Photo by
fukusukeweb
ホテル経営の処方箋|09:物語を発掘し、文脈を編め
ホテルは部屋を売る商売ではない。
価格を決めているのは、広さでも景色でもなく「文脈」だ。
ホテルは部屋を売っている場合じゃない
ホテルは部屋を売るのではなく、
素材を編み、文脈を売るべきだ。
誰かの物語を発掘し、
希少性を言語化し、
学びに変換する。
その文脈に、顧客はお金を払う。
美しさは世界の競争に巻き込まれる
「世界の美しい田園10選」
「絶景リゾート100選」
称号は魅力的だ。
だが構造的に厳しい。
美しさはオリンピックと同じだからだ。
ある場所が「美しい」と拡散される。
すると必ず比較が始まる。
どちらが上か。
どこが1位か。
比較相手は世界中にいる。
高さも、豪華さも、新しさも同じ。
ビジュアル化できるものは、
すべて世界規模の競争になる。
1位は必ず更新される。
常に挑戦者が現れる。
だから、美しさで勝ち続けるのは構造的に難しい。
競争にならないもの
一方で、永遠に追い抜けないものがある。
歴史だ。
100年前に始まったものは、
昨日できた施設では追いつけない。
また、文化や風習は、
比較されたとしても、順位はつけようがない。
違いはあっても、競争にはならない。
ここに高単価のヒントがある。
ビジュアルは間口、文脈は奥行き
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
