【Gemini × 育児】子どもの個性に合わせた学び方を Gemini がサポート
こんにちは、Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。
育児は、毎日が試行錯誤の連続。特に小さなお子さんがいるご家庭では、日々新しい発見がある一方で、悩みも尽きませんよね。
そんな時、「もし AI がちょっとしたサポートをしてくれたら…」と考えたことはありませんか? 本 note では、Gemini を育児のパートナーとして活用しているパパママたちの「こんなに便利になった」という活用例をお届けします。
第 1 回では、育児に Gemini を使うようになって「こんなに変わった!」というエピソード、遊びに取り入れる工夫などをお聞きしました。
今回のテーマは「学び」。子どもの「なぜ」への対応から、苦手な算数の取り組み方法、工作のアイデア出しまで、幅広い活用法をご紹介します。さらに、子どもの学びを支える保護者の活動、例えば、面談や PTA 活動でも Gemini が活躍しています。
「でも、AI を使うのは難しそう…」とお考えの方、まずは無料の「Gemini アプリ」で、こんなふうにお使いください。
子どもの「なぜ」について聞いてみる。
PTA のイベントのアイデアを考えてもらう。
そんなリクエストを入れてみるだけで、Gemini が皆さんをサポートいたします。
※本 note は、Google が Gemini を育児に活用されている 4 名の保護者の方々にインタビューした内容を編集して掲載しています。
※Gemini を含む生成 AI の利用に関する説明は例示を目的としています。実際の回答結果については、ご自身で正確性をご確認いただくようお願いいたします。
※ Gemini のご利用は現在(2025 年 4 月)13 歳以上となっております。小学生以下のお子さまの場合、ご家庭では保護者と一緒に使っていただく形でご利用ください。
Gemini と一緒に考えよう! 答を見つけるプロセスを大切に
今回も、Gemini を育児に活用されている 4 名の保護者の方々にご参加いただきました。
【座談会に参加いただいた保護者の方々】
Aさん:都内在住。お子さんは 4 歳(幼稚園年少)の男の子。
Bさん:都内在住の男性。7 歳(小学校1年生)と 11 歳(小学校 4 年生)の兄弟。
Cさん:都内在住の女性。7 歳(インタースクール 1 年生)の男の子。
Dさん:都内在住の女性。4 歳(保育園)の女の子。

-前回は「遊び」での Gemini の活用について様々なアイデアをいただき、とても参考になりました! そこで今回は「学び」では、Gemini がどのように役立っているかお話いただけますか?
Cさん:小学生の息子の宿題で悩んだときなどに Gemini を使っているんですが、「これはすごい!」と、親の私が感銘を受けています。
例えば、自由研究で子どもが「段ボール自動販売機」をつくりたいと言ったとき、Gemini に「小学生が段ボール自動販売機をつくりたい。材料はできるだけ、家にあるものを使いたい。すぐにつくり方を教えないで、進め方を教えて。理科の原理などもわかりやすく説明して、学びの機会になるようにして」とお願いしてみたんです。すると、「まずは材料を集めてみよう」「設計図を書いてみよう」といった段取りを示してくれるので、それを見ながら順に進めていくことができました。
検索すれば色々な工作例は出てくるのですが、完成度の高いものばかりなので、見て満足して終わってしまうのです。その点、Gemini は結果だけではなく、プロセスを考えて、一緒に進めてくれるのが良いですね。

【Cさんの活用例】
https://gemini.google.com/share/da34208bd20d
Dさん:ひとつひとつの過程を分解してくれるのが良いですね。
Cさん:そうなんです。親が一緒にやると喧嘩になっちゃったりすることも多くて(笑)。Gemini のほうが上手にサポートしてくれます。もうなくてはならない勉強のパートナーになっています
Bさん:我が家では、子どもがつまずいている箇所について、Gemini に質問してみることがありますね。
例えば、宿題で間違った解答をしたとき、その誤答を写真を撮って Gemini に聞いてみるんです。すると、「何がわかっていなくて、先に進まないか」を指摘してくれます。可能性として 3 パターンほど提示して、弱点を補強するような練習問題もつくってくれます。
あとは、算数の割り算の概念がなかなか理解できないときに、「割るってどういうこと」と Gemini に聞くとわかりやすく説明してくれる。教科書だけではなかなか伝わりにくいことも、Gemini の説明で理解が深まることがあると感じています。
Cさん:なるほど…。この間、面積の概念をうまく説明できなかったので、Gemini に聞いてみればよかったですね(笑)。
-Gemini が学習のプロセスをサポートしてくれるのは素晴らしいですね。
A さんや D さんのお子さんはまだ 4 歳ですが、学びという点で Gemini の活用はいかがでしょうか?
Aさん:4 歳でも Gemini との会話が学びになっていると感じることがあります。まだ単語でしか話せないことも多いのですが、Gemini Live を使うと、「もっと大きな声で話さないと聞こえないよ」「文章で話してみよう」と促してくれるので、文章で話す練習にもなるのでは…と期待しています。
Bさん:そういう意味では語彙力アップにも Gemini は使えますね。「ケチって何」「皮肉って何」と言われても、とっさにだと事例を並べて説明しがちです。普段は簡単に終わらせてしまうようなひとつひとつの言葉の説明も、Gemini で深く調べていくと、子どもはすごく面白がって覚えてくれるんです。
Dさん:同じく 4 歳の娘も、「なんで?」「どうして?」の嵐なのですが、Gemini に聞くとすぐに答えてくれるので、親としては本当に助かっています。
先日、月を見た時に「月の横にある明るい星は何?」と聞かれたのですが、Gemini がすぐに「それは金星だよ」と教えてくれて、さらに金星について簡単な説明もしてくれました。まだ文字は読めないので、Gemini Live の音声でお話してもらっています。
ほかには、育児アプリなどを探すときも活用していますね。
「今 4 歳で、現在〇〇を受講して、△△を好んでやっています」といった情報を Gemini に入れて、教材を「Gemini 2.0 Flash Thinking」で探してもらいました。すると、ちゃんと要望に沿って探してくれるので感動しました。Gemini に教えてもらったアプリを、娘が夢中になって楽しんでいますね。
Cさん:教材のコンシェルジュとして、「Gemini 2.0 Flash Thinking」はすごく役立ちますね! 意外と、YouTube のチャンネルやアプリの「これはいい」と思えるものにたどり着くのって難しいんです。「息子の好きなチャンネルと同じような、科学の論理を用いて工作している YouTube チャンネルを紹介して」というと、おすすめに表示されない面白いものも紹介してくれました。
でも、親が「見て」といっても子どもは見ないので、息子が学校に行っている間に家族のタブレットで視聴してサムネイルに出てくるようにする。すると、息子が自分で発見する…という仕掛けを定期的にやっています(笑)。

Gemini で保護者の負担を軽減! 時短術から学びまで
-子どもの学びをサポートするだけでなく、保護者の負担を軽減するという点でも Gemini は役立ちますね。ほかにも、どのような場面で利用されていますか?
Aさん:幼稚園からのお知らせなど、紙で配布される情報を Gemini にテキスト化してもらっています。あと、他の保護者の方のお名前がなかなか覚えられないので、名簿もテキスト化しています「Google Keep」に覚書のメモと一緒に保存しておくとすごく便利です。
今後は小学校入学に向けて、学校説明会や募集要項などをリスト化するのに「Deep Research」を活用しようと思っています。
Cさん:私は、ママ友や部活の SNS グループのアイコンを Gemini につくってもらいました。「アイコン用に丸くして」とお願いすると、ちゃんと丸い画像でつくってくれます。

PTA の活動でも Gemini に助けられています。先日、小学校のイベントで中国の地理に関するクイズコーナーを担当することになったのですが、Gemini に「小学 1 年生でも楽しめる中国の地理クイズを 10 個つくって。ヒントと答もつけてほしい」とお願いしたんです。すると、すぐにクイズの案と解説を作ってくれたので、ゼロから調べて考える手間が省けました。
PTA のお便りでも、さっと書いた草案をもとに、「フォーマットを整えて、絵文字もつけて」とお願いすると、いい感じに整えてくれるのでかなりの時短になっています。
Dさん:保護者の活動では便利ですよね。娘の幼稚園では、保護者が先生になって授業をするというイベントがあります。立候補してみたものの、授業のアイデアを自分ですべて決めることになってとても焦りました(笑)。
クッキングをテーマにすることにしたのですが、アイデアがなかなか浮かばなかったので、Gemini に「4 歳児クラスで、楽しいクッキングのアクティビティを考えて。時間は 30 分ぐらい」と相談したら、私には思いつかなかったアイデアをくれて助かりました。
Aさん:保護者面談で先生に質問したいことをリストアップするのにも役立ちましたね。「4 歳の子どもについて、幼稚園の先生に聞いておくべきことは何ですか?」と聞くと、質問のポイントを提案してくれるので、面談を有意義なものにするための準備ができました。
Dさん:私も面談前に Gemini に聞いてますね。ほかにも、先生とのやりとりのメールを Gemini に添削してもらっています。丁寧な表現や、相手に失礼のない言い回しなどを教えてもらえるので助かります。
Bさん:実は大人の学びのサポートに、 Gemini ってすごく役に立つんですよね。親が学んでいる姿を見ると、子どもも興味をもって「一緒にやってみたい」につながりやすいと思います。
例えば、プログラミングを知らない保護者が、子どもからゲームをつくってみたいと言われても、これまでは親が学ぶのも大変で簡単には教えられなかった。でも、今は生成 AI で親も気軽に学べるし、子どもと一緒に進めていくことができる。親が学んでいくことを Gemini がサポートしてくれる。それが、結果として子育ての大きなサポートになっていると感じています。
Dさん:確かに…。「これをやりたい」と思ったときに、今までできなかったものが、簡単にできるようになったのは大きいですね。
子どもの学びをサポートする Gemini のプロンプト例をご紹介
今回お話いただいた実例の中から、「Gemini × 学び」に使っていただけるプロンプトの例をご紹介します。
学びで使うポイントのひとつが、「問題の答そのものを教えてもらうのではなく、子どもが自分で答を見つけ出せるサポートをしてもらう」ということです。「考え方を教えて」「手順をひとつひとつ教えて、その理由も説明して」などと Gemini に伝えることにより、スモールステップで進めていくことが可能になります。
ぜひ、ご家庭でも実践してみてください!
勉強のつまずきを相談する
※問題文と間違えた解答を写真に撮って添付する
この算数の問題を小学4年生の子どもが解いたところ、この誤答になった。間違いの原因として、どんな理解不足が考えられる? あわせて同じような間違いを防ぐための練習問題もつくって。

もしくは、以下のような聞き方も有効です。
添付の算数の問題で、子どもが〇〇という答を出した。この間違いを分析して、正答にたどり着くための考え方のステップを、一つずつ説明して。

自由研究のアイデアを一緒に考える
ここではいきなりアイデアを出してもらうのではなく、Gemini との会話のなかで、段階的に興味をさぐりながら自由研究のアイデアを考えていくのがポイントです。
プロンプトに「お子様の名前を入れる」、「年齢にあわせてわかりやすく説明してもらう」、「漢字が読めない子はひらがなで回答してもらう」などの工夫をすることで、Gemini が子どもに語り掛けてくれる感覚で進めていくことができます。
ステップ 1:子どもの興味や関心を伝える
小学1年生男子の〇〇(名前)は、普段△△(具体的な趣味や好きなこと)に興味がある。夏休みの自由研究のテーマを一緒に考えたい。〇〇が興味を持ちそうなテーマについて、いくつか質問をして。
ステップ 2:テーマを深堀りする
△△(好きなこと)について、〇〇(名前)がさらに深く探究したくなる質問、自由研究でやってみようかなと思いたくなる質問を10個考えて。
ステップ 3:自由研究のアイデア出しをサポートしてもらう
△△(好きなこと)をテーマに、〇〇(名前)が夏休みに楽しく取り組める自由研究のアイデアをいくつか提案して。小学1年生の〇〇でも無理なくできる内容で、かつ学びのあるものが良い。
ステップ 4:自由研究の進め方を段階的に提案してもらう
△△(決まったテーマ)で自由研究を進めるにあたって、〇〇(名前)がどのように進めていけば良いか、手順を教えて。小学1年生にも分かりやすいように、段階ごとに説明して。漢字がまだ読めないので、全部ひらがなにして。

SNS のアイコン作成
小学生の息子が参加するサッカーの部活のグループチャット用にアイコンを作成したい。ハムスターコーチと8匹の小さいハムスターが公園でサッカーをしている様子を粘土細工風に描いて。アイコンに使いたいので、丸く切り抜いても使えるようなレイアウトにして。
園や学校との保護者面談での質問を考えてもらう
現在通っている幼稚園の園長先生との面談がある。親として、4歳の我が子について聞いておいたほうがいいことがあれば箇条書きにして教えて。

楽しく気軽に! Gemini で親子の学びを深める
今回の座談会では、Gemini が子どもの学びをサポートするだけでなく、保護者の方の負担を減らし、大人の学びにもつながっているというエピソードをご紹介いただきました。
育児では、年齢やお子さんの特性ごとに様々な課題や悩みが生まれてきます。そんなときに Gemini に相談してみることで、新たなヒントが見いだせるかもしれません。
今回ご紹介した
音声で Gemini と会話できる「Gemini Live」
撮影した写真を読み込んでテキスト化
Gemini を使った画像生成
要望にあった提案を複数提示してくれる「2.0 Flash Thinking(experimental)」
より深く情報を調べてくれる「Deep Research」
といった機能は、すべて無料の「Gemini アプリ」でご利用いただけます。育児での「困った」に少しでもお役に立てれば幸いです。なお、Gemini の機能については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
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次回のテーマは、「育児に生成 AI を活用することのメリット、親として期待していること」です。
生成 AI についてはまだ不安を感じていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。そこで、生成 AI は子どもたちの未来にどのような影響を与えるのか、保護者としてどのような点に留意すべきかについて、皆さんとさらに深く掘り下げていきたいと思います。どうぞお楽しみに!
