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【乙卯】嫌われないように生きていた人


春の丘の小道で、

風に揺れる花を、

そっと整えている人がいた。


踏まれた花があれば、

静かに戻し、

誰にも気づかれないまま、

その場をやわらかくしていた。


乙卯の人は、

空気を壊すのが怖かった。


誰かが傷つく気配。

冷たくなる空気。

言葉にならない違和感。


全部、

先に感じてしまった。


だから、

合わせた。

優しくした。

自分の気持ちより先に、

周りが安心できる方を選んできた。


周りからは、

「優しい人」

「柔らかい人」

「話しやすい人」

と思われる。



でも本当は、

ずっと、

ひとりになりたかった。


本当は、

安心して本音を出したかった。


嫌われる怖さを持たないまま、

笑いたかった。


乙卯。

やわらかい草木と、

春に広がる花の気。


静かに伸びながら、

周りへやさしく馴染んでいく干支。


だから、

空気ごと抱えてしまう。

傷ついた人を見ると、

放っておけなかった。

乙卯は、

合わせ続けるためだけの命じゃない。



安心した場所で、

ようやく自分の花を咲かせていく命だから。




🌿乙卯のこころの基礎体温


調和

安心

やさしさ

共感

 

🌿乙卯の絶対NG


・争い

・威圧

・不調和

・こころを急かされること





丙辰



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