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【#創作大賞2026】#14 更年期ファンタジー 聖ホルモーニア・クエスト ~お母さん、今日も転生したの?~

第1話から読む


こんにちは😀
異世界転生中のアザミです。


★前回までのおさらい★


おしゃれカフェメニューから出てきた、『老眼・イカ🦑』の老眼攻撃、


  • 料理の名前がキラキラすぎて、意味がわからない💢

  • メニュー自体の文字が小さくて、文字がかすむ💢


これに(日頃の)イライラが爆発してしまい、


私のおたま攻撃が、カッコンカッコンと炸裂!

食堂の厨房パート歴10年の成せる技で、
キラキラ系メニューを打ち砕いていきました👊


『老眼・イカ🦑』を倒したあとの、視界のクリアなこと✨️


シンプルになったメニューから、私が注文したのは、


『今日の日替わり、一番早いやつ』


さて、私たちは無事、聖なるランチにたどり着けたのでしょうか?


今回は、聖なるランチの正解とその効果が明らかになっちゃいます☆


第4話の⑥:アザミ、聖なるランチを実食する


骸骨の店員が、ガタガタと骨の音を立てながら、お盆を運んできた。


真っ白でキラキラしたテラス席に、それはあまりにも不釣り合いな重厚感でドン、テーブルに置かれる。


「来たわね、今日の日替わり、一番早いやつ


お盆に並んでいたのは、色とりどりのカフェご飯……ではなかった。


炊きたてでツヤツヤの玄米に、

お椀から溢れんばかりの具沢山な【きのこ汁】。

小皿にはシャキシャキの【生野菜】。

そしてメインは、炭火でじっくり焼かれた、これでもかと脂の乗った最高の【焼き魚】。



間違いない。


さっき私が、おたまのフルスイングで「カタカナ」をひっぺがして、素材へと単純化させたあのラインナップだ。



おしゃれなエッグベネディクトを期待していた(のか?)ヒエ子とホテリもが、唖然とした表情でホカホカの料理たちを見つめている。


「どう? これが聖なるランチの正解かわから……」


「いただきます」

「いただきますわ!」


ガツガツガツッ



ヒエ子とホテリが、私を無視して、目の前の定食にかぶりつく。


(そ、そんなにお腹空いてたの?!)



「……アザっち。……これ、すごい。……食材の一つ一つから、聖域の波動(ミネラル)を感じる。……ガツガツガツ」


ヒエ子が冷え性とは思えないほどの素早い箸さばきで、焼き魚を食べ尽くしていく。


「あああ……! 美味しい……! 宇宙の恵みが、私の食道を浄化していくわ!!」


ホテリが熱々のきのこ汁を、ごくごくと飲み干した。


ホテリのホットフラッシュが、心地よい【美肌スチーム】となって周囲を包み始める。


私も一口、きのこ汁をすすり、焼き魚を口に運んだ。


その瞬間、全身の細胞がジワァァァ……と、歓喜の声を上げる!


美味しい!



信じられないくらい、身体に染み渡る。


現実世界では、家族の残り物や、パート先の冷めた賄いで適当に済ませてしまう昼食。


自分のために、こんなに「ちゃんとした」ものを食べたのは、一体いつ以来だろうか。



私は、食事で身体が内側から温まっていくのを感じた。


じんわりと滲む汗に、パジャマの袖をまくり上げると、


「……あ、アザっちの肌が……」


ヒエ子が声を漏らした。


見れば、ヨシエに「粉吹いとるが!」と馬鹿にされた私のカサカサな腕が、


今はまるで、

お風呂上がりに高級クリームをたっぷり塗った直後のように、しっとりと発光


していた。


(そんな高級クリーム塗ったことないけどね😭)


「魔王エストロゲン・ロスに奪われていた、潤いが戻ってきたんですわ! ワタクシのチャクラが開いていくのを感じる……!」


ホテリがあらぬ方向を向いて、何かと交信を始める。


「……アザっちの聖なるバリア、桃色の衣(パジャマ)の繊維まで、水分で整っていく。アザっち……防御力、爆上がり」


ヒエっちの解説通り、


繰り返しの洗濯で色あせていたピンクのパジャマまでもが、心なしか新品のようなツヤを取り戻していた。


(これが、聖なるランチの効果……!)


聖なるランチ(日替わり定食)一粒残らず平らげたとき、私たちの体はこれまでにない軽さと、しっとりした安心感に包まれていた 。


「ふぅ」


食後のコーヒー(カップがおしゃれだったわ☕)をすすり、大満足の溜息をつく。



「これで聖なるランチクエストは、無事成功ってことね!」


そう確信して、私たちが席を立とうとした、まさにその時。



バリバリバキバキッ!!!




静かなテラス席に、突然の破壊音が轟いた。


というわけで、聖なるランチで『潤い』を奪還することに成功しました!


カサカサだったお肌がツヤツヤになり、なんだか10歳くらい若返った気分です(自称)。



おたまのフルスイングのおかげで、まさか異世界で理想の「日替わり定食」に出会えるとは思いませんでした。


しかし、大満足で帰ろうとした私たちの前に、まさかの「乱入者」が……。


アレです、アレ。


また、アレが現れました(ため息)。


続きはまた次回ということで、今日は若返ったお肌をさすりながら、眠りにつきたいと思います。😀 ミ☆


アザミっ娘@大学生:51分前
お母さん、肌さすったら
摩擦で荒れるからwww
もう乾燥しないようにサランラップで包んでおいたら?w

赤いきつね:33分前
アザミさん、こんばんは。
大活躍だったんですね。
素晴らしい!
若返ったアザミさん、ぜひ拝見したいものです。

アザミ@異世界転生中:16分前
赤いきつねさん、こんばんは!
コメントありがとうございます😀
モチモチになった私の肌、
赤いきつねさんにも見せたいくらいです😉

アザミっ娘@大学生:2分前
ちょwwwww
ロマンスの始まり?wwww

noteコメント欄

#更年期 #異世界転生 #聖なるランチ #おたまの因果応報 #中から潤う #ピンクのパジャマ #魔王エストロゲン・ロス #次はまさかの展開

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