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「ひまー!」休み時間に仲間とつながれない子へ、教員が無理なくできる行動3選

「ふらふらしている子」の居場所問題、なんとかしたいと思ったら。

休み時間になると、校庭や廊下を「やることがない」とふらふらしている子いませんか。心がザワつくこともあると思います。「寂しいのかな」「何か力になれないかな」「でも忙しいしな」「構っていられないんだよな」「お家の人も心配しているんだろうな」などなど‥‥

今日は、私自身が過去にやってみて「あ、なんか良いかも」と思った先生自身の心を守りつつ、子どもの成長につながることを期待したい、三つの関わり方を提案します。



対応①:【短期集中】一緒に遊ぶ(ただし、期限付きで)


「一緒に遊ぶ」ことは最もダイレクトに心に届きます。しかし、先生の心が疲弊しないために、「無限の優しさ」ではなく「集中投資」として定義し直します。

1. 「優しさの無限提供」をやめる

先生が疲弊してしまうのは、一度関わったら、その子にとって「先生はいつでも相手をしてくれる人」になってしまいます。これは、先生の心も壊し、子どもの「自律の機会」も奪います。

  •  NG: 「先生と遊ぼうか。」

  • OK : 「先生と〇分まで遊ぼうか。みんなも誘ってみよう。」

関わる時間は「〇分間」と明確に区切ることが大切です。そして、その間は、自分の笑顔、エネルギーを惜しみなく注ぎます。遊びの中で「この遊び、どうすればもっと面白くなるか考えてみて!」と、次の遊びの『主導権』を意識的にその子に渡すことをゴール、と設定します。先生が抜けた後、その子が自分で遊びを続けられるように種を蒔くイメージです。



対応②:図書室を勧める

学校の図書室は、最高の空間です。
好きな本、図鑑、絵本など、絶対に自分の興味がある本がある場所です。司書の先生がいれば、事前に声をかけておき、その子が興味ありそうなカテゴリーで、触れやすい本を用意しておいてもらっても良いかもしれません。

・NG:「図書室でも行ってきたら」
OK:「図書室に、君の好きな〇〇の本、たくさんあるってさ。この時間に行って、読んでみたら良いんじゃない?」

「図書室に行くこと=素敵な本と出会える場所」と捉えてくれると嬉しいですね。
「暇だから行く」「仕方なく行く」と伝わってしまうと、その子にとっても寂しいです。前向きに、「この時間は好きなことに浸れるよ」というメッセージを伝えてみましょう。 


対応③:「教師のお手伝い」として力を借りる

ふらふらしている子には、「自分は教室で必要とされている」という感覚が欠けていることがあります。先生の「お手伝い」として依頼することで、居場所を用意します。

図書室への誘いを「先生のミッション」に

対応②が不発の場合、「先生の仕事を手伝う」というミッションを与えます。

  • 関わりの例文:「先生、今、授業で面白い落語の絵本を調べているんだけど、面白いお話の本を探してきてくれないかな?〇〇さんが面白いと思うものって、絶対面白いと思うから、見つけてみてくれないかな。」

これで、実際に見つけてきてくれた本は、みんなに紹介してみても良いですね。
「〇〇さんが見つけてくれた本、面白かったからみんなに紹介するね」
・・・ここから、同じ「感度」を持った仲間とつながれる可能性があります。持ってきてくれた本から、様々なつながりや、クラスでのやりとり、取り組みが始まっても面白いかもしれません。

「仕事の手伝い」で、つながりの種を蒔く

ふらふらしている子のエネルギーを、教室運営というみんなのための仕事に変換します。連絡帳の仕分けや掲示物の準備など、「誰かと一緒にできる、簡単な仕事」を見つけます。

  • 関わりのテクニック:「〇〇さん、このプリントの準備を協力してくれないかな。△△さんも手伝ってくれると嬉しいな!」

 先生が発信源となって、暇そうな子、時間を持て余している子が複数人いるようだったら、まとめて手伝ってもらいましょう。教室掲示だったり、プリントの仕分け、配布物の整理など、お手伝いをしてもらいながら、色々と雑談してみると、その子の意外な一面が見つかったりして、子ども理解も深められます。
複数人で取り組んでいる場合は、その子たちをつなげる意識も持てると良いですね。短時間で終わったら「せっかくだから、二人で遊んでみたら?」「二人で図書室行って、面白い本読んできなよ」「二人で・・・」と、そのままセットで過ごすことを提案してみるのも、一歩です。



【自己防衛】「完璧な居場所作り」の幻想を捨てる


先生の心は、子どもたちの「心の安全基地」です。その基地を、疲弊やイライラで不安定にさせてはいけません。

「子ども任せ」で心の消耗を防ぐイメージを持つことが大切です。

ふらふらしている子を「ゼロ」にすることは、先生のエネルギーの浪費に繋がります。あなたの役割は、「彼らが自力で居場所を見つけられるための種を蒔くこと」であり、「常に居場所を提供し続けること」ではありません。
むしろ、「一人でいること」に安心感を持つ子がいることも忘れてはいけません。「あえて一人になりたい」という時もあるでしょう。
子どもの姿を観察しながら、「ちょうどいい」声かけとかかわり方が見つけられると良いですね。
忙しい中でもできる「子どもの観察」については別の記事も書いているので、時間があればそちらも目を通してみてください。


 種を蒔いたら、先生の関わりはおしまい!その後は、子ども自身の「自律の機会」に委ねます。いきなりは無理でも、いつか大きく飛躍する可能性を持っているのが子どもです。

あなたの心の平静こそが、子どもたちへの最大の貢献です。あなたの心のキャパシティが最優先です。最も効果的で優しい「自分を大切にできる、子どもとの関わり方」を選んでください。



🎁 おわりに:先生の心の平静こそが、最大の貢献


この「関わり方の知識」は、あなたが健全に職場で働くための防御技術です。

ですが、もしあなたが「これを試す心の余裕すらないほど、常に心身が限界」になっているなら、それは、自己防衛の「限界値」を超えています。

👉 【選択肢の一つとして】 あなた自身の心と命を守るための具体的な知識。

購入するかどうかは別として、知識を持つこと自体が、今、あなた自身の心をラクにしてくれるはずです。


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