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【#創作大賞2026】#11 更年期ファンタジー 聖ホルモーニア・クエスト ~お母さん、今日も転生したの?~

第1話から読む


こんにちは😀
異世界転生中のアザミです。


★前回までのおさらい★

転生している(この表現で合ってるかしら?)異世界が、


なんと!
なんと!


実は私が住んでいる日進市の、もうひとつの世界だということが判明しました。


そんなことってあるんですね。


私が毎度転生しているのは、聖ホルモーニア王国ニッシー・シ(日進市)で、魔王エストロゲン・ロスはニッシー・シに居座っているんですって!


女性ホルモンとか、
ピンクとか、
魔王とか、
ニッシー・シとか。


私の頭はだいぶ混乱気味です💦

(パートと異世界転生で忙しくて、ゆっくりメモをおさらいする時間もないのよ~😡)


ともかく、

私とヒエ子は、移動要塞クル・リン(くるりんばす)に乗って、ミドルの聖域、カ・グヤーマ(香具山)から、流行の迷宮タケ・ノ・ヤマ(竹の山)へ。


移動要塞(バス)が到着したタケ・ノ・ヤマは、現実の竹の山と同じようなオシャレな感じで、


バス停(移動要塞停留所っていうのかしら?)の向かいには、キラキラしたテラス席のカフェがありました。


そこで私を待ち構えていたのは……


なんと、新しい仲間でした😀!!




第4話の③:アザミ、ホットフラッシュな燃える女に出会う



「……アザっち、見て。……あそこ、異常な熱気。……誰かが自爆してる」


ヒエ子が、冷え性と乾燥でカサついた手で、丘の上のカフェを指さした。



タケ・ノ・ヤマの入り口付近、おしゃれなパラソルが並ぶテラスで、一人の女性が凄まじい熱気を放ちながら、派手な扇子を狂ったように振り回している。



「熱い……! 宇宙のエネルギーが……私の第3チャクラが全開だわ!! これが浄化の炎よ!!」


その女性は、私と同じくらいの年齢だろうか。

紫色のドレスをまとい、顔を真っ赤にして叫んでいる。


その周囲だけ空気が、ゆらゆらと陽炎のように揺れ、近くにある「本日のテラスランチ」の看板が今にも焦げ付きそうだ。


「……ホテリ。……現実では香久山(かぐやま)の人気占い師だけど、こっちでは自爆系魔道士。……近づくと、パジャマが溶ける」


ヒエ子が私の背後に隠れながら、ボソッと解説してくれた。


ホテリ?



聞き覚えのある名前に、私は脳内の記憶を探る。


ホテリ、ホテリ……(検索中)……。


「……アザっち、占いサロン『銀河の囁き』が、ホテリのお店……」



『銀河の囁き』

💡💡



「思い出したわ! 毎月配られる『広報にっしん』の広告ページに、いっつも載ってるお店!」

『銀河の囁き』の広告よ。


『解決できない悩みは、ブラックホールへ。光の道標を、あなたに』



とかいう、日進市の穏やかな暮らしには、まったく似つかわしくない怪しいキャッチコピー。


誰が行くのかしら、そもそもブラックホールってどこよ、なんて思いながらゴミ箱に捨ててたけど、


まさか、あの広告の代表者が、この異世界にいるだなんて!


ホテリが、熱気の渦で扇を振り回しながら、身悶えしている。


「ホ、ホテリさん!? しっかりして、今おたまで仰いであげるわ!」


私が駆け寄ろうとすると、ホテリが朦朧とした目でこちらを凝視した。

「あなたは……伝説の勇者アザミさん?」


ヒエ子もそうだったが、なぜホテリも私を知っているのか。(私、異世界では有名人?)


「アザミさん、助けて! 今、ワタクシ、体感温度が50度を超えてるの……! アイス……誰かアイスコーヒーを持ってきて……!」


「……ホテっちは、ホットフラッシュで苦しんでいる……」



ホテっち。


ヒエ子が私のポケットを指さす。

メモね。メモしろってことね。


「ホテっちの、ホットフラッシュ……この世界では、物理的な熱波になる……」


(……ホテリの「ほてり」、熱波……✏️)


「ホテリの熱波、兵器レベルに高温。危険……」



冷え性すぎて足先が凍りつくほどのヒエ子に、高温スチームのホテリ。


💡💡


更年期特有の「冷え」と「のぼせ」の両極端に挟まれ、私はナイスアイデアを思いつく。


「ねえ、アンタたち、くっついてればちょうどいいんじゃないの?」


ヒエ子とホテリが「!!」と顔を見合わせる。


ガシャン、ガシャン(ヒエ子)……ジュウゥゥ(ホテリ)。


「涼しい……!」
「温かい……!」


抱き合ったふたりから、大量の蒸気が発せられる。

(私は何を見せられているのかしら…)


「アザっち、天才……これでホテっちも動ける……!」


ヒエ子とホテリは頷き合いながら、肩を組み、


「アザミさん、聖なるランチのお店に行きましょう! 場所なら、ワタクシの宇宙が導いてくれますわ!」

こうして、新たにホットフラッシュのホテリを仲間に加え、私たちは、温度差の激しい奇妙な足取りで、タケ・ノ・ヤマの奥深くへと足を踏み入れたのだった。



というわけで、新しいメンバーが仲間に加わりました。


ヒエ子さんの冷えと、ホテリさんの熱気……。


隣にいるだけで、サウナと水風呂に交互に入っているような気分です。


これが巷で言う「整う」というやつなのでしょうか?(たぶん、絶対違いますね)



さて、

次回は、聖なるランチカフェでの激闘編です!

(ただランチを食べるだけだと思ったら、そうは行かなかったんです😭)


なかなかの一悶着があったので、次回を楽しみにしていてくださいね!


それでは、今日はこのへんで。


(パート先で、揚げたてのコロッケの熱気に耐えながら、ホテリさんのことを思い出しました)😀 ミ☆


アザミ@異世界転生中
50歳パート主婦。ただいま異世界転生中😀


アザミっ娘@大学生:54分前
『銀河の囁き』知ってる!
わたしの友だちにホテリさんの信者いるwww
お母さんの仲間とか、ウケるwwww
友だちに自慢しよ!

赤いきつね:38分前
アザミさん、こんにちは。
『銀河の囁き』
魅惑的な言葉ですね。
わたしの転生先である宇宙に
何か関係があるのでしょうか?
……フッ
いや、そんなわけありませんね。
失礼しました。

アザミ@異世界転生中:11分前
赤いきつねさん、
今日もコメントありがとうございます。
赤いきつねさんからコメントもらえると、なんだかホッとします😀

あ、今日はパート先でのランチメニューは、
コロッケでした😀

アザミっ娘@大学生:3分前
全然噛み合ってなくて、ウケるwwwww

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#更年期 #異世界転生 #ホットフラッシュ #魔王エストロゲン・ロス #第3チャクラ全開 #温度差パーティ


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