを取り、
必ず言葉にして伝えると決めていました。
でも、声が出ない。
褒めたいのに、褒められない‥

叱れないことよりも、
『褒められないこと』
の方がつらい。
そして、声が戻った日、
僕は生徒にこう伝えました。
みんなを褒められなくて、
本当に辛かった。
やっぱり声って、
みんなのよいところを伝えるために
あるんだなって思ったよ。
教室の空気が、ふっと柔らかくなったのを今でも覚えています。
。⚪︎◯
僕たち教師は、声を無限に出せます。
だからこそ、雑に使ってしまう。
もし
「1日に声は10回まで」
「1週間に3時間しか話せない」
そんな縛りがあったらどうでしょうか。
きっと本気で考えるはずです。
どの言葉に使うか。
生徒のミスを指摘するためか。
それとも
価値を見つけて伝えるためか。
制限があると、人は本質を選びます。

まとめ
今回の入り口は『声をわざと封印』して、目と表情で叱ること。
ただし出口は『最初の一言を褒めに使う』こと。
入り口はブラックに
でも
出口はホワイトに。
これは子育てでも、学級経営でも同じだと思っています。
そして、今回改めて気付いたのは、
声は
価値を切り取り、プレゼントするための道具
だということ。
声の使い方が変わると、
教室の空気も、家庭の空気も変わります。
ただ、叱るためだけに使うか
それとも、プレゼントに使うか
そしてその選択こそが、
『愛のある設計』
だと思うのです。

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