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【#創作大賞2026】#9 更年期ファンタジー 聖ホルモーニア・クエスト ~お母さん、今日も転生したの?~

▶第1話から読む


こんにちは😀
異世界転生中のアザミです。


★前回までのおさらい★


正月明け並の寒さに襲われた草っ原で、氷のコウモリ(アイス🍧とバット⚾️)と戦うことになりました。


アイス🍧とバット⚾️モンスターの攻撃で、私と冷え性戦士ヒエ子は大ピンチに🤯


凍てついたピンチに、私は冷え性改善のツボ【三陰交(さんいんこう)】を思い出し、おたまの柄でグリグリ!(痛かった😭)

ウソみたいに血行が戻った私たちは、氷のコウモリを「カッコーーーーーン」と撃退できました(ヒエ子は空振りだったけどね)。


ヒエ子の「ぎょえぇぇぇぇ!」という悲鳴は、現実に戻ってnoteを書いている今も耳に残っていますが、足元はポカポカになり、


なんと!


現実世界に戻ってからも、その効果が続いていて、『遠赤外線・靴下』いらずになりました!

これはうれしい副作用(?)です。



しかし、引き続きの異世界では、氷のコウモリを倒して安堵したのも束の間。


私たちは、いつの間にか現れた「おみゃーばあさん」こと賢者ヨシエに、とんでもないことを言いつけられるのです……。


第4話の①:アザミ、初めてのおつかい(クエスト)



氷のモンスターが砕け散り、草っ原の冷気がひいていく。


そこへ、


「おみゃーさんたち、ボサッとしとる暇はにゃあよ!」



寒さが薄らいでいく霧の中から、唾液に湿った叫びと共に、賢者ヨシエが現れた。


「勇者に重戦士。ようやくふたり揃ったがね。ほんじゃあ、早速、最初の仕事だわ!」


「ちょっと待って、仕事って何よ? 私は早く家に帰って洗濯機を回したいの!」


ヨシエは、私の訴えを無視して、大きく息を吸い込む。


「ふたりで、南にある『流行の迷宮タケ・ノ・ヤマ』へ行ってちょうすっっ!」


「すっ!」と共に、ヨシエの口から大粒の唾液(の飛沫)が放たれた。


ヒエ子がすかさず盾をかざして防御する。


(やるわね、ヒエ子……!)


「おみゃーさん!!」


息をつく間もなく、ヨシエが私の腕を掴む。


「見てみゃー!」


みゃー!とヨシエは、私のパジャマの袖をめくって素肌を晒し、


「カッサカサだがね! 肌が粉吹いとるわ!」


「し、失礼ね、これでもお風呂上がりには、ちゃんと『50歳からの保湿シリーズ』のクリーム塗ってるのよ!」


『50歳からの保湿シリーズ』、ドラッグストアの定番商品だ。


聞いているのかいないのか、ヨシエがカッと目を見開く。


魔王エストロゲン・ロスの仕業だわ!」


出た! 魔王エロなんとか!


私は、ポケットのメモに手を伸ばす。


「今、この聖ホルモーニア王国は、魔王エストロゲン・ロスのせいで『潤い』がどんどん吸い取られとるんだわ!」



「……アザっち、ヨシエさんの言う通り。……この世界の川も、私たちの肌も、魔王に水分を盗まれている」


ヒエ子が、カサついた手で物干し竿(ランスだって!)を地面に突き立てた。


「……潤いがないと、防御力が落ちる。粘膜のバリアが壊れて、ちょっとした攻撃で心が折れるようになる。


……だから、あそこにある

『聖なるランチ』を食べて、内側から聖域の加護


を取り戻さなきゃいけない」


(うう、長くしゃべりすぎよ、ヒエ子……)


私はメモ帳に必死に書き殴った。


性なるランチ……=……体の内側からの乳液代わり。魔王エロ、は……乾燥肌の元凶✏️)


「アザっち!」


ヒエ子が私のメモ書きを指さし、


「字が間違ってる……!」



「へ?」


「性じゃなくて、ひじりの聖」


ヒエ子は、私のボールペンを取り、メモに訂正を書き込んだ。


「魔王エロ……じゃなくて、エストロゲン・ロス


ここで私は、ようやく正しい意味を知ることになった。そうか、『性』は『聖』だったのね……(恥ずかしっ!!)


「……それに、アザっち。そのピンク」


ヒエ子が、私のパジャマの裾に触れる。
綿100%のピンクのパジャマ。


「……その色は、かつてこの国を包んでいた『聖域エストロゲン』の防壁と同じ波長。……つまり、この世界で最も高い防御力を持つ『桃色の衣』



「はあ? これ、イトーヨーカドゥーの改装セールで買ったやつよ?」


「……本人は無自覚。……でも、その色が女性ホルモンの象徴である以上、魔王にとっては一番厄介な相手になるはず」


ヒエ子もヨシエ並みに、小難しいことを言う。意味はあとで調べるとして、今はメモメモ……。

(……ピンクのパジャマは聖域の色✏️) 



ヨシエが鼻息荒く頷く。


「ほうだわ! その『桃色の衣』を纏ったおみゃーさんなら、タケ・ノ・ヤマの呪いも跳ね返せるて! さあ、行ってきやぁ!!」


不審者丸出しの格好が、まさかの「最強の防具」扱い。


理不尽すぎて笑えてくるが、このカサカサ肌がモチモチに復活するなら……。



主婦として、見過ごせない話だ。


私はおたまを握り直し、タケ・ノ・ヤマを目指す決意を固めたのだった。




というわけで、ヨシエから初めてのクエストを言い渡されました。


【クエスト・潤いを取り戻せ】

  • 行き先:「タケ・ノ・ヤマ」

  • 目的:聖なるランチを食べる

  • ゴール:お肌モチモチ。聖なる加護を取り戻す。


忘れないよう、noteにもメモしてきた内容をまとめておきます。

そうそう、あのあとスマホで検索してみたんだけど、ピンク色って女性ホルモンを活性化させる効果があるんですって!

これ、大事なことだから、みなさんにもお伝えしておきますね。

【ピンク色の女性ホルモン効果】

  • 若返りホルモン(!)と呼ばれる『エストロゲン』の分泌を促す

  • 美肌・血行を促進させる(エストロゲン効果ね!)

  • 癒しホルモン『オキシトシン』の分泌を促し、イライラを抑える。

すごくないですか?

私、これを知ってから普段着にもピンクを取り入れるようにしました💗


改めて、女性ホルモンのエストロゲン効果ってすごいんですね。更年期になると、エストロゲンが減って更年期症状が出る。


婦人科の先生が言っていた意味が、ようやく理解できました!


そう考えると、魔王エストロゲン・ロスって悪いやつね😡


絶対やっつけなきゃだわ!😡




さて、今夜もわたしはピンクのパジャマに包まれて、眠りにつくとします。(枕カバーもピンクにしちゃったわ)😀 ミ☆


アザミ@異世界転生中
50歳パート主婦。ただいま異世界転生中😀


アザミ@異世界転生中:1日前
(今回は誰からもコメント来ないわ……😢)

アザミっ娘@大学生:1分前
ごめん、今読んだwwww

noteコメント欄

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