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逃走記6 商店?

 カモメの鳴き声、波が堤防に打ち付ける音。
 俺達は静岡の小さな港に降りていた。少し周りをみた所民家が数軒と小さな商店?の様な建物と漁港があるだけだった。交番とかあるか?と俺が辺りを見渡していると陸が

「なんか吐き過ぎて腹減ったな〜。なんか何処か食べ物食える場所あるかな?」

 そういいポケットからスマホを取り出し検索しようとする陸だったが、直後悲鳴を上げる。
 
「どうした?周りのうるさいカモメに負け無い位の鳴き声出して?まさか警察が俺の指名手配取り下げたのか?!」

「いや。指名手配取り下げても同じ鳴き声出すかもしれないけど。ってそうじゃ無くて!!」

 そう言ってスマホの画面を俺に見せて来る。だがパッと見てもその異変は分からなかった。

「何処がおかしいんだ?パッと見俺には違いは分からないけど?」

「なんだ。学年1位の超優秀な頭の癖に分からないんだ〜www」

「そこの堤防から海に落とすぞ?」

「ごめんごめん。まぁ答えとしては」

 そう言って陸はスマホの右上を指差す。そこには「電波無し」と表示されていた。

「何か問題があるのか?」

「大問題だろ!!こんな見知らぬ土地で地図どころか電話すら出来ないんだぞ?」

「確かに地図見れないのは残念だが、今の状況で電話する相手いないだろ?」

 俺の返事に「確かに」と納得した様な顔をしていた。でも地図は何処かから出に入れたいよな〜。
 そう思い考えるとふと、先程の商店らしき場所なら地図位あるのでは?と思いつく。

「取り敢えずあそこの商店らしき場所行くか?なんかあるかもだし。」

「流石に菓子パン位は売ってるよな?」

 2人で喋りながら商店?らしき場所に向かう。
 目の前に来るとより商店か怪しくなって来た。
 古いガラスの扉と、プラスチック風な若干苔が生えている屋根らしき物が扉の上に付いている。唯一商店らしい物と言えば、入口の端っこにある古びた自動販売機位。

「これやってるの?なんか既に廃業してる気がするんだけど?」

「知らん。まぁ扉開ければ分かるだろ。」

 そう言って俺はガラスの扉を開ける。ガラッ、ガガガガッ、ガコッン。
 なんかこれ扉としての機能あんまり果たして無くない?せめて新しいのに変えておいて欲しいんだけど。
 そう思いながらも扉を開け、建物の中を見渡して見る。中には商品棚が3つ程置いてあり、奥にはレジがあり、その横には上から開けるタイプの古いアイスの冷凍庫。あと右側に雑誌売りのよくある棚があった。

「なんか古い…………というか懐かしい?昔近所にあった駄菓子屋みたいだな。」

「あぁ言われてみれば確かに。なんかこの古き良き感じ?がそれっぽいかも。」

 そうして俺達は店の中を回る。俺は雑誌コーナーで地図探しで、陸は美味しそうな食べ物を探す。
 というか店の雰囲気的に古いとは思ったけど、ここにあるので今の所一番新しいの2002年なんだけど、どんだけ商品入れ替えて無いんだよ。
 俺達が物色してるとレジの奥の座敷から誰かが歩いて来る。顔をバレるのはまずいと咄嗟に棚の間に隠れる。
 そして奥から出て来たのは小学生低学年ぐらいの少女だった。



 書いたよ〜。しっかり書いた!!約束まであと1話!!というか今更だけど、1年で6話ってペース的に非常に不味くね?と思う今日この頃。


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