#31:【子育て⇔学級経営22】ブラック子育て術②〜ご褒美は最後の最後にあげろ!家庭と学級で使える究極の裏技〜

『ふるさと秋田をこよなく愛する教師』
Yu-No先生です!🔥
今日も、「育究」生活の中で感じたことを、学級経営と絡めて綴っていきたいと思います🔥
※「育究」についてはこちらの記事をご覧ください。↓
ブラック子育て術の第2段です。
ただし、安心してください。
ブラックは考え方、使い方次第で
ホワイト
に変わります。
育究中、娘2人を連れて初めて買い物に行ったとき、
「正論を言っているのに、全く通用しない」
という現実に直面しました。
親として、教師として、
正しいことを伝えたい。
でも、正しさだけでは回らない場面がある。
今日は、そんなときに実際に効いた
「裏技」について、
書いてみようと思います。
正論を言っているのに、なぜか届かない
育究中、最初の買い物。
娘2人を連れて行ったその日は、まぁ地獄でした。
15分で終わる買い物が1時間。
店に入った瞬間から、
それぞれが自分の行きたい方向へ動き、
「お菓子が欲しい」「あっち行きたい」と駄々をこねる。
僕は親として、正論を言いました。
「必要なものを買いに来ている場所だよ!」
「自分のわがままを通すところじゃない!」
でも、娘たちはまっっったく聞かない。
次女はスーパーのど真ん中で泣き叫ぶ始末。

これは買い物だけの話ではありません。
夕食の場面でも同じです。
栄養の話、
作ってくれた人への感謝、
最後まで食べる大切さ。
どれも正しい。
でも、次女は食べない。
時には投げ捨ててしまうことすらある。
このとき、はっきりと思いました。
正論は、いつも相手に届くとは限らない。
自分を責めていた「縛り」の正体
振り返ってみると、
僕は無意識のうちに
いくつもの「自分ルール」を抱えていました。
• 親だから、正しいことを教えなきゃいけない
• 世間一般で「親ならこうすべき」という振る舞いを守らなきゃいけない
• ご褒美で釣るのは良くない
• ブラックなやり方は使ってはいけない
どれも間違ってはいません。
ただ、共通するのは
『しなきゃいけない』
という縛りです。
その縛りが、自分の選択肢を責めていたのも事実です。
実は以前、
「縛りがあるからこそ、新しいものが生まれる」
という内容の記事を書いたことがあります↓
制約があるからこそ、
知恵が出て、工夫が生まれる。
これは間違いなく真実です。
ただ、今回気づいたのは、
あのときの「縛り」と、今回の「縛り」は種類が違う
ということでした。
あのときの縛りは、
思考を前に進めるための縛り。
でも今回の縛りは、
「こうしなきゃいけない」という
自分を責めるための縛り。
同じ「縛り」でも、
創造性を生むものと、
行動を止めてしまうものがある。
この違いに気づいたことで、
僕は一つ、考え方を変えました。
「最後にお菓子コーナーに行こう」という設計
その日の買い物で、
僕は一つだけ約束をしました。
「全部の買い物が終わったら、
最後にお菓子コーナーに行こう。

途中では行かない。
要求されても行かない。
最後の最後に行く。
それだけで、状況は一変しました。
娘たちは、
「最後にもらえる」という見通しが立つと、
そこまで我慢できるようになったのです。
何より変わったのは、
僕自身の気持ちです。
今までだったら、ご褒美でつるなんて
親としてどうなんだと思っていたでしょう。
でも、こう考えてみたのです。
これは悪ではない。
愛のある設計だ。
そして、
「ブラック子育て術」とあえて名付けることで、
自分の中に
「常用しない」というブレーキも生まれました。
ふと、
自分の子ども時代を思い出しました。
父は買い物がとても長い人でした。
正直、付き合うのは苦痛。
でも父は、ときどきこう言いました。

今なら分かります。
あれもまた、
父なりの愛のある設計だったのだと思います。
正攻法ではなかったかもしれない。
でも、結果として、
そこには怒りでもなく、泣くでもなく
笑う
がありました。
学級経営へのヒント
この話は、家庭だけの話ではありません。
学級経営でも、
「正論を言っているのに、なぜか回らない」
という場面は必ず出てきます。
そのとき、
• ご褒美を使ってはいけない
• ブラックな方法はよくない
• 正攻法でいくべきだ
そんな自分ルールが、
逆に選択肢を奪っていることもあります。
学級経営でも大切なのは、
常用しないことを前提にした一時的な設計です。
最後に大きなご褒美を用意する。
それは甘やかしではなく、
クラスを前に進めるための
技術だと、僕は思っています。
まとめ
うまくいかないときは、
自分の中のルールを、一瞬だけ破ってもいい。
それを
「悪いこと」
「逃げ」
と捉えなければいい。
そんなことで、
子どもの信用が簡単になくなることはありません。
大切なのは、
考え方の変換と使いどころ。
ブラックでもいい。
一時的なスパイスとして使うなら、
それは立派な「技」です。
家庭でも、学級でも、
正しさだけでは回らない現実に直面したとき、
この記事が、
一つの選択肢になれば嬉しいです。

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