【フィッシング詐欺師が逆に釣られた。日本人83%が標的になる世界で、あなたの背筋が伸びる防御の話】Googleが17年越しの「フランス初投資」をした会社が、パスワード盗難の常識をひっくり返した。 #フィッシング詐欺 #サイバーセキュリティ #Google #フランス #スタートアップ #資金調達 #MokN #個人情報 #AI #パスワード
こんにちは、ポス鳥です。
今日のニュースはこちら。
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📰 今日のニュース1分まとめ
2026年5月29日、フランス・パリに拠点を置くサイバーセキュリティ企業が、 約23億円(1,500万ドル) の資金調達を発表しました。
その会社の名前は、モクン(MokN)
🔍 モクン(MokN)は、何をする会社か
ひと言で言うと、 「フィッシング詐欺師を、逆にだまして、盗まれたパスワードを取り返す」 会社です。
フィッシング詐欺というのは、「偽のログインページ」や「偽のメール」を使って、あなたのパスワードやクレジットカード情報を盗む犯罪のこと。
名前の由来は英語の「fishing(魚釣り)」で、エサ(偽メール)を撒いて、獲物(あなたの個人情報)を釣り上げる、という構造です。
これまでのセキュリティ対策は、 「盗まれた後に気づいて、被害を最小化する」 というやり方が主流でした。
モクン(MokN)はこれを根本的にひっくり返し、 「盗まれる前に、犯人を先にだまして、パスワードを回収する」 という逆転の発想で事業をしています。
たとえるなら、 「おとり捜査」
警察が犯人を捕まえるために偽の取引を仕掛けるのと同じことを、サイバー空間でやっているのです。
⚡ そして、この資金調達の異例な点
今回の資金調達を主導したのは、GV(ジーブイ)
GVとは、Google——正確にはGoogleの親会社であるAlphabet(アルファベット、検索・広告・YouTube・クラウドなどを傘下に持つ巨大企業グループ)——が運営する投資ファンド(VC(投資ファンド)、新興企業にお金を出して育てる投資会社)のことです。
GVは2009年の設立以来、100億ドル(約1.5兆円)以上の資金を運営し、400社以上に出資してきた世界有数の投資ファンドです。
北米やイスラエルには積極的に投資してきました。
しかし、 フランスのスタートアップに出資したのは、17年間の歴史で今回が「初めて」 です。
では、なぜこのタイミングで、この小さなフランスの会社に出資したのか。
その背景には、フィッシング詐欺の世界が 構造的に変わりつつある という大きな流れがあります。
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🌸 季節の情景描写
6月に入りました。
日本では梅雨入りの知らせが届き始める季節です。
じめじめとした空気の中で、スマートフォンの画面を眺める時間が増える方も多いのではないでしょうか。
そのスマホに届く「お荷物の再配達のお知らせ」「アカウントがロックされました」というメール。
ほとんどの人が「またか」とスルーしていると思います。
でも、そのメールの「向こう側」では、何が起きているのか。
今日は、その「向こう側」をひっくり返した、フランスの小さな会社の話をします。
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📨 一般的なイメージへの疑問
「フィッシング詐欺って、迷惑メールでしょ?無視すればいいんじゃない?」
多くの人がそう思っています。
私もかつてはそう思っていました。
しかし、数字を見ると、「無視すればいい」では済まない規模になっています。
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💼 筆者コメント
私がこのニュースに注目したのは、技術の面白さだけではありません。
Googleの投資部門が、17年間の歴史で初めてフランス企業に出資した という事実。
これは「技術がすごい」だけでは説明がつきません。
「なぜこのタイミングで」「なぜこの会社に」「なぜフランスに」。
この3つの「なぜ」を解きほぐしていくと、フィッシング詐欺の世界が、私たちが想像している以上に深刻で、しかも 構造的に変わりつつある ことが見えてきます。
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📑 本文予告
本日は以下の構成でお届けします。
第1章 :フィッシング詐欺、実は日本が世界最大の標的だった
第2章 :モクン(MokN)の「逆フィッシング」技術——おとり捜査の仕組み
第3章 :Googleが17年で初めてフランスに投資した理由
第4章 :元セキュリティ管理者が「全部揃えても守れなかった」原体験
第5章 :私たちの「パスワード」は、どこに行くのか
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