オカンほんまに小説書きました!「父ちゃんと私」
以前から、私の小説に対する母のコメントを少しずつ紹介してきました。
それが火をつけたのか、私の影響を受けたのか、
「私も書いてみようかしら?」と、なりました。
子どもの頃の思い出や、父ちゃんとの何気ない日常が、読んでいて胸の奥がじんわり温かくなる、そんな物語です。
このたび、その"おかんの文章"を TALES でシリーズとして公開しました。
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今回のお話は、「一六銀行」の話です。
——本文一部掲載
まだわたしが小さい頃、父ちゃんは中学校の用務員をしていました。
家族5人で用務員室に住んでいて、
父ちゃんの仕事を手伝ったり、先生にテレビを見せてもらったり、
そんな時代です。
給料日前になるとお金がなくなり、
テレビが、単車が、ある日ふっと家から消える。
「父ちゃんテレビは?」と聞くと、
父ちゃんは笑ってこう言いました。
「一六銀行よ。一六銀行に預けているんよ。」
子どもに心配をかけまいとする、
父ちゃんのやさしい嘘でした。
そして給料日の 21日。
テレビはまた帰ってきた。
“一六銀行”から。
読んでいて、思わず当時の光景を想像してしまいたす。
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▼ おかんの物語はこちら(TALES)
第1話 一六銀行 | 父ちゃんと私 |
第2話 父ちゃんと戦争 | 父ちゃんと私 |
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昭和の生活の匂い、家族のあたたかさ、
父ちゃんの少し不器用で、でも深いやさしさ。
母の言葉で綴られると、
忘れていた景色がもう一度よみがえってきます。
よかったら読んでみてください。
母が喜びます😄
