タイトルって難しい。いつも考える。
📝 本文は書けたのに
投稿画面を開いています。
本文は、最後の一文まで埋まっています。
でも、タイトル欄だけが白い。
候補はあります。メモにも書き出してあります。
どれも悪くない。
でも、どれを選んでも少しだけ違和感が残ります。
迷っているうちに時間だけが過ぎていくので、試しにGPTに聞いてみることにしました。
💬 問いが刺さる
画面を開いて、打ち込みました。
私:「本文は書けたんだけど、タイトルが決まらない」
返ってきたのは、シンプルな問いでした。
GPT:「どんな記事?誰向け?目的は?」
読んだ瞬間、少しだけ動きが止まりました。
どんな記事か、は言えます。本文を書いたのは自分ですから。
でも、誰向けか。
少し曖昧になります。
目的は。
もっと曖昧になります。
何となく、いろんな人に届いたらいいな、と思って書いていました。それが悪いわけではないのですが、「誰向け」を一人に絞れと言われると、絞れていない自分に気づきます。
🌀 候補が増えるほど、選べなくなる
GPTには答えを返さず、画面を閉じました。
とりあえず、もう一度候補を見直してみることにします。
最初に思いついたタイトルは、シンプルでした。
でも、少し抽象的すぎる気もして、もう少し具体的な言い回しも考えてみました。
それも悪くない。
でも、今度は説明的すぎる気がして、疑問形にしてみたり、体言止めにしてみたり。
角度を変えてみたり。
並べてみると、どれも間違いではない気がします。
でも、どれを選んでも、何かが足りない。
候補が増えるほど、選べなくなっていきます。
本文を読み返してみても、本文は同じ本文のままです。変わったのは、見る角度だけかもしれません。
ある段落は、体験を語っています。
別の段落は、気づきを記録しています。
また別の段落は、問いを投げかけている。
本文が、複数の顔を持っているように見えてきました。
どの顔を入口にするかで、読まれ方が変わる。
それがわかっているから、選べない。
🪟 タイトルではなく、入口
さっきのGPTの問いが、ふと頭に戻ってきました。
「誰向け?目的は?」
タイトルの言葉を選んでいるつもりでした。
でも違う。
本当に選べていないのは、言葉ではなくて入口なのかもしれません。
誰に読んでもらいたいか。
その人に、何を受け取ってもらいたいか。
それが決まっていないから、言葉も決まらない。
本文の中には、いろんな要素が入っています。でも、入口は一つしか立てられません。
全部を入口に出そうとするから、選べなくなっていたのかもしれません。
👤 ひとりを想像してみる
試しに、読者をひとりに絞ってみることにしました。
たくさんの人に読んでもらいたい、という気持ちは一旦置いておいて、ひとりだけを想像してみる。
その人が、どんな状況で、何を抱えているか。
どんな言葉に反応するか。
どんなタイミングでこの記事を見つけるか。
そういうことを、少しだけ具体的に考えてみました。
すると、不思議なことに、残したいものも一つに絞られていく気がしました。
本文の中にあるいくつもの要素の中で、その人にとって一番必要なのはどれか。その人が一番受け取りやすいのは、どの入口か。
それを考えると、選ぶべきタイトルの輪郭が、少しずつはっきりしてきます。
完璧な言葉ではないかもしれません。
もっといい言い方があるかもしれません。
でも、今の自分が選べる中で、一番近い言葉を選ぶ。
それでいいのだと思います。
🏷️ 仮でいいから、立てる
タイトル欄に、仮のタイトルを入力しました。
「仮」と思えたことで、少しだけ気持ちが軽くなりました。
あとで変えてもいい。
出してみて、反応を見て、また考えてもいい。
そう思えたら、投稿ボタンを押すまでの距離が、少しだけ縮まった気がします。
🌙 また迷う。それでいい
投稿の準備をしながら、また少し迷いました。
「やっぱり、こっちの言い方のほうがいいかな」
そんなふうに思う自分もいます。
でも、それは悪くない気がします。
迷うということは、本文に複数の届け方があるということです。
その中から、今回はこれを選んだ。
次に書くときには、また別の選び方をするかもしれません。
その繰り返しの中で、少しずつ自分の選び方が育っていくのだと思います。
タイトルって難しい。いつも考える。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ほ〜んとタイトルって難しいですわ〜。
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