【丁酉】ちゃんとしていないと、不安だった人
丘の小さな小屋の前で、
花瓶の位置を何度も整えている人がいた。
少しでも違和感があると、
落ち着かなかった。
ちゃんとしたかった。
綺麗にしたかった。
乱れたままでは、不安だった。
丁酉の人は、
繊細だ。
細かい空気にも気づく。
言葉の温度。
人の表情。
距離感。
全部、
無意識に見ている。
だから、
自然と“整える側”になっていく。
空気を整える。
場を整える。
自分を整える。
感情すら、
綺麗にしまおうとする。
周りからは、
「品がある人」
「ちゃんとしている人」
「美意識が高い人」
と思われやすい。
でも本当は、
崩れるのが怖かった。
嫌われるのが怖かった。
乱れた感情のまま、
そこに居る事が怖かった。
丁酉。
静かな火と、磨かれた金属。
小さな灯りを、
鋭く澄んだ金が包み込む干支。
だから丁酉は、
美しい。
洗練される。
空気を読む。
でも同時に、
自分の柔らかい部分を、
誰にも見せないまま生きやすい。
本当は、
安心して崩れたかった。
綺麗じゃない感情も、
そのまま抱きしめて欲しかった。
だからあなたは、
ちゃんとし続けてきた。
でも、
完璧でいるためだけに、
生まれてきた命じゃない。
安心して、
不器用なまま呼吸していい命だから。
今日も丘の灯りは、
整え続けてきたその心を、
静かに照らしている。
🌿丁酉のこころの基礎体温
美意識
感性
品格
表現
🌿丁酉の絶対NG
・下品さ
・雑さ
・美しさの否定
・感性への無理解
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