#89:【子育て⇔学級経営】ブラック子育て術⑩ 〜人生ゲームで見つけた、全員が笑顔になる『愛のある設計』〜

『ふるさと秋田をこよなく愛する教師』
ガッツのYu-No先生です!
育究生活(第一章)を終え、学校に戻ってきました👏🔥
いよいよ、育究生活(第二章)の始まりです!
ブラック子育て術の第10段です。
ただし、

ブラックは考え方、使い方次第で
ホワイト
に変わります。
長女と次女と遊ぶ時間は、楽しい反面、なかなかの勝負です。
どちらかに合わせれば、どちらかがつまらなくなる。
気付けば、結局ディズニー映画に頼ってしまう。

でも本当は、映像に任せるだけではなく、三人で一緒に笑える『体験型の遊び』をつくりたい!

それができたら、赤ちゃんを見てくれている妻も喜ぶし、家の空気もやわらかくなる。
今回は、そんな思いの中で生まれた、ガッツ流のブラック子育て術をお届けします。

まず諦めたのは、「全員が同じルールで遊ぶこと」
その日、長女が人生ゲームを持ってきて言いました。

よし来た!
そう思った次の瞬間、長女がぽつり。
「でもさ、次女ちゃん入れると時間かかるし、ルール無視するから嫌なんだよなあ‥」

長女は『場を荒らされることなく楽しく遊びたい』。
一方、3歳の次女は、ルールなんてまだ分からない。
ただ、あの真ん中のルーレットを回したい。
お金やカードをもらえたら嬉しい。
求めているものが、そもそも違うんです。
(ハァ‥😔)
あきらめかけたその時!あるビジネス用語が僕の頭に降ってきます。
トレード・オフ

トレードオフというのは日本語に直訳すると
『両立できない関係性』や
『両立できない事柄』とか
『片方を尊重するともう一方が成り立たない』
というジレンマのことです。

僕は、YouTubeでヒカルさんと朝倉未来さんがコラボ企画した『nontitle』というビジネスを学べるリアリティー番組が大好きです。
それを機に、ビジネス用語についても調べるクセがついていたのです!
そして、このトレード・オフの解決策としてある一つが、
ゼロベース思考

ゼロベース思考とは
従来の制約や固定観念を捨て、
目標達成のための新しい方法を考える。

同じルールで遊ばせようとするから、苦しくなる。
だったら最初から、同じ土俵に乗せるのをやめればいい。
目標は、体験型の遊び(人生ゲーム)をして、けんかなく
全員が笑って
終えること。

ルール改定:次女には「参加している実感」だけを与える
長女を納得させ、とりあえずゲームが始まります。
長女はいつも通り、自分でルーレットを回して進みます。
そして次は僕の番。

ルール改定①
僕のルーレットは
次女にまかせる。
👿「はい、次女ちゃん、パパの番回してみる?」

カラカラカラ。
次女は満面の笑み。
出た数だけ、僕のコマと、横に置いた『次女用のコマ』も一緒に進めます。
時間短縮できた長女も満面の笑み。
これだけで次女の中では、もう立派に参加者です。
ここでさらに仕掛けます。

ルール改定②
毎回次女には
使っていない職業カードや
アイテムカードを一枚渡す。
👿「はい、次女ちゃんにもプレゼント」

たったこれだけです。
でも次女は、『自分も人生ゲームをやっている』という感覚になって、ずっとご機嫌なんです。
しかも、その姿を見た長女がニヤッとするんですよね。

ここなんです。
誰かが無理して合わせたり、妥協して違う遊びにしたりするんじゃない。
それぞれが満たされるルールをこちらが設計する。
これぞ、ブラック子育て術!

裏でこっそり仕掛ける。『全員勝ち』のデザイン
さらに、僕にはもう一つの作戦がありました。
長女は大の負けず嫌い。
負けると泣き叫び本気で悔しがるタイプです。
だからといって、わざと負けすぎると見抜かれる。
そこで使ったのが、人生ゲームの「お宝ゲットチャンス」のマスでした。
本来なら、プレイヤー同士(僕と娘二人)でじゃんけんして、勝った人が高額アイテムをもらえる。

ルール改定③
じゃんけんは娘二人で行う。
👿「今回は、パパとじゃなくて、次女ちゃんとじゃんけんして勝ったらもらえることにしよう!」
当然、長女は次女の出しそうな手が読めます。

長女は大喜び。
次女は負けても、横で職業カードをもらってニコニコ。

その結果、どうなったか。
人生ゲーム、初めて三人で最後までケンカなく完走しました。
長女が笑う。
次女が笑う。
その様子を見た妻が笑う。
赤ちゃんも妻にかまってもらえて穏やか。
そして、そんな空気をつくれた自分も嬉しい。

片付けのとき、僕は二人にこう伝えました。

「こうやって、けんかなく三人で遊べると、ママも幸せそうだよね」
「どうせ遊ぶなら、みんなが笑顔になる遊び方の方がいいよね」
「パパは、今日の二人がすごくよかったなあ」
すると次女が、すぐに言いました。

この一言が、すべてでした。
『またやりたい』
は、楽しかった証拠。
入り口は少しブラックでも、
愛のある設計
があれば、
子どもの「やりたい!」と笑顔
はちゃんと生まれるんです。
まとめ
子育ても、学級経営も、全員を同じルールに無理やり乗せようとすると苦しくなります。
大事なのは、違いをなくすことではなく
違いがあるまま笑顔になれる設計
を考えることなのかもしれません。
そのときに、ビジネスの世界の解決策を取り入れてみるのも悪くないと思います。
ブラックに見えても、その奥に愛があるなら大丈夫。
むしろ、そうやって裏で必死にデザインしている大人がいるから、子どもたちは安心して笑えるのだと思います。
だからこそ、これからも
愛のある設計
でみんなを幸せにしていきたいと思います。

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