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体育家・野口晴哉の生命観に半世紀を経て貼られた「陰謀論」のレッテル【体癖論】

本記事では

  1. 体癖論整体操法の開祖である体育家・野口晴哉(はるちか)の生命観

  2. その教えに半世紀も経った今「陰謀論」のレッテルが貼られ攻撃されている理由

について述べる.

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1. 野口晴哉

1.1 体癖

野口晴哉(1911–1976)は体癖論のほか整体操法活元運動愉気法を体系化した体育家である.
野口は閉型九種体癖の激しい集注に起因する神の手を持つ人体の天才だ.
その直観的な指の感覚は愉気から整体,体癖へと広がった.

大変長い年月を費やしましたが、私は人の体を触って調べる指の感覚が、他の人より訓練されて敏感だというだけで、いろいろのことを余り知らなかったために、ただ自分の指の感覚だけで、刺激とそれに反応する処の変化の度合を確かめていったからだと思います。

野ロ晴哉:『大絃小絃』,(全生社,2021),p. 53.

体癖概論を次に示す.

体癖は,精神科医・名越康文が精神分析に用いていることから,半世紀以上の歳月を経て再び耳目を集めている.
名越は,野口晴哉の次男:野口裕之(ダン先生)に学んだ体癖論をベースに独自の名越式性格分類をまとめているが,これは性格診断のために簡単化した類型であり,心身の偏りを要求の方向の違いとしてみる本来の体癖論からは遊離している.

これを野口晴哉への冒涜だと非難する声もあるが,ネット上で体癖という言葉を広めたことは確かな功績といえる.
そもそも研究者の素養があれば勝手に野口の原典にあたるから,入り口は薄っぺらくてもよい.
むしろ野口なき今,人類の集合的意識となりつつある 𝕏 を通して一人でも多くの人に体癖論を知ってもらうことこそ,体癖論の研究を進める最短ルートではないか.

https://x.com/elonmusk/status/1823080517946024082 

閉型の野口は,自身の体癖論には特に上下型による補足が必要だと考えていた.
これについては体癖概論の 4. 結論 で述べた.

名越は,野口と同じ九種の「なぜ?」という感受性によって体癖論に傾注したという.

この動画では,野口晴哉の天才性についても語られている.
野口は死ぬ間際,私が死んだ後もこの8人の面倒をみて回ってくれと,一人暮らしで寝たきりのご老体の名前を書いて渡した.
すると,その後1ヶ月のうちに,遺されたメモの順番通りにその8人が亡くなったという.
これは,科学的見地からは偶然としか言いようがない.
しかし,体癖論における体の波(体周期律)について知っていれば,それが偶然ではなく,莫大な体の観察記録に裏付けられた正確な寿命の予測だったことを認められるだろう.

野口家や名越,私も含めて,体癖論の研究者には閉型が多いように思える.
もっとも,閉捻れの野口による九種体癖の説明は,九種が好む一種と並んで魅力的に感じられるので,自称九種は眉唾ものだ.
しかし——どこにでもいそうで誰にも当てはまらない平均的なイマジナリー人間を仮定して机上論を展開する——西洋医学の対極に位置する,個別具体的な個人の特性を追求してゆく体癖論という複雑怪奇な体系を大真面目に追求するような人に,ひとたび集注すれば一生それを続ける九種が多いとしても納得できる.
九種の尋常でない集注については,次の動画で野口家のシェフに関する面白エピソードが述べられている.

1.2 全生

野口の考え方については,孫:野口コーキへの下記インタビューに詳しい.
単にドキュメンタリーとしても面白いので,体癖論を抜きにしても一読の価値があると思う.

野口の生命観の根本は,17 歳のときに著した『全生訓(ぜんせいくん)』ですでに確立されていた.
全生とは,「人はみな生きて死ぬ」,ただそれだけ
1日生きるとは1日死ぬことと同義だから,我々はその生をただ溌剌と全うすればいいということだ.

意味がわからないと思うが,我々が生命を維持できるのは,体を構成する無数の細胞の破壊と再生とが釣り合い,死ぬ細胞の数 = 生まれる細胞の数,となっているから.
子供は,細胞の破壊を再生が上回り,死ぬ細胞の数 < 生まれる細胞の数,となっているから,すくすく成長する.
老人は,細胞の破壊が再生を上回り,死ぬ細胞の数 > 生まれる細胞の数,となっているから,ゆっくり死にゆく.
死亡数が出生数の2倍となり,人口爆縮へと突き進む,超高齢化社会の日本も似たようなものだ.

戦後まもなく,自分で自分の体を治そうとする無意識の錐体外路系運動:活元運動を発見した野口は,治療を捨て,以降の活動を「自然な生」を目指す体育と改めた.

しかし今では,野口整体は単なる健康法や代替医療の一つとして認知されるようになってしまった.
したがって,最も重要な生命観の部分については,ほとんど知られていないのが現状である.
読者諸賢にはぜひ,この全生の考え方を理解した上で,体癖や整体について学んでほしい.

2. 「陰謀論」のレッテル

野口は,病とは治療すべきものではなく,生き延びようとする生命の働きによって経過するものだと考えていた.
そうした生命の働きを活性化していくことができれば,人は何かに頼らずとも一人で生きていくことができる.
それこそが,本当の意味での健康:全生ということだ.

野口家は,生涯で一度も医者にかからず,薬も飲まず,もちろんワクチンも打たないという.

結局、僕は医者よりも自分の生命の働きを信用してるんです。45年間、命に関してよそに外注していない。四世代にわたってこうやって生きてきてこれてるわけですから、それだけ自信も持っています。

「病とは治療するものにあらず」──全生を説いた体育家・野口晴哉の思想と実践・後編

さらに,インタビューのなかで,もっとも破壊力のある箇所は下記だろう.

この前、整体指導を生業にしている僕の従兄弟がワクチンを接種した人の身体を観たらしいんですよ。そうしたら、やっぱり身体が壊れてる。

「病とは治療するものにあらず」──全生を説いた体育家・野口晴哉の思想と実践・後編

Twitter や YouTube に投稿すれば,間違いなく検閲にひっかかり,削除要請やシャドー BAN,アカウントの凍結をくらっていたであろう,センシティブな内容だ.
しかし野口の意を継ぐ者にとっては,ワクチンどころか,医者も薬もマスクも,体にとって余分なものなのである.

私が野口を知ったのは,コロナをきっかけにメディアの洗脳が解けた 2020 年だ.
それまでは当たり前のように,花粉症や風邪で病院にかかり,インフルエンザワクチンも打っていた.
しかし今では,潔癖症から一転して手洗いうがいも手指消毒も不要になり,自分で自分を整体しながら健康に生きている.
医者や科学者ではなく,自分の体にある生命の働きを全面的に信頼できるようになり,コロナ禍で逆に病気の恐怖から解放されたのは,本当に幸せなことだと思う.
ただしそれは,認知的不協和を回避せずに疑問を抱き,自分の頭で考え調べた結果だから,やはり偶然ではない.
野口の子孫にしても,生まれた時から全生に基づいて育ったとはいえ,物心ついてからも医療に頼らず生きてゆくというのは,やはり自身の選択だ.

一方で医療の最終目標は不老不死であり,死を遠ざける,または死なない生のあり方を目指す.
これは,野口の生命至上主義的な生命観とは真逆の出発点といえる.

このような西洋医学の思想は,社会設計の根底に浸透している.
むしろ,資本主義に基づく現代社会は,軍産複合体・医産複合体によって形成されてきたといえよう.
病院や製薬会社の利権にとって最大の脅威となる整体が社会的に認められることは,マスメディアがその権力を失うまでありえない.
そのため,明治–昭和を生きた体育家・野口晴哉の教えは,死後半世紀がたった現代になって,非科学的な「陰謀論」とのそしりを受けるに至った.

なお野口は「べし,べからず」という観念を嫌っていたという.
九種はそういうように,よく物事を考え,強情でいうことを聞かない.
大衆を何の疑問も抱かない NPC (sheeple) として支配したい権力者たちにとって,これほど都合の悪い人間はいないだろう.

したがって「陰謀論者」のレッテルを貼られて攻撃されながらも Q ドロップの暗号を解読し続けているような人には——他己評価の影響を受けないほど激しく集注する——九種が多いのではないかと思う.
Q がアノンを自閉症と称しているのも,ADHD すなわち九種体癖が共通しているためではないか?

自閉症でいいよ 実は そうなんだろ?
急変の時が来た
幸運を祈る、愛国者諸君
Q

https://qposts.in/japanese/314
https://qalerts.app/?q=autists


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