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Mitakon65mmF1.4レビュー | RAWデータ配布 | GFX50SⅡ

こんにちは。大分県を拠点に九州で写真を撮っている @go_mitarai です。

先日のベストバイnoteで最初に紹介しましたが、

普段GFX50SⅡのメインレンズとしてMitakon65mmF1.4を愛用しています。国内ではSPEEDMASTER65mmF1.4として販売されていますが、海外ではMitakonの名で売られているそう。

私自身、昨年GFX50SⅡを購入してからは、GF80mmF1.7→GF55mmF1.7と純正レンズを使用してきましたが、そのシャープすぎる写りがどうしても好きになれずにいました。そもそもGFXを購入したのも、PENTAX67と105mmF2.4で撮影したような写真をデジタルで表現したかったからなのですが、
・105mmはGFXにつけると85mm程度の中望遠になってしまう
・焦点距離を0.8倍にできるフォーカルレデューサーというアダプタもあるがレンズ並みの値段がする
・アダプタをかませるとレンズの全長が長くなってしまう
あたりの理由から購入を断念していました。(結局バケペンと合わせて手に入れましたが…)

そんな時にたまたまInstagramで目にした投稿をきっかけにMitakonの存在を知り、いつか買うなら早く買え理論で気づいたら購入していました。
結論、購入してからずっとつけっぱなしにしているくらいには大満足だったので、今回は半年間の長期使用レビューとしてポイントや作例などをまとめます。購入者特典として最後にRAWデータも配布しますので、GFXやMitakonが気になっている方はぜひ!



Goodポイント

まずは良い点から。

①中判フィルムライクな描写力

いちばん満足している点は、やはりその描写力です。ぜひRAWデータを触って体感いただければと思いますが、純正レンズでは得られなかった柔らかさや線の細さ、立体感を期待通り表現してくれます。以前は柔らかさを出すために無理矢理Lightroomで明瞭度をマイナスに振っていたため、わざとらしくなるのが気になっていたのですが、Mitakonにしてからは線を何もいじらずとも満足する画作りができるようになりました。
また開放F1.4から十分に使うことができ、何ならほとんどの写真を開放で撮影しています。線がにじんだり盛大にフレアが出たりということもありますが、個人的にはオールドレンズライクに味として楽しめるものだと考えています。
噂によると105mmF2.4にレンズ構成も似ており、それゆえ写りも近いんだとか。

開放付近で撮影。この線の細さや立体感に満足

②使いやすい焦点距離

昔からほとんど50mmで撮影してきたため、自分にとっての標準域は50mmなのですが、Mitakonも換算52mm程度と非常に使いやすい焦点距離です。35mmを標準と言う人もいますが、個人的にはやや広く画面整理が難しいんですよね、、。50mmであれば風景から寄りの写真まで、自分の足を動かすことで幅広く撮ることができます。
描写でいうとバケペンレンズの105mmF2.4をGFXに装着したいところではありますが、そのままつけると85mm程度の中望遠になってしまいつけっぱなしにするには厳しいため、マウントアダプターなしで標準域を楽しめるMitakonは理想的でした。

風景も問題なく撮影できる

③デザイン・質感の高さ

カメラを選ぶうえでデザインの良さは持ち歩きたい気持ちを高めてくれ、結果的にシャッターチャンスに繋がるため重要だと考えています。Mitakonはクラシカルな富士フイルムのボディに合うつくりで、金属の重厚な質感と赤い刻印が特に気に入っているポイントです。また、前述したアダプターなしでマウントできる点が、デザインを損ねないという意味でも素晴らしいです。

赤い刻印がかっこいい


Badポイント

続いて気になる点を正直に。

①重くてやや長い

Mitakonを貸して皆いちばんに言うのが「おもっ」。質感の高さゆえなところもありますが、確かに重量1kgオーバーでGFXのボディより重いため、かなりフロントヘビーになってしまいます。50SⅡのグリップがあるおかげでなんとか持つことができているので、グリップのない50Rだとほぼレンズを支えるような持ち方になりそう。
また、アダプターを介さない分全長は抑えることができますが、フードをつけると見た目的にやや長さが気になります。もともとはフードをつけていなかったのですが(というかフードが逆向きでくっついていることに気づいていなかった)、登山等のアクティビティで使用することが多いためレンズ保護の観点から常につけっぱなしにしています。

②絞りリングのクリック感がない

これがいちばん買ってまじか!となった点なのですが、絞りリングにクリック感がなく無段階でヌルヌル動く仕様になっています。自分は基本的に開放で撮ることが多いのですが、開放にしていたつもりが気づいたら絞りが動いていたということが多々あります。そのため、シャッターを切る直前に上から見て絞りリングの位置を確認するといった余計な手間が発生してしまいます。クリック感のあるモデルが出たら買い替えたいレベルなので、マイナーチェンジ、もしくはⅡ型が出ることを密かに期待しています。

③ピントリングのトルク感がやや重くかすれる

これに関しては個人の好みなところはありますが、105mmF2.4などと比較するとピントリングのトルク感がやや重いです。また、こちらも個体差によるものかもしれませんが、ヌルヌルではなくややかすれる感触があり、若干気になってしまいます(メンテナンスで対応可能かもしれませんが)。
気になっている方は購入前に実機を触ってみることをオススメします。

④寄れない

こればっかりは中判カメラの宿命かもしれませんが、最短撮影距離が0.7mとなかなか寄れません。もっと寄りたい人は大人しくマクロを買いましょう、、。とはいえ、GFXほどの画素数であればトリミング耐性もあるので、実運用でそこまで困るということはありません。ただそうすると、撮影時に最終アウトプットの構図で撮れないという点は、ややテンションが下がってしまいます。

最短撮影距離でこのくらい

⑤電子接点がない

以前Xマウントで使用していたNOKTON35mmF1.2はサードパーティのMFレンズにも関わらず電子接点があったため、あとあとLightroom上でF値の確認などが可能でしたが、Mitakonではそれが不可となっています。個人的にはそこまで困るということではありませんが、気になる方は気になるかもしれません。


まとめ

ここまで良い点・気になる点をまとめてみましたが、個人的には描写力を最重要視していることからトータルで見ると本当に満足しています。また、これは自分に言い聞かせている感は否めませんが、やや欠点があるくらいのほうが愛せるのではないでしょうか笑。
無限にバケペンのような写真を撮れるというと言いすぎかも知れませんが、デジタルで中判フィルムのような写真を表現したい人にとっては、自信を持ってオススメできる1本です。ご興味のある方はぜひ以下のRAWデータを触って体感してみてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます!


RAWデータ配布

ここまで載せた写真は全てGFX50SⅡとMitakonで撮影したものになります。それらを中心にピックアップしたRAWデータ11枚を購入者特典として配布します。
MitakonやGFXが気になっている方は写りの参考として、またRAW現像の研究など、個人利用の範囲で自由に活用いただければと思います。タグ付けいただければ、ご自身でRAW現像してストーリーやXで公開いただくといったことも大歓迎です。個人利用の範囲を超えた無断利用のみお控えください。

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