【甲午】止まると、自分が消えてしまいそうだった人
丘の坂道を、
風を切るように駆け上がっていく人がいた。
止まるより、
動いている方が楽だった。
考える前に動く。
立ち止まる前に進む。
その方が
不安を感じずに済んだから。
甲午の人は、まっすぐだ。
真っ直ぐすぎるほど、前へ行く。
周りからは、
「明るい人」
「行動力がある人」
「情熱的な人」と思われやすい。
でも本当は、止まった瞬間、
自分が消えてしまいそうだった。
何もしていない自分。
誰にも必要とされていない時間。
置いていかれる感覚。
それが、怖かった。
だから走る。
燃える。
進み続ける。
甲午。
大きな木と、真夏の火。
空へ伸びようとする木を、
真昼の太陽が照らし続ける。
強い。
熱い。
でもその熱は、
不安を振り切るための火でもある。
本当は、安心したかった。
頑張らなくても、
そこに居ていいと感じたかった。
止まっても、
愛が消えない場所を探していた。
だからあなたは、
ずっと走ってきた。
でも、ずっと燃え続けるために、
生まれてきた命じゃない。
火を消すためではなく、
安心して、
火を休ませる時間を知る命だから。
今日も丘の風は、
熱を帯びたその背中を、静かに撫でている。
🌿甲午のこころの基礎体温
自由
情熱
誇り
純粋さ
🌿甲午の絶対NG
・支配
・管理されること
・嘘
・誇りを踏みにじられること
乙未へ




