50代、初めての海外ひとり旅 in プラハ①
出発前からハプニング続出!
「50代で海外ひとり旅に行ってきます。」
そう言うと、驚かれることが多かった。
私自身も、まさか自分がひとりでヨーロッパへ行く日が来るなんて思っていなかった。
英語は得意ではないし、海外旅行も何度も経験しているわけではない。
でも今回は、友だちや家族とスケジュールが合いそうにない。
それでも年に一度の海外旅行はあきらめたくなかった。
治安よし、物価も高すぎず、街がコンパクトで歩きやすい。「これなら行けるかもしれない」と思い切って選んだ行き先が、チェコ・プラハだった。
早朝の関西空港へ
朝5時、まだ眠い目をこすりながら、夫に関西空港まで送ってもらった。
「いよいよだ。」
期待よりも、不安の方が少し大きかったかもしれない。
ところが、その不安は空港に着いてすぐ現実になる。
まず驚いたのが、荷物預け。
いつの間にかずいぶん自動化が進んでいて、機械で手続きをするらしい。
ところが、その機械が私のパスポートを何度読み込んでもエラー。
この旅のために更新したばかりのパスポートだった。
「えっ、大丈夫?」
一瞬焦ったけれど、係の方がカウンターで手続きをしてくださり、無事に荷物を預けることができた。
そのあとも、出国審査で「こちらへ」と案内された先は、私が想像していた場所とは違う事務所のようなところ。
「パスポートに何か問題があった?」
と、またまたドキドキ。
結局は朝早い時間帯だったため通常とは少し違う案内だっただけで、何事もなく通過できた。
旅はまだ始まってもいないのに、心臓にはあまり優しくない。
190円の水と「Sorry」のメッセージ
ようやく一息つこうと自動販売機で水を買った。
190円。
空港価格とはいえ、思わず「高っ!」と声が出そうになる。
椅子に座ってスマホを開くと、航空会社からメッセージが届いていた。
最初に目に飛び込んできたのは "Sorry" の文字。
「えっ、何かあった?」
慌てて翻訳すると、
「座席が変更になりました。」
……いや、それ私が変更したやつ!
自分で変更したことをすっかり忘れて、ひとりで勝手に驚いてしまった。
人のいない関西空港
早朝の関西空港は想像以上に静かだった。
お店もまだ閉まっているところが多く、人もまばら。
24時間いつでも賑わっているイメージだったので、少し意外だった。
そんな中でも、ひとりで旅行に出かける女性が思った以上に多いことにも気づく。
みんな旅慣れているように見えて、
「私も数日後には、あんなふうに歩けるようになるのかな。」
そんなことをぼんやり考えながら搭乗を待った。
ヘルシンキまでは快適そのもの
関西空港からヘルシンキまでの便は驚くほど空いていた。
横並び3席をひとりで使うことができて、まるでファーストクラス気分。
長時間フライトへの覚悟をしていたけれど、おかげでずいぶん楽だった。




ブラックサンダーがうれしい☺️

ヘルシンキでは入国審査や手荷物検査を終え、無事に乗り継ぎエリアへ。
入国審査ではいろいろ質問されたけれど、昔、初めての海外旅行でハワイへ行く前に練習した英単語「サイトシーリング」が、まさか今になって役立つとは思わなかった



北欧価格にびっくり
少し時間があったので、空港でシナモンロールでも食べようと思った。
値札を見る。
4.9ユーロ。
日本円にすると900円近い。
「……やめておこう。」
水を見る。
こちらは3ユーロ。
これも500円を超える。
空港だからとはいえ、北欧の物価をいきなり実感することになった。
やっとプラハへ
プラハ行きの便は少し遅れ、搭乗口も変更。
さらに搭乗するときには、またしてもチケットが読み取れない。
「また何かやらかした?」
と思ったら、非常口近くの席だったためか、座席変更だったらしい。
今回の旅は、とにかく何かがよく起こる。



プラハ空港に着いてからは、Uberを呼ぶ。
ところが、アプリで指定されていた乗車場所が「出発ゲート」だったことに気づかず、到着ゲートで待ってしまっていた。
地図上の位置は同じ、でも階が違う!
気づいてすぐ上の階へ移動すると、ドライバーさんともすぐ会えて無事ホテルへ。
料金は489コルナ。約3,700 円
当初検討していたホテルの個別送迎をお願いすると35ユーロほどだったので、半額近くで済んだ。
「これならUberで正解だったな。」
そう思いながら、ようやくホテルに到着。
長い一日が終わった。
でも、本当の旅はここから始まる。
次の日、この旅最大級のピンチが待っているとは、この時はまだ思ってもいなかった。
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