第8回 周波数の低い放射能 ―「電磁波」の正体を正しく定義する
「電磁波対策」と聞くと、多くの人は「なんとなく体に悪そうだから、少し距離を置こう」といった、曖昧なイメージを抱きがちです。しかし、それでは不十分です。あえて電磁波を「周波数の低い放射能」と定義しています。
この厳しい言葉を使うのには、建築家として、そして一人の人間として、譲れない科学的根拠と信念があります。

エネルギーの「波」という地続きの真実
レントゲンで使われるX線や、原発から出る放射線。これらと、私たちが日常的に浴びている電化製品の電磁波は、実は同じ「電磁放射線」という一つの連続したスペクトル(帯域)の中に存在しています。
決定的な違いは「周波数(波の細かさ)」、つまりエネルギーの強さです。
放射能のように周波数が極めて高いものは、瞬時に細胞を破壊し、遺伝子を断ち切る力があるため、その危険性は誰もが直感的に理解し、厳重に管理されます。
一方で、住まいの中で浴び続けている電磁波は、放射能に比べて「周波数が低い」のが特徴です。
浴びた瞬間に倒れることも、皮膚が焼けることもありません。
「直ちに人体に影響が出ない」
皮肉にも、この一点こそが、電磁波を史上最も巧妙な「サイレントキラー」たらしめている理由なのです。
「超低線量被曝」という日常
放射能と聞けば、誰もが無防備にその近くで眠ろうとは思いません。
鉛で遮蔽し、距離を置き、1マイクロシーベルトの数値にさえ敏感になります。
しかし、電磁波はどうでしょうか。
壁の中に張り巡らされた配線、枕元のスマホ、頭上を走る高圧線。
周波数が低いからといって、そこにあるエネルギーが「ゼロ」なわけではありません。
微弱なエネルギーが、24時間、365日、絶え間なくあなたの細胞を揺さぶり続けている。
これは、いわば「超低線量での被曝」を数十年単位で続けているのと同じ状態です。
痛みがないからこそ、私たちは無防備になり、家の中心、あるいは寝室という最も無防備な場所にその発信源を迎え入れてしまいます。
コップに一滴ずつ毒を垂らすような、沈黙の蓄積。
その結果が、ある日突然、原因不明の不調や深刻な疾患として現れたとき、誰がそれを「数年前、数十年前からの住環境」のせいだと気づけるでしょうか。
住まいに「防護」の概念を
放射能から身を守るために遮蔽が必要なように、現代の家づくりにおいても、外部からの高周波や壁内の配線から出る電場に対して、適切な「盾」を用意しなければなりません。
提唱する「G FIELD」の技術は、いわばこの「周波数の低い放射能」を大地へと逃がし、あるいは吸着させ、住まいの中に「エネルギーの静寂」を創り出すための手法です。
「電磁波」という言葉だけで濁すのをやめましょう。
私たちが対峙しているのは、放射能と同じ「放射エネルギー」の蓄積なのです。

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