【番外】林間学校、息子の成長に期待したい母(前編)
息子の林間学校が3週間後に迫っていた。
いち早く旅行用リュックを調達したのは私だった。しかし、リュックが手に入ったら準備の半分が終わったような気がして、中身の用意がなかなか進まなかった。
すでに学校から持ち物リストは渡されている。
息子も、学校では毎日のように林間学校の話し合いをして計画を立てたりしているようだ。
しかし、当の息子に荷物を自分で揃えるように伝えても、面倒がってまったく着手しなかった。
そんな息子の様子を見て、私は日頃の買い物のついでに、必要なものをちょこちょこ買い揃えた。
夫は「自分でやらせろ」と言い、あとは関与しなかった。
そう言われても、結局私が準備をしなければ何も進まないのが現実なのだ。
そうしている内に、いよいよ1週間後に予定が迫った。
しびれを切らした私は、ついにすべての持ち物に名前を書き、使うシーンごとに袋にまとめ始めた。
ここまでやってあげるのは、本人のためにならないと思えた。
しかし、期限は迫っている上に息子は準備をするという概念すらないように見えた。
小分けにした荷物をすぐにリュックにしまうようにしつこく言うと、息子は中身も確認せずに、何でもかんでもリュックに投げ入れて終わらせた。
とりあえず収まる所には収まったか。
スッキリしない気持ちを抱えつつ、私はこれで準備は終わったのだと思うことにした。
そして林間学校が2日後に迫った夕方。
息子が「まだ少し先だけど」と、今更ながら追加の持ち物を私に知らせてきた。
少し先どころか、遅すぎる伝達に私は苛立った。
なかったとして本人が困ればいいとも思ったが、結局あとで困るのは私のような気がして、家中を探しなんとか揃えた。
しかし、その時点で息子はまだリュックに入れた中身までは確認していなかった。
さすがに、私も「もう知らん」と言う気持ちだった。
林間学校の前日、早めに下校してきた息子が、やっと荷物の中身を気にしだした。
この期に及んで、自分で確認しなければと思ったようだった。
せっかくセットしたリュックの中身すべてをひっくり返した息子。
そして、「あれはどこに入ってる?」など、私の神経を逆なでするかのように今更ながら逐一確認してきた。
終わったはずのタスクがまた降って湧いてきて、私は最高潮に達するイライラに耐えた。
その空気を感じているはずの息子は、それでもなおマイペースに準備を終えた。
そして、迎えた林間学校の朝。
荷物はほぼ揃っており、あとは当日入れる物のみという中、持ち物リスト片手に、夫が張り切って息子と荷物を広げて確認を始めた。
イライラ。
弁当づくりに追われながら、私はその光景をなるべく視界に入れないように横目に見たのだった。
つづきの記事はこちら↓
初めての方へ↓
🔽息子小4編 はじまりの記事はこちら
🔽関連記事
