見出し画像

世界で一番好きな場所|オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)

こんにちは。Gigiです。
私は世界で一番好きな場所があります。それはパリのオランジュリー美術館です。
モネの「睡蓮」で有名な美術館です。
初めてあの場所を訪れた時、楕円形の部屋に入ると睡蓮の浮かぶ美しい水辺に誘い込まれ、柔らかな色彩に包み込まれたような感覚になりました。不思議なことに、近づいてみたり、離れたり、歩いて光の当たり方が変わると、絵画の表情がどんどん変化します。絵は壁にかかっているはずなのに、水も空も風も日差しもそこにあり、時間の流れまであるように感じます。クロード・モネという人が見ていた世界を絵を通して私も見ているような感覚になり、モネが近くにいるんじゃないかと思えてきます。原田マハさんの著書の中で"友だちに会いに行くように美術館に行く"と一節を見つけたときに「あ、わかる!!」と思ってしまいました。
では、オランジュリー美術館の睡蓮の間に行きましょう。


オランジュリー美術館について

オランジュリーの絵画は、22枚のパネルで構成される8点の作品で、これらの作品は、高さ約2メートル、横の長さをつなげると91メートルになります。(第1室が40m、第2室が51m)

作品をよく見るとつなぎ目がわかる

オランジェリー美術館の建物は、もともと冬の間オレンジの木を保管するための建物でした。この場所を作品の展示場に変えるために、モネは建築家と何度も相談を重ね、彼の想像通りになるように設計されました。
2つの部屋が楕円形の、無限大のシンボル"∞"となっていて、2つのホールの東西の向きは、太陽のコースと、ルーブル美術館から凱旋門までのパリの中心軸に沿っています。ガラスの天井から差し込む自然光取り入れること、絵にガラスをはめないことなど細かく指示していました。
モネは1926年12月5日に亡くなりましたが、オランジュリー美術館は彼の生前には公開されず、1927年5月17日に開館し公開されました。オランジュリーの壁画制作はモネの生涯最後の大作となりました。

睡蓮の間

楕円形のふたつの部屋の絵画にはそれぞれ名前のついています。(この名前は確かモネが付けたのではなく、開館するときに付けられた名前だったように思います)

それぞれの絵画に付けられた名前

実際の絵を見ると、それぞれのテーマの違いがわかります。
【第一室】

「日没」200 × 600 cm
「雲」200 × 1,275 cm
「緑の反映」200 × 850 cm
「朝」200 × 1,275 cm

第一室に入ると感動の声が思わず漏れる方が多くいらっしゃいます。第二室もまたとても素敵な部屋になっています。
【第二室】

「樹木の反映」200 × 850 cm
「朝の柳」200 × 1,275 cm
「明るい朝の柳」200 × 1,275 cm
「2本の柳」200 × 1,700 cm

一部、写真に入りきりませんでした・・(泣)
それぞれの部屋には椅子が設置してあり、私はここに座り絵の世界に没頭してしまいます。

第一室の様子
第二室の様子

オランジュリー美術館はとっても、とっても素敵な場所なんですが、難点が一つありまして・・・とても人が多いことです。
マルモッタンモネ美術館のキュレーターの方と話していた時も「あそこは素敵だけど人が多すぎて僕はこっちが好きだね」と言っていました。

マルモッタンモネ美術館の様子はこちら↓

私が訪れた時は、21時まで開いてる日があったので19時ごろ行くと割と空いていて、閉館までゆっくりすることができました。
しかし、ホームページを確認すると今は18時までしか開いてないようです。イベントなどで閉館している時もあるので、行かれる方は事前にご確認ください。

オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)
住所:Jardin de Tuileries, 75001

今後は、お天気のいい日の朝にモネに"会いに"行こうと思います。
Merci! Bonne journée! À bientôt!


いいなと思ったら応援しよう!