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【G-Mateコラム】役職定年は準備次第で天気が変わる

【G-Mateコラム】
人生100年時代を自分らしく楽しもう!
第1章:現在地を知る「天気とコンパス」編⑦

こんにちは。
ウェルビーイング・ナビゲーター
G-Mate 後藤 学です。
「人生100年時代」と言われる今、私たちはかつてないほど長い航海に出ています。

この連載では、変化の激しい時代を自分らしく、楽しく、安心して進むための「航海術」を「キャリア(=人生)の天気」に例えながらお届けしていきます。

必ず訪れるその日を思うと……目の前が真っ白になる。今日は、そんな『役職定年』の話です。

まだ時間がある

55歳の男性Nさんは、来年3月末での役職定年が決まっています。

長年チームを率いてきた立場から、一人のプレイヤーへ。後輩が上司になり、給与も下がる。
「会社に、もう、いらないと言われた気がします」と、Nさんは話しました。
周囲の人からも、深い「雪」の季節が近づいているように見えたかもしれません。

でも、Nさんから話を聞いたのは7月。役職定年まで、まだ半年以上の時間が残されていました。

役職定年は、ある日突然やってくるものではありません。あらかじめ、その日が分かっている。これは、実はとても恵まれたことです。

「嵐」は直前まで予測できませんが、「雪」が降る季節は決まっているので、備える時間があります。

「周りから見た天気」と
「自分の天気」は違う

私自身も会社員人生の中で、昇進の見通しが立たなくなり、積み上げたものが色あせていくような時期を過ごしたことがあります。周りから見れば、「雨」か「雪」に見えたかもしれません。

でも、自分の「今の状態・気持ち」を天気に例えてみると、不思議なことに「曇りのち晴れ」でした。焦りも停滞感もなくはない。けれど、これからの未来に確かに晴れ間も感じる。
(このあたりの詳しい話は、文末でご紹介している自己紹介の記事で綴っています)

周りから見た天気と、自分の天気は、違っていい。その二つを切り分けられたとき、見える景色は変わってきます。

雪の日は根を張るとき

雪の日を、ただ寒さに耐える時期だと思うと、つらいだけです。

でも、雪の下では、木々が春に向けて、静かに根を張っています。雪の季節は、停滞ではありません。次の季節に備えて、内側を深める時間です。

役職という「肩書き」は、外から与えられたものです。それがなくなったからといって、あなたという人間の価値が下がるわけではありません。

むしろ、肩書きがなくなった後に残るもの、つまり、これまで培った経験や人とのつながり、あなたらしさ。そこに本当の価値があります。

役職定年までの期間は、「役職を失う準備」ではなく、「肩書きなしで過ごす準備をしておく」ことが大切だと思いませんか?

今日からできる「0→0.1の行動」

もし、あなたに役職定年という「分かっている変化」が近づいているなら。今日からできる「0.1の小さな一歩」として、こう問いかけてみてください。

「肩書きがなくなっても、残るものは何だろう?」

すぐに答えが出なくて構いません。かわりに、こんな時間の使い方を、一つだけ始めてみてはいかがでしょうか?

これまで忙しくて後回しにしてきた、誰かとの再会。ずっとやってみたかった、小さな学び。若手に何かを教える、ボランティア的な関わり。

こうした「根を張る種まき」が、いくつもできます。

役職定年の日は変えられません。でも、その日をどんな天気で迎えるかは、準備期間の過ごし方で、変えていくことができます。

周りから見れば、雪かもしれない。
実際にしばらくの間は雪が降るかもしれない。
それでも、自分の中に晴れ間を見つけていく。

その準備を今日から少しずつ始めてみませんか。

天気に良い悪いはありません。
その日の天気をありのままに受け入れ、柔軟に装備を使い分けながら、自分らしい航海を続けていくこと。それが、私がお伝えしていきたい「ウェルビーイングな生き方」です。

次回も、変化の激しい時代を自分らしく、楽しく、安心して進むための「航海術」を「キャリア(=人生)の天気」に例えながらお届けしていきます。

ウェルビーイング・ナビゲーター
G-Mate 後藤 学

▼自己紹介はこちら

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