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Missing - エピローグ「you」【創作大賞2026ミステリー小説部門応募作】

前の話

数年後。
 錦はその後、就活のことを心配していた宇都宮からの紹介で彼女たちの地元、つまり錦の生まれ故郷の公務員だという人に話を伺う機会があった。そしてその結果、地方公務員の広報課の道に進もうと考え、在学中に公務員試験に励んで見事合格を勝ち取った。まだ故郷の公務員ではないが、いずれ異動したいなと思っている。
 ちなみになんで広報課かというと、写真を活かし、その街を生きる人のサポートをしたいと思ったからだ。
 
 ツカサとチヒロとは相変わらず仲良くしており、前と同じような関係で過ごしている。
 大学卒業後、ツカサは内定をもらっていた会社にそのまま就職し、活躍している。チヒロはというと、なんと大学受験をもう一回すると言い出したのだ。話を聞くとどうやら心理学を勉強してカウンセラーを目指すそうで、今は別の大学で心理学を猛勉強している。きっといいカウンセラーになるはずだ。
 
錦はあれから毎年命日に森川美麗の墓参りに行き、宇都宮や森川家とも度々顔を合わせている。
そしてその度に宇都宮のつてを借り、最終的には本当に地元県庁の広報課に着任することになった。
さらにその中で、錦と宇都宮は仲を深め、結婚するに至った。
二人で美麗の元へ結婚の報告にも行き、結婚式には美麗の遺影も連れて行ってもらった。
この地に安らかな時が流れるように、その一助となるように錦の日々は続く。
 森川家の玄関には、宇都宮が生けた白い百合などの花の隣に、錦が病院で撮った真っ青な写真が一枚、飾られている。



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逆倉青海 ぐんぐんどんどん成長していつか誰かに届く小説を書きたいです・・・! そのために頑張ります!