🔧 【副業×不動産】工具を握った日。孤独な戦いの始まり(第11話)〜“現場”は思ったより重い〜
契約を終えて、ついに鍵を受け取った。
鉄の鍵の重みが、“覚悟”の重さに変わる。
湿った空気と埃の匂いの中で、にゃんこ大家の再生が始まった。
契約から数日。
ついに、あの150万円の戸建ての鍵を受け取った。
手のひらの中にあるのは、重たい鉄の鍵。
それを回した瞬間、心の奥でカチリと音がした。
「……ここからが、スタートだ。」
中に入ると、湿気と埃の匂い。
床が沈み、壁紙がはがれ、天井にはシミ。
それでも、不思議とワクワクしていた。
最初の週末。
ホームセンターで買った工具セットを抱えて現場へ。
マスクと軍手をつけ、古い畳を一枚ずつはがしていく。
想像以上に重い。汗が目にしみる。
「DIYって、こんなにしんどいのか……。」
それでも、やるしかない。
お金も人脈も、まだ何もないから。
日が暮れるころ、体中が痛くなった。
腕も脚も動かない。
でも、少しだけ床が見えてきた。
埃だらけの空間の中に、
“やり切った”という実感があった。
夜、恵子に言った。
「今日は畳を全部はがしたよ。」
「ほんとに自分でやったの?」
「うん、もう腕が上がらないけどね。」
「……すごいね。」
その“すごい”が、たった一言でも心に沁みた。
🧭 にゃんこメモ
工具を握ると、物件が“自分の城”に変わる。
現場に立つことで、数字の裏の“重さ”を知る。
汚れと汗は、学びの勲章。
🔜 次回予告
👉 第12話:孤独な現場で、見つけた“味方”の存在
資材の搬入、修繕の見積もり、そして初めての挫折。
でも、そのとき一通の電話が――。
✍️ にゃんこ大家でした🐾
今日の話で、印象に残ったポイントはどこでしたか?📖
ちょっと共感した!という方、コメントで教えてください✨
待ってるニャ😺
👉 前回の記事はこちら → 第10話:「信金との出会い。そして、人生を変えたファミレスの夜」
👉 次回の記事はこちら → 第12話:「孤独な現場で、見つけた“味方”の存在」
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