超初心者が詠進歌を紡ぐまで⑦選歌を味わう(1)
このシリーズは、超初心者の私が年始に宮内庁が開催する「歌会始の儀」へ短歌を差し出す(詠進)することを目指して書き綴るものです。
~今年の選歌より~
初回は私が好きだなぁ、と思った歌を味わわせていただきます。
カーテンをあなたがあけて文鳥とわたしが同時に夢からさめる
~表現を観察~
まずお題である「夢」は結句にありますが「さめる」の表現が重さを感じさせない効果があるように思います。
初句ではカーテンを開ける描写がとても軽やかです。
間接的に光のイメージを誘うところが優しくて素敵です。
登場するのは「あなた」「わたし」「文鳥」。
人はひらがなで書かれているのも柔らかさを感じますね。
文鳥だけは漢字ですが、ひとつの大きな軸になる存在で、生命の息吹というか、命の強さを感じるところです。
「わたし」と「文鳥」の関係性も垣間見えるようで、きっと仲良しなのだろうなぁ、なんて想像します。
夢からさめはしたものの、きっと夢は終わったのではなくて、これからも夢と重なるような優しくて幸せな時間が流れるのだろうなと思いました。
(※以上、超初心者の感想です)
~私のこと~
私は前に、ベッドの上でパジャマのまま食べるフレンチトーストがたまらなく好きでした。
日曜の朝、ゆっくりした時間を贅沢に使うあの感じ。
甘い香りが心まで優しくさせてくれるのですよ。
(まぁすぐにその「夢」からさめてしまうのですけども)
~参考にしたいポイント~
・漢字とひらがなの使い分け
・間接的に雰囲気をイメージさせる
・やさしさ、あたたかさを盛り込む
・「その後」の想像を掻き立てる奥行き感
【⏳締め切りまであと118日】
