かけはぎ通信講座レポ①
こんにちは、HadopelagicMaison(ヘイドペラジックメゾン)の花子です。
以前かけはぎの記事で紹介した「がくぶんのかけはぎ通信講座」を実際に受講してみます。
(以前の記事はこちら↓)
前々からかけはぎには興味があり、チャレンジしてみたいという思いから申し込んでまいりました。
良かった点も懸念点も私なりに正直に書いてみますので、受講を検討している方の参考になれば幸いです。
はじめに
まず意識しておかなければなと思うのは、かけはぎ講座はあくまで技術の一端にふれてみる程度であり、実際に現場で受け継がれてきたものとは少し違うということ。
調べている中で、とある職人さんがこの講座の方法に苦言を呈している記事を拝読しました。宣伝内容と実態がかけ離れているらしいことを感じつつ届いた教材をやってみると、言われていたことはこれか……と分野は違えど私もお直し屋として思うことがありました。
おそらくは通信講座としてこの技術を広めるにあたり、初めて触れる人にもわかりやすいよう工夫した方法なのではないかな、と。
この講座を受けただけでかけはぎについてわかった気にならないこと。
職人になろうと思うのならば、やはり業界に入って何千着、何万着とこなしていかなければ本質的なところはわからない。
技術ってそんな甘いもんじゃない。
通信講座をたった9ヶ月受けただけで職人になれるなら、世の中は職人で溢れかえっていますしね。
当たり前のことですが、改めて肝に銘じるためにここに記します。
それから、実はこの講座に対しては引っかかっていることがもうひとつ。
それはホームページや資料に何度も登場する「主婦の副業に最適!」「稼げる!」といった謳い文句。
繰り返しますが、技術ってそんな甘いもんじゃない。
広告ですから魅力を感じてもらう必要はありますし、入口は広い方が良いのでしょうけれど。気楽な仕事、のようなニュアンスが強く、同じお直し業界の者としては不安です。
お客様の、下手をしたらこの世に2着とない大切な商品を預かる仕事だということ。
その責任を無視して、やりがいや稼ぎばかりをアピールするのは危険を感じます。
就業の心構え……のような形で修了後にひと言あることを願います。
資料請求
それでは、挑戦記スタートです。
今回は資料請求から教材到着までのレポ。
まずは無料で資料請求をしたところ、一週間程度でこんな封筒が届きました。

景気のいいフルカラー印刷の専用封筒!
デザインやフォントもどことなく昭和〜平成初期っぽいレトロ感を感じます。令和にこんなものにお目にかかれるとは……驚いてちょっとテンションが上がってしまいました。
中身はかけはぎという技術についてや、受講することによるメリット紹介、受講者のその後の声などなど。
受講費は74000円、テキストの他にDVDも付くコースだと79900円。分割払い可。詳しいカリキュラム内容などの記載はありませんでしたが、9ヶ月の受講期間の間に全9回の添削を受けることとなります。
新情報としては、受講後に有料で終了証書が貰えたり、認定試験のようなものを受けると技能認定証が交付してもらえるようです。
フルカラー封筒再び
値段が値段なのでタイミングを図っていたら、約1ヶ月後に再びフルカラー封筒が。
講座受講しませんか? のお誘いですね。

あ、怪しい……。
前述の広告への不信感からバイアスがかって見ている自覚はあります……が、封筒が怪しすぎる。
バーン!と全面に印刷されている通り、先着100名限定で「特別優待会員」として受講完了後に10000円キャッシュバックが受けられるとのこと。専用の申込ハガキも入っていました。
そういえばホームページに20000円キャッシュバックキャンペーンの広告がありましたが、かけはぎ講座は対象外だったのでてっきり無いものと思っていました。
10000円は大きいのでありがたいですね。
でも、これって一通目で申し込んでいた場合は貰えなかったということなのでしょうか……?
真相は不明ですが、使えるものは使おう! ということで、とうとう腹を括って受講の申し込みをしました。
不安も残っていますが、新しいチャレンジをすることにワクワクしながら教材の到着を待ちます。
タイミングの関係か、その少し後にもうまた別デザインのフルカラー封筒が届きました。
何種類あるんでしょうか? ちょっと気になってきましたが、これ以降は申し込みが反映されたのか届くことはなくなりました。
また新情報として、要点を絞って学ぶ速習コースが新設されているようです。
今現在ホームページには記載はなく、DMからの申し込み限定の模様。
通常9ヶ月間で9回課題提出のところ、6ヶ月6回提出というスケジュール。お値段もその分お手軽な54000円。
なにかと忙しい世の中ですので、長引かせずにサクッと修了するのもひとつですね。
気になった方は資料請求ののち2ヶ月ほど待ってみてください。
教材到着
待ちに待った教材が届きました。
ヘッドルーペや針や刺繍枠などの各種道具、課題を送るための封筒類、テキストなどなど色々と入っています。
DVDは広告写真だとパッケージが6つズラっと並べられていたのでかさばるなぁ…と思っていたのですが、実際には3枚組パッケージが2つ届きました。すごく助かる。
書類にサラッと目を通していくと、無料請求の資料でも感じていましたがデザインや使用されている単語などやはり全体的にやや古く、あまり内容が時代と共にアップデートされていない印象。
「主婦やOLのサイドビジネスに」……OLは……死語かも……? この主婦も、「専業」とまでは書いていませんでしたが兼業主婦はあまり想定していないのではないかな……と思えてきます。
記載されている営業ノウハウもそっくりそのままではなく、ひと工夫入れていく必要がありそうです。
テキストはかけはぎの方法を記したメインのものの他に、布地ごとの組成を図で記し解説を入れた副読本があります。
平織りとは? 斜文織りとは? といった土台のところからしっかり解説が入っています。
織物の組織が読めないとできない仕事ですので、専門学校などを出ていない場合はこれを理解することが第一関門となります。
不明点がある場合には課題提出の際に質問用紙を同封することができるようです。
独学ですと疑問解消のハードルが高いのでありがたいですね。
ちなみに、テキストの奥付を見ると第一刷が昭和61年でした。ということは開講は約40年前。
かけはぎという技術の歴史の長さを感じました。
次回からさっそく課題に挑戦していきます。
子供時代に進研ゼミを溜めに溜めた経験があるので若干の不安も抱えていますが……今ならできる気もしているので応援よろしくお願いします。
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