文フリ備忘録|紙を語る
1906字
いよいよ今週末(1/18)に迫った文学フリマ京都
初参戦でどっきどきですが、グループ出店だから心強いです
主宰のみわからすさん、歩行者bリーダーはじめ、ふみわくらぶのみなさん、お世話になります
よきイベントになりますように🍀

本文用紙は柔らかい手ざわりで
さて、今回はじめて製本したわけですが、元来の文具好き、紙好きの血が騒ぎ、紙を吟味しました
約3万字の小説というのは、文庫サイズにするとボリュームがさみしいのです
背表紙にタイトル、作者名を入れて市販本っぽくしたい!
そのためには背幅7ミリ以上である必要があります
(わたしの利用した「同人誌表紙メーカー」さんの場合)
淡クリームキンマリ36.5Kという紙だと、薄くてボリュームが出ない
(軽くて柔らかい紙が好みなので、薄いのからチェックしました)
もうすこし厚めの淡クリームキンマリ72.5K、淡クリームキンマリ90Kでも足りない……
文フリ先輩方の記事で「嵩高紙」を使用するといい、と学ぶ
印刷会社「ちょ古っ都製本工房」さんのサイトを目を皿のようにして読み込むと……ありました!
「ラフクリーム琥珀71.5K」
クリーム色でやや嵩高なラフ紙。
柔らかく軽い手触りで上質ベースなので退色しにくい。
試し刷りの際に紙見本を同梱してもらいましたが、もっと早い段階で頼むといいかも(たしか郵便料金のみで送付してもらえる)
かさが出るのにかたくない! サイコーかっ
名前も琥珀で小粋ときている
ちなみに、一般的に小説本は目にやさしいクリーム色の紙がおすすめのようです
*どんな種類の紙を扱っているかは印刷会社によって異なります

表紙はツヤのあるものを
表紙は感触が気に入った「マーメイド」(表面の凸凹を波にたとえてある!)を使いたいなあと妄想しておりましが、やや割高のため、今回はパス
表紙デザインが繊細なストライプ&レースなので、土台はシンプルなほうが映えるだろうし
2025年9月の文学フリマ大阪でいただいた「サンライズ」さんの「小説本向け印刷見本」
その表紙に使われていた「アートポスト180K」に決めました
PP加工しなくても紙自体にツヤがあり、表紙用なのでしっかりしている
本文用紙ほどこだわりはなかったため、王道?定番?っぽいものを
加工すると紙の端が反るみたいで、そういうのは気になるタチでして

遊び紙で神々の遊び
ハイ、ここだけぜいたくしました~
本文の前などに仕込む薄めの紙
単行本でよく見かけるおしゃれなアレです
業界では「遊び紙」と呼ぶそうな
ちょこっとさんではトレーシングペーパーがえらべるんです!
大扉に印字されたタイトルがトレペで透けて見える……
めっちゃかわいいっす(*´∀`*)ポッ
これだけで編集作業の艱難辛苦(大げさ)が報われた気がしました
オプションでお高めなので初版だけにする可能性大です
もし再度刷るとしたら、薄ケント紙にするか、遊び紙ナシでいくかですね
ということは……今回は限定版!(ものは言いよう)
ぜひ、パラパラとのぞいてみてください
「あ~、これが力説してた遊び紙ね」とわかっていただけるかと

『フマジメ早朝会議』キーワード&目次
終わってみれば楽しかった本づくり
どんな作品なのか、あらためて紹介しますと
『フマジメ早朝会議』藤家 秋
A6文庫判 118ページ 500円
万年筆がつなぐ文具マニア(手帳偏愛うっかり女子&シゴデキ美文字男子)同士の恋物語
キーワードは……
万年筆、手帳、文房具、朝活、推し活、デザイン、色彩、美文字、夢追い人、イラストレーター志望、お仕事小説、恋愛小説、こじらせ、ツンデレ、シゴデキ(仕事のできる)男子、天真爛漫&冷静沈着、ボケとツッコミ、わちゃわちゃ、喫茶店グルメ、フリマ、トラウマ、せつない、きゅん etc.
目次は……
第一章:お楽しみ朝活会
第二章:来店ノートの秘密
第三章:恭可、ゆるキャラ化
第四章:執事と出店
第五章:求愛
第六章:胡桃の万年筆
第七章:恋愛対象外
第八章:罠にはまったリス
第九章:光へのあこがれ
最終章:境界線
でお送りします

C27&28 ふみわくらぶ
すこしでもピンときた(指名手配?)あなたは、18(日)「文学フリマ京都」@京都市勧業館みやこめっせ一階第二展示場C27&28「ふみわくらぶ」までお願いします

小説内にはデザフェスをモチーフにしたフリマが登場します
連載当時、あこがれはあっても、まさか自分が紙の本をつくって文フリに出ることになるなんて、これっぽっちも想像していませんでした
好きなことを続けているとすてきな偶然が生まれるものですね✨

ふみわくらぶのお店に並ぶ作品たちはこちら

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