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遂に繋がったぞ!・・・繋がってるよな!? (パソコン通信 その2)

前回はパソコン通信を始める前段階の準備について浅く語りました。今回は実際にパソコン通信世界に踏み外した入れた思い出話を中心に語っていきたいと思います。

冗談抜きにここからはより怪しい記憶になってきます。なのでいつも以上に不正確な雰囲気話であることを御容赦願います。

後のX68000時代は馴染みの通信ソフトを利用していたのですが、このPC-8801時代はその辺も曖昧だったりします。モデムの貸与期限や部活動が忙しかったりと数える程しか試せてないのでより記憶が・・・なのでぶっちゃけ妄想が多くなったりと。

全部取り込むと真偽面含めてごちゃごちゃし過ぎるので、モデムと合わせて通信ソフトについても別記事で触れたいかなと思ってます。

m(_ _)m チカラブソクデ スンマセン

必要な品も揃ったわけで、何をするにも先ずは相手方のホストコンピューターに接続する必要があります。

とっても雑な全体での接続イメージ


大海原(電話網)に船出する前段階として発信側・・・自分の環境を物理的にパソコン通信が可能な状態にしなければいけません。


実は画像がPCではなくワープロなのですが
実際にワープロでやっていた人もそれなりに
いたと思います・・・懐かしや


早速パソコンとモデムを現在から見れば古のインターフェースであるシリアルポート(PC8801ならRS-232C規格のD-sub25ピン)で接続します。USBなにそれおいしいの?的なごっついケーブルですね。だがやつは四天王の中でも最弱


挿す場所確認ヨシ(後々問題になるぞ)


次に電話線をモデムに差し込みます。この電話線も目にしない世代が増えてきたと思いますので補足すると・・・LANケーブルの線と端子を一回り程小さくした様な形のものがそれです。

今回写真を準備してましたが・・・おさまりが悪そうなのでこちらも別記事で補足したいなと( ˘ω˘) コンナンバッカヤナ


実際は1契約回線で1ポート


ちなみに電話線はたいていモジュラージャックという自宅に用意されている端子部から電話機に伸びているのですが、切り替え器やモデム用の追加配線が無ければ電話機に繋がっているものをモデムに差し替えることになります。戻すの忘れて大惨事


これで物理的な結線は準備完了です。

ここからようやく画面を食い入るように見つめつつ、キーボードを叩いて試行錯誤する段階に入ります。


端子部について、電話用はRJ11でよく知られたLAN用はRJ45ですね! 一時的に抜き差しできる仕組みは掃除やケーブル交換が出来たりと多くのメリットがあります。

そしてダイヤルアップ等の儀式を知らない世代も増えていますので念の為。今だとネットと言えば特に意識せず繋ぎっぱなしの常時接続が普通だとは思います。

なので当時は今と違ってネットへ繋げる前に1〜2分程の前儀式が必要だったとイメージして頂ければ。まぁ仮面ライダーが変身ポーズを決めてから変身するようなものです。そのバンクシーンも省略されず丁寧に描写される感じ?

今でもWiFiをオフ→オンすると使えるまで少しタイムラグがありますが、あの辺が感覚的に近いですかね。


では早速・・・パソコンからATコマンドという通信用の命令を通じてモデムにホストへの電話をかけてもらいます。通信ソフトなら電話番号を登録して宛先を選択する感じでしょうか。今回手順やコマンドはナチュラルに嘘を書いている可能性が高いので「雰囲気」だけ体験頂ければ私も石礫が飛んでこないので助かります。


さぁ、接続だ!
(トランスフォーマーのナレーションのノリで)

コンボイ司令官が崖から転げ落ちるシーンを思い浮かべながら、相手先電話番号に発信するコマンドを打ち込みます。

ATDT###-####-####(電話番号だよ!)
■

コマンドは通ったようですが・・・なんの反応もありません。

そもそもこれでいいのかすらわかりません(TдT) ホォアァァァァ!

暫く待っても駄目なので恐らくコマンドがモデムに通ってないのでしょう。一旦見直して・・・あれ、モデムに電話回線を繋ぐ場所が2つあるぞ?(パソコンのスピーカー出力とマイク入力端子みたいな感じ)

どうやら電話線のインアウトが逆だったようです。差し替えてもう一度試します。

ガチャ、プーピポパポピポパポピポッ

おおっ、プッシュ音が鳴りましたよ!


「ガチャガチャ・・・モシモシ、モシモーシ!」


あれ、なんか人の声が聞こえるぞ・・・(;´Д`) ヤ、ヤバイ?


慌てて物理的に電話線を引っこ抜きます。接続に右往左往していて切断コマンドなんて知らないので(笑)

コマンドを間違えたのでしょうか?
いや、発信は出来たのでコマンドと言うよりは宛先が怪しい・・・いや、番号あってるぞ?(゚д゚)

こちらの手順が悪いのか、もしかすると相手先に何かが起こったのかもしれません。

わからないことは先送りが基本です!(子供の頃からこれかよ!) 別のホストに接続先を変更します。


ガチャ、プーピポパポピポパポパポッ

「ガチャガチャ・・・ピーーーーーピーーガーッ」


connect…■


画面に表示されたconnectの文字がとても眩しいです。私はいま偉大なる一歩を踏み出したのです!

・・・あれ、connectから先に進まんぞ?

connect…


link down
■


あ、切れた(;´Д`) ドユコト?

念の為もう一度試すものの接続は一時的に確立するけどその先へ進めません。

例えるならインターホンを押して返事が来たので名乗ろうとしたらインターホンの電源が切られて名乗ることすら出来ないといった感じです。

設定や機械的な問題かが推測出来ません・・・だってまだ成功体験が一つも無いのですから(゚д゚)

なのでここも諦めて次に期待します。


ガチャ、プーピポパポピポピポパポッ

「ガチャガチャ・・・ピーーーーーピーーガーッ」


connect…



welcom to KONYASAI-NET
(自宅に着信の際は切断されますので御容赦を。)

会員の方はID/PASSWORDを。
未登録の方はGuestログインできます。

ID:■

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

今度はどうやら安定している様です。案内に従ってGuestアカウントでログインします。どうやら会員登録もオンラインで出来る感じです。

これからのこともありますし、必要事項を入力して早速登録しておきます。数日か1週間以内には登録してくれるそうです。

登録に必要な情報は個々のホストで違うかも知れませんが名前、年齢、住所、電話番号だったかと。得体のしれないサービスに個人情報入れちゃうの?と思われるかも知れませんが、当時はこんなものだったと思います。これより少し遡ると雑誌の懸賞当選欄に住所と名前がデカデカと載っていた時代ですしね(笑)

今更ですが偽名を入れても問題なく(問題ではある)登録できたと思います。本人確認は労力とコストがかかりますしね。とはいえサービスを使わせて貰うのですから、真っ当に入力するのが当然と考えていました。まぁ個人の狭い視野的にそんな時代の空気だったと捉えて頂ければ。

さて、ゲスト(Guest)アカウントでもある程度のことは出来るので早速散策を開始します。

総合メニュー
(どこからでも00で戻れます)

01:掲示板
02:電子メール
03:チャット(電脳無能 暦ちゃん在中)
04:ファイル倉庫

COM>01■


せっかくなので俺はこの掲示板を選ぶぜ!


掲示板
(総合メニューへ戻る場合は00)

01:お知らせ   02:自己紹介
03;フリートーク 04:宣伝
05:売ります買います差し上げます
06:ESC劇場(画面点滅注意)

COM>02

先ずパソコン通信でなにをやるかといえば「交流」です。日記や貴重な情報を共有したりと雑多な話題が日々投稿されていました。勿論この時点では全てが初めてづくしですのでわくわくしながらも、同時に恐る恐るといった体で電子の海を泳ぎます。

01:自己紹介一覧を表示
02:自己紹介の新着から表示

COM>02

198x-12/24-20:38

こんばんわ、ぐらぼまといいます。
職業はモブキャラです。

兎年なのですが、寂しいと死んで
しまうらしいので登録致しました。

だいたい夜に接続しますので奇特な方は
チャットに誘ってもらえるとマンモスうれぴーです。

(^_^)


メニューに戻る:00 01:次の投稿に進む
COM>オヤジギャグさむい
入力範囲外です。
COM>

ちなみに交流といっても別に自分がやり取りの中心にいる必要はないのですよ。人々の会話にただ耳を澄ます・・・いわば2ch(2ちゃんねる)等のネット掲示板でもそう呼ばれたROM専の様な方も多かったわけです。

繋がらないけど繋がっている。今も大して変わりませんがコミュニケーションには様々な形があるのですよね。

Guestだと閲覧できる掲示板に制限があるのですが、それでも(たいてい)メインの内容については問題なく眺めることが出来ます。

その交流を更に推し進めるとチャットの存在が2つ前の元号となる昭和と呼ばれる当時から既にありました・・・あったよな?(;´Д`) タブンアッタ

そしてこのチャットでパソコン通信のデビュー早々、とても濃いエンカウントに見舞われるのでした。

話の構成上、操作の迷いや心理描写等の細かい部分は端折りましたが気分はもう人類未踏の地へと旅立つSF世界の冒険家でしたね( ˘ω˘) エンゲージ!


次回へつづく(゚∀゚)ノシ


<次のお話>

<前のお話>

<闇鍋たーのしー>
他のマガジンに放り込む場所がない記事のごった煮です(゚∀゚)


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