見出し画像

【癸巳】ほんとの自分を隠して生きてきた人




陽射しの強い丘で、

木陰に座りながら、 遠くを見つめている人がいた。

 


笑っているのに、

どこか、 気を抜いていない。

 

明るくしていても、

奥のほうでは、

ずっと、 何かを見つめ続けている。

 


癸巳の人は、

そんな空気を、 抱えて生きてきた。


全部をそのまま、 見せることが苦手だった。


 

ほんとの気持ちを出す前に、

先に、 空気を読んでしまう。

 

傷つかないように。

壊されないように。

 

だから、

本音を隠したまま、

平気そうに生きる事に、 慣れていった。

 

誰かと居ても、

どこか、 ひとりだった。


周りからは、

頭の良い人に見られる。

 

落ち着いていて、

冷静で、

どこか大人な人。

 

でも本当は、

ずっと、 緊張していた。

 

見えない場所で、

神経を張りながら、 生きてきた。

 

全部感じているのに、

見せないようにしてきた。


本当は、

安心したかった。

 

疑わなくても、

身を守らなくても、

そのままで居られる場所を、 探していた。

 

ちゃんと力を抜いて、

笑いたかった。



癸巳。

 

静かな雨水と、

燃える火。

 

深く感じる命と、

鋭く見抜く命。

 

だから癸巳は、

人の感情も、

空気の裏側も、

全部、 見えてしまう。

 

そのぶん、

自分を守る癖が、 強くなっていく。


でも、

癸巳は、

隠れ続けるための命じゃない。

 

安心した場所で、

やわらかくほどけていく命だから。

 


ちゃんと、

そのままで居ていい命だから。




🌿癸巳のこころの基礎体温


集中

感受性

深さ

静寂

 


🌿癸巳の絶対NG


・浅い関係

・騒音

・感情の押し付け

・ひとりの時間が無いこと





甲午


いいなと思ったら応援しよう!