見出し画像

警告が現実になった。退職代行「モームリ」捜査のメスと、業界にはびこる非弁提携のカラクリ。


警告は、現実になった


よぉ、俺だ。

なぁ、お前さん。今日のニュースを見たか?退職代行サービス「モームリ」の運営会社に、警視庁の家宅捜索が入った件。容疑は弁護士法違反

驚いたか?俺は、驚かねぇな。これは、以前の記事で、口を酸っぱくして説明してきた結末そのものだ。追い詰められた人間を食い物にするビジネスの、腐った膿が、ようやく白日の下に晒されたに過ぎねぇ。



「それにしても、今さらかよ!」と思うか?ああ、俺もそう思う。だがな、ヤツら(警察)が、なぜ今動いたのか。その理由にこそ、この業界の根深い闇が隠されてるんだ。



【復習】以前の記事で何を警告したか?


思い出してみろ。俺は、あの記事でこう言ったはずだ。

  • 弁護士資格を持たない退職代行業者にできるのは、「辞めます」という意思を伝えるだけのメッセンジャーだ。

  • 未払い残業代の請求みてぇな交渉に手を出せば、それは非弁行為という立派な犯罪になる。

  • そして、一番の凶器は、お前さんが読まずに【同意】する、あの利用規約だ、と。

今回の「モームリ」の件は、まさにこの警告が、最悪の形で現実になったことを示している。


【表の顔】親切という名の、甘い罠


 ヤツらは、違法な約束を利用規約の奥深くに隠したりしなかった。むしろ、公式サイトの表に、堂々と罠を掲げていたんだ。

「弁護士監修のもと、適法に運営しています。」「有給休暇や未払い賃金の交渉をご希望の方には、弁護士をご紹介します。」

追い詰められて、一刻も早く地獄から逃げ出したいお前さんにとって、これは親切なサポートに見えただろうな。「ああ、弁護士まで手配してくれるのか」と。そして、思考停止で【同意】ボタンを押す。


【裏の顔】同意したのは、「違法あっせん」への加担


だが、そのご紹介の裏の顔は、おぞましい犯罪だった。警察の発表によれば、ヤツらは、交渉が必要な案件を特定の弁護士に横流し(あっせん)し、その見返りに紹介料という名のワイロを受け取っていた疑いが持たれている。

これは、弁護士法で厳しく禁じられている「非弁提携」であり、「周旋(しゅうせん)」と呼ばれる悪質な行為だ。ヤツらは、自らは交渉に手を出さず、客を弁護士に売ることで、法の網をくぐり抜けようとした。

お前さんが「親切なサポート」だと思って【同意】したものは、実際は「私を商品として弁護士に売り渡し、その金で儲けても構いません」という、いわば身売りの承諾書だったんだ。これこそ、【未読同意】が招いた、最悪の悲劇だ。


【背景】なぜ今なのか?「今さらかよ!」への答え


色々な人たちがあれだけ言ってきたのに、なぜ警察は今動いたのか?
理由は三つあると考えられる。

1. 社会問題として、無視できなくなった
「退職代行」に関するトラブル相談は、国民生活センターや労働相談窓口に、もう無視できねぇ件数寄せられていた。今回のガサ入れを受け、東京弁護士会が即日「改めて注意喚起する」と声明を出すほどだ。これはもう、ヤツらも無視できねぇ社会問題になったってことだ。

2. 弁護士会の本気
「非弁提携」は、弁護士の縄張りを荒らす、最大の敵だ。弁護士会が、「いい加減にしろ」と警察に強く突き上げた可能性が高い。

3. カネの証拠を掴んだ
警察は、グレーゾーンじゃまだ動けねぇ。だが、今回の容疑は「違法なあっせん」だ。つまり、弁護士との間で、紹介料という名のカネが動いた証拠を、警察が掴んだってことだ。単なる「交渉しちゃいました」よりも、「組織的な犯罪」として、立件しやすいネタを、ようやく固めたんだよ。


【最大のリスク】モームリは氷山の一角


勘違いするな。これは、「モームリ」がたまたま悪かっただけの話じゃねぇぞ。ヤツらは、一番有名になっちまったから見せしめにされたに過ぎねぇ。 特定の弁護士と提携して、グレーな紹介料で儲けている退職代行業者なんざ、この業界にはウジャウジャいるはずだ。

今回のガサ入れは、警察と弁護士会による、業界全体への「これ以上、好き勝手はさせねぇぞ」という最後通告なんだよ。


【今日の教訓】ラクに見える道こそ、疑え


いいか、よく聞け。今回の事件は、氷山の一角だ。

1. 弁護士監修や弁護士紹介は、全て疑え。
「提携弁護士を紹介します」という一文を見たら、まず「これは合法か?」と疑え。その紹介が、本当に無料の親切なのか、それとも違法なあっせんの入り口なのか、見抜け。

2. 一線を越える業者からは、今すぐ逃げろ。
「ウチなら交渉もできますよ」、「弁護士もすぐ紹介できますから」と、法律スレスレの甘い言葉を囁く業者は、だと思っていいかもな。ヤツらは、お前さんを救う気なんざねぇ。ただ、お前さんを金に換えたいだけだ。

3. 最後の砦は、お前さん自身の思考だ。
追い詰められて、思考停止しちまってるなら、なおさらだ。だが、最後の最後、契約書にサインする、その一瞬だけでもいい。「この契約は、本当に俺のためになるのか?」と、自分の頭で考えろ。その一瞬の思考だけが、お前さんを地獄の淵から救い出す。




この記事は、お前さんが思考停止から抜け出すためのキッカケだ。最終的にどう行動するかは自分自身で決めろ。過去ってのは消せねえ。だが、明日をどう生きるかはてめえで決められる。じゃあな!


#退職代行
#モームリ
#非弁行為
#非弁提携
#違法あっせん
#国民生活センター
#契約
#利用規約
#弁護士法違反
#警察
#ガサ入れ
#逮捕
#弁護士会
#未読同意

いいなと思ったら応援しよう!

イヴィー いただいたチップは今後の活動や情報収集に活用させていただきます!