noteは急がず
あらためまして、noteをはじめました。
毎日記事を投稿してみて、今日で10日。この記事が10番目の記事です。
ちょうどいいタイミングだと思いましたので、noteのいいと思ったところ・少々気になるところ・自分なりの付き合い方をまとめておきたいと思います。
noteのいいと思ったところ
バッジが目標になる
バッジのために記事を書くわけではありませんが、noteにバッジという仕組みがあることで「次はこれをやってみよう」と思える、つまり目標をたてやすいのは、noteのいいところだと思いました。
ただ、一度に多くのバッジを「狙う」ことをしないように気をつけないと、無理をしてしまいそうです。おそらく運営側も、こつこつとバッジを獲得することを想定して設計していると考えられます。
バッジが目的ではなく目標であることには気をつけなければいけませんが、バッジが目標として機能するところは、noteのいいところだと思います。
多機能の割に見た目がスッキリ
noteは、多くの機能を備えながらも、見た目は非常にスッキリしています。記事を書く、売る、連載するなど豊富な機能があるにもかかわらず、それらを前面に押し出さず、必要なときにだけ自然にアクセスできる設計であるように見えます。
白を基調としたレイアウトと多めにとった余白、淡々としたタイポグラフィの効果でしょうか、情報量が多くても圧迫感を感じません。段階的に機能を展開するインターフェースも、シンプルな体験を支えているなと思いました。
使っている人が多いのでノウハウが多い
noteは利用者が多く、個人から企業まで幅広い層に支持されています。そのため、書くことのアイディアや記事の書き方、マガジンの運用など、さまざまなノウハウが蓄積されています。
使い方に迷ったときでも、noteの中にも外にも体験談が豊富に見つかるので、自分に合ったスタイルを見つけやすい点が魅力です。初めての人でも、先人たちの工夫を参考にしながら、自分なりの運用方法を少しずつ築いていくことができます。
noteの少々気になるところ
古くからいる人が「少ない」
noteは10年以上続いているサービスで、利用者の数も年々増えています。そして、noteのフォロー・フォロワーをたどってみると、私が知っている人もかなりいます。その中には新しいネットのサービスへの関心度が高い、いわゆる「アーリーアダプター」も多いのですが、読んでみると最後の記事が11年前、10年前という人も珍しくありません。その後も続けた人でも、最終更新が数年前や1年前だったりします。
古くからいる人の記事と、比較的新しくはじめた人の記事とでは、雰囲気に違いがあることにも気づきました。それぞれに共通する空気感があり、読み進めるうちに「なんとなくわかる」ものがあります。
noteのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」ことです。基本的には、文章をはじめとしたさまざまな創作を集める場になっています。この「雰囲気の違い」は、エコーチェンバーが起きたSNSにも似た現象に見えることがあります。
リコメンドの仕組みがいまいち自分に合っていない
行動履歴や属性データを分析した結果から、対象のユーザーに最適なコンテンツを提案する仕組み、すなわちリコメンドの仕組みは、人によって好き嫌いはありますが、新たな出会いを促す仕組みとして、一定定着していることは事実でしょう。
ただし、リコメンドで、私に似た人が好んだコンテンツと、あるコンテンツと関連性が高そうなコンテンツを選んでいることはよく分かるのですが、結果としてはいまいち自分に合っていないように見えます。
いままさにnoteから提案されたキーワードの中には、「Mastodon」(自己紹介に書いてありますしね)や「仕事」「人生」など理解できる提案もあれば、たまたま読んだ記事から拾われたと思われる「弔辞」「Threads」「叔母」「女子トーク」などもあり、「退職」「静かな退職」に至っては、いまの仕事を辞める気がまったくなければ、燃え尽きたりなどやる気を失っているわけでもないので、なぜ出てきたのかよく分かりません。
このことはnoteだけではないのかもしれませんが、リコメンドは、それをするなら私の「意志」をもう少し反映する機会がほしいとも思いました。ひょっとしたら、AIを応用してリコメンドエンジン自体に指示を与える機能もそのうちできるのかもしれませんが……
noteとのつきあい方
『あらためまして、noteをはじめます』で書いた通り、いまはnoteを「続けること」を意識しています。自分で書きやすくするために、マガジンも作っていますが、しばらくは、単純に文章を書く場所として使っていくことにして、有料記事や収益化といったnote特有の機能性を使いこなすことは、もう少し先の段階で考えます。
というのも、先に書いたnoteの少々気になるところのひとつ「古くからいる人が『少ない』」という点があるからです。私も最近になってあらためてnoteを始めましたが、noteというサービスがどのように成長してどのように評価をされてきたのか、どんな批判を受けているのかはある程度知っています。
そして、率直にいうと、これは運営側の姿勢だけの問題ではないのですが、noteというサービスには信頼感も不信感もあります。noteのミッションである「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」には共感できるのですが、そのミッションが、その通りにいまのnoteで実現されているかというと、そうとは言い切れないように思います。いまのところは、noteへの信頼感と不信感、両方を認めながら、急がず慎重に、しかし有意義にnoteを続けていきたいと考えています。

note質問箱をはじめました。この記事を読んで浮かんだ問いがあれば、ぜひお寄せください。
