広大?なネットにはじめて繋がった日 (パソコン通信 その1)
そうそう、インターネッツは広大ですね!
とミスリードを誘いつつも今回語るネットとはアーパネット(ARPANET)を起点とし、多くの方が某知恵袋でどつき合いをする日常的に利用するインターネットのことではありません。
以前の記事でも何れは触れたいと書いていたパソコン通信ですね。
またも予定の投稿順序をスルーしたストック箱からの蘇生記事なのですが・・・その穴埋めでインターネットとの違いを簡単に説明すると「行き先がYahoo内の記事に限定されたインターネット」的なものでしょうか?(;´Д`) ヤハリ ザツゥ!
インターネットは世界中のコンピューターが繋がって構成された巨大な複合ネットワークなのですが、パソコン通信は基本的には1台のコンピューターに繋ぐだけの形態はオープンなんだけど規模的にはクローズドな極狭ネットワークともいえます。
3人寄れば文殊の知恵といいますか、そりゃ繋がりが無駄に幅広いほど無駄な知識が集まる・・・広大なインターネットは集合知が捗るわけですね。
私の"自宅からの"ネットデビューは広大なインターネットではなく、現在の視点では小さな世界パソコン通信だったわけです。
何や大げさな、通信の契約してパソコン繋げるだけやろ?
とか石粒が飛んでくるかもしれませんが(被害妄想激しいなおい)、当時一般人とネットは基本は切り離された存在でした。
例えば現在インターネットをやっていない方がいるとして、それでも周囲で使っている方がいると何か便利な存在と感じる位の距離感はあるのかなと思います。 インターネットに触れないのは環境の問題と言うよりは個人の状況に左右されるという話ですね。
いわばネットと繋がっておらずともネットには囲まれている生活ではあるのですよ。
ですが当時だとネットというのは意識しないと気がつく存在ではなく、実際に触れようとするなら自分の方から歩み寄る・・・というか這い寄る覚悟が必要だったわけです。
キャプテンシステムや各種オンラインサービス等の裏方で得ている恩恵は除いてますよー(゚∀゚)
勿論個々人を取り巻く環境によってこの温度感はかなり違うわけですけど。地方都市とはいえ都市中心部に住んでおり、家電量販店やショールームにもアクセスし易かった当時の私はまだネットとの距離感はわりかし近い層だったのではと思います。
では改めて私が自宅からネット・・・パソコン通信に繋げるために用意したものを思い出してみましょう。
・パーソナルコンピュータ(パソコン)
・固定網(電話回線)
・接続機器(モデム・音響カプラ)
・接続先ホストの情報(電話番号等)
・電話代(みかか代)
先ずパソコンについてですが私はPC-8801FEというNEC製8bitパーソナルコンピュータを用意できました。当時学ラン小僧だったので数歳の誤差はあるかもしれませんが、有名な新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジ君と同じ様な年頃です。
彼が包帯美少女に寄り添われ巨大ロボットに乗り皆に拍手されつつ人類を守っていた頃(とても偏った感想)に私は文字列だけのネットワークに繋げる為に空っぽな頭で右往左往していたわけです。
ちなみに当たり前のようにパソコンを用意したと書いていますが、自立出来ていないお子様が自分のPCを所有する事自体が当時としては難しい話で・・・これだけで一記事軽く書けてしまいますね。
まぁこの辺は何れ改めて触れるとして、次に電話回線です。幸い我が家は固定電話(一般加入回線)を引いていました。まぁ現在はともかく当時は逆に珍しくもないわけですが、それでも電話というものは少なくないコストがかかるので共用だったりそもそも引いていなかったりする家庭も偶には見かけたわけです。
ちなみにパソコン通信中は回線を占有(音声通話と同じ)するので長電話同様に家族からの了承を得る必要があります。ちなみに装置による一工夫を噛まさないと自宅への着信を邪魔してしまうのでこれまた文句が飛び交う要因になったりと。
そしてパソコン話に戻る形ですが特殊な接続機器が必要となります。ここで必要なのはモデムや音響カプラですね。要はパソコンのデジタル信号を電話回線に流せるアナログ信号(音声)に変換する装置が必要になるわけです。
これも当時1200bpsのモデムか300bpsの音響カプラを何処からか借りてきて用意できたのだと思います。自分用のモデム(2400bps)を手に入れたのはまた後の話です。これらモデムや音響カプラ等の機器についてもまた改めて記事を起こすので雑に流します。
最後に接続先ホストの情報です。これは当時発行されていたパソコン通信用の電話帳かパソコン誌から情報を得たのだと思います。
電話番号、回線数、接続仕様、営業時間、ホストがゲスト公開されていなければ事前に郵便やFAXで申請する会員登録によるアカウント発行等の下準備が必要となります。
回線数と書いてますがホスト側は複数人を受け入れる場合はそれだけ電話回線を引く必要があります。その様な理由から組織ではなく個人運営のホスト(草の根BBS)は大抵1回線での運用です。
接続仕様は最大接続速度・・・9600bps対応やエラー訂正方式等の受け入れ側の性能値を。
営業時間はそのまんまで大手でも定例メンテナンス帯だったり個人だと家族が寝静まって常識的に電話が使われない時間の自宅回線の隙間運用だったりとその制約の案内ですね。
ほんと電話回線の設置や維持って大変お金のかかるものだったのですよ。ホスト側は大変だねぇ・・・いえ、負担はホスト側だけではありませぬよ。ちゃんと利用者側も電話代という形で費用負担が発生します。会員制だと利用料を追加で払うまであります。
当時の固定電話の通話料金は市内で3分10円(180秒10円)でした。意外とたいしたことないな?と思いがちなんですが・・・塵も積もればというわけで月末に想像を超えた請求金額がきて唖然とするわけですよ(゚д゚)
・・・気がつけば2000字を超えました。
「繋がった日」といいつつまだ全く繋がっていない(笑)のですが、本日はこの辺で撤退しようと思います。体調が優れないことと内容的にもちょっと方向性が変わってくるので丁度良いと思いつつ。
風化した記憶を必死に呼び出しつつも、続きもあらかた書き終えていますので今回はまぁ近いうちに帰還します。ではでは( ˘ω˘) Zzzzz…
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<闇鍋たーのしー>
他のマガジンに放り込む場所がない記事のごった煮です(゚∀゚)
