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[ 教育移住 ]を考えるなら、小学3年生がひとつの分かれ道だと思った理由

英語教育や異文化に触れるための「教育移住」
あるいはその逆に日本教育へ戻る「教育移住」
私も、かつて真剣に考えた一人です。

  • 日本語環境 → 英語環境

  • 英語環境 → 日本語環境

私の場合は、英語教育からスタートしたケースでしたが、ちょうど子どもが小学3年生の頃、残りの4・5年生をどのような教育環境で過ごすかについて、とても悩んだ時期がありました。
(海外では6年生から中学部に入る学校もあります)

今振り返ると、どちらにしても「もし教育環境や学習内容を大きく変えるなら、小学3年生頃が一つの節目だったかもしれない」と感じています。
今回は、そう思うに至った4つの理由について書いてみたいと思います。



1. 洋書を十分に読めるレベルになっている

決して教育熱心とは言えない学校環境、そして家庭でも無理のない学習習慣だけを続けてきた我が家でしたが、ある方法を取り入れることで、読書の土台が自然と育っていきました。

長女
・1年生: Magic Tree House 読破
・2年生: Harry Potter   読破

長男
・2年生: The Land of Stories 読破

どんな言語であっても、「読む力」は聞く・話す力以上に、深く考える力につながる土台になると感じています。
インターナショナルスクールでは、日々の宿題や長期休暇中の課題が「とにかく読書」ということも珍しくありません。
学校が読書に強くフォーカスする理由は、ここにあるのだと思います。

2年生頃にはその基盤が整い、多読はクラスで行われるスペルテストにも良い影響を与えていました。
子どもたちは、ほとんどスペルミスをしなかったからです。

「読書がここまで学習全体に影響するのか」と、私自身が驚かされました。
この土台があったことで、もしその後に学習環境が変わっても、英語力は大きく崩れずに維持できるだろう、と感じていました。
もし我が子が小学1年生から日本語教育を受けていたなら、低学年のうちは家庭で「英語の読書習慣の土台を作り」⇒ 3年生頃に海外へ教育移住していたかもしれません。
インターナショナルスクールの3・4・5年生は、外国人と同等レベルまで英語力を引き上げる大きなチャンスだと思うからです。

2. どの言語で「深く」学ぶか

以前にも触れたことがありますが、私の中では言語はあくまでツールであり、どれだけその言語を使って深く学べるかが大切という考えがありました。

インターナショナルスクールの3・4・5年生の教育方針について、学校側に話を聞いたり、実際に通わせている親御さんの声を聞いたり、廊下に掲示されている学習ポスターをよく眺めたりしました。
正直なところ、「感銘を受ける内容だったか」というと、そうではありませんでした。

教科書を使わないインターナショナルスクールでは、授業の多くがディスカッション形式で進みます。一見魅力的ですが、成果は担任教師の力量や、生徒自身の参加意欲に大きく左右されるのが現実です。
小学生にとって「深く学ぶ」には、なかなか難しいカリキュラムだと感じました。

一方、日本の教育では、その時期に幅広い教科を教科書を軸に学習内容が体系的に整理され、基礎を大切にしながら理解を深めていくスタイルが、小学校段階でしっかりと用意されています。
さらに「家庭科」などの実習科目もあり、私はとても魅力的なカリキュラムだと思っていました。

3. 日本語の学習習慣

無理のない形で学習習慣を作ってきた我が家ですが、インターナショナルスクールに通う家庭にとって、日本語の学習習慣を維持することは簡単ではありません
学校で英語を学んでいる子どもにとっては、

「どうして日本語を勉強しなきゃいけないの?」

という気持ちが、常につきまとうからです。
そんな中で唯一、日本語学習がスムーズに進んだのは、毎年インターナショナルスクールの夏休みを利用して日本の公立校に体験入学していた時期でした。
前日に出された漢字の宿題を担任の先生が回収したり、友だち同士で宿題の話をしたり・・・。
そうした環境の中で、日本語学習はごく自然に「日常の一部」となっていました。
小学校低学年のうちに、学校を軸にして学習習慣が作れることは、本当に大きな強みだと感じます。

4. 日本の学校教育で育まれる「誰かのために」

日本の小学校では、子どもたちが教室や廊下を掃除し、給食の配膳を手伝います。
これは海外ではとても珍しいことで、子どもたちが小学生だった頃、外国人の先生方から何度も感銘の言葉をかけられました。
そのたびに、日本の教育の素晴らしさを再認識したものです。
この仕組みが義務として続くことに対しては賛否がありますが、

  • 気が乗らない時でも

  • 「誰かのために」行動する

という経験をしておくことは、とても大切だと思います。
思春期に入ると、感情が複雑になり、気が進まない中でも仲間と協力してスポーツやプロジェクトに取り組まなければならない場面が増えてきます。
そんな時、「仲間と乗り越えた先に達成感がある」という体験は、必ず生きてくるはずです。

海外の学校で、日本人の生徒がいろいろな場面でリーダーを務めることは決して珍しくありません。
私は、その背景には日本の学校教育で培われた力が少なからずあると感じています。


こうした理由から、英語の土台が先にできた我が家は、子どもが小学3年生頃に、その先の教育について深く考えました。
結果として教育環境を変えることはありませんでしたが、あの時に立ち止まって考えたことは、置かれている環境を改めて見つめ直す、とても良い機会だったと思います。

日本と海外、どちらの教育もそれぞれ良い点があります。

少しでも、どなたかの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました🍀


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